健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信
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2021年もコロナに翻弄された1年になった。日本では東京の場合、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の繰り返しが続き、中国では厳しい感染防止措置下にも拘わらず地域的感染が発生している。2022年こそは全世界のコロナが収束する一年になればと願う。今号では2021年の中国保健食品市場を振り返り、2022年の市場動向を展望したい。2021年の中国の市場環境を振り返ると、地域的に、また一時的に展示会のキャンセルや延期などはあったものの、全国範囲の移動制限やイベントの人数制限などはあまり見られず、海外との物や人の流動には大きな影響があったが、国内の主な企業活動には大きな影響がなかったと思われる。保健食品市場は、政府の保健食品原料目録の拡充や保健食品の届出の規制緩和などにより、プラス要素が増加し、ポストコロナ時代に向けた企業の動きも活発化している雰囲気である。
▼中国でNMNの保健食品目録収録が議論に
国家市場監督管理総局の結論は「時期尚早」
▼中国保健食品市場6大トピックス
１． 機能性商材の保健食品届出が可能に
「 コエンザイムQ10等届出制健食品原料の剤形および技術要求」施行
２． 2020年版「保健食品目録（栄養素補充剤）」を公布・施行
３．「 伝統上食材でありながら生薬である物質目録管理規定」を公布
４． 中国に食品を輸出する製造企業、2022年から中国政府への事前登録が必要に
５． EC取引監督管理法を改正、5月1日より施行
６． ライブコマース管理法を施行 越境ライブコマースは対象外
保健食品届件数は3,088件に 原料目録の拡大と届出の地域制限の廃止が追い風 ・・・ジャーナリスト 林 宇
保健品・化粧品に関する知財保護 ～営業秘密
・・・北京魏啓学法律事務所 中国弁護士 王 洪亮
諸刃の刃？ 有名人による発信の話
・・・上海廉星信息科技有限公司 董事長総経理 山盛 謙吾
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