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月刊H&Bリテイル

2021年11月号

薬学部増加で問われる薬剤師の存在意義

順天堂など医療系大学が新設に名乗り

順天堂大学が2024年4月をめどに薬学部を開設することを表明した。昨年・今年と医療系大学の薬学部新設が相次いており、なおも複数の大学が名乗りを上げているという。少子化で薬学部の定員割れが起きる中、また薬局数の適正化が議論される中で、この現象は何を意味するのか。向こう10年も増え続けるであろう薬剤師の存在意義と、その活用方法が問われている。

(以下本文に続く)

主な内容
■社説

接客は小売業の最後の砦

■注目施策

●マツキヨココカラが統合第1弾PBを発表
敏感肌用スキンケア「レシピオ」
松本専務「当社の思いを商品に込めた」

■インタビュー

●日本DIY・ホームセンター協会 稲葉敏幸会長
「楽しみに来店くださることがHCの存在価値」

 自らの手で快適な生活空間を創造するDIY(Do It Yourself)関連用品を総合的に取り扱うホームセンタービジネスが、1972年に誕生してから49年が経過した。当初、28店舗、総年商110億円だった市場は、国民の快適生活ニーズに寄与し、今や4,800店、4兆円に成長している。近年では日曜大工用品や園芸・ペット用品などDIY用品だけでなく、医薬品や化粧品、健康食品、介護用品といったヘルスケアの波が押し寄せるホームセンターとDIY・ホームセンター業界。これからどのように、国民の期待に応えていくのだろうか。「お客さんが楽しみに来店してくださることに、ホームセンターの存在価値がある」と語る一般社団法人日本DIY・ホームセンター協会の稲葉敏幸会長に現状やこれからを聞いた。

■インタビュー

●太田胃散 太田淳之 新代表取締役社長
「『既存領域』に囚われない事業展開へチャレンジ」

2年前に創業140周年を迎え、同150周年の節目に向かう株式会社太田胃散。同社は10月1日付で、代表取締役社長を務めていた太田美明氏が代表取締役会長となり、代表取締役副社長だった太田淳之氏が代表取締役社長に就任するトップ人事を発表した。これまで何度か「月刊H&Bリテイル」にも登場いただいている太田新社長だが、オールジャパンドラッグ(AJD)の研究会などを通じて、親睦を深めてきたドラッグストア企業の若手経営者たちは「もちろん太田新社長に期待している」と話す。このようにドラッグストア業界から注目されている太田新社長にインタビューを依頼し、社長就任への思いと、どのようなビジョン・姿勢で太田胃散という企業の舵を取っていくのか語ってもらった。

■特集:日本ヘルスケア協会(JAHI)

●ヘルスケア対談:ZERO-ONE・松葉開CEO×JAHI・今西信幸会長

「運動貴店にトータルヘルスケア展開」

 長期にわたる外出等の自粛によって「コロナフレイル」という新たなリスクが生まれている。通勤が適度な運動になっていたオフィスワーカーにとっても、在宅・テレワークで、フレイルリスクが知らぬ間に高まっているかもしれない。筑波大学発ベンチャー企業、ZERO-ONEの松葉開CEOは「テレワークで二極化し、大半は運動の機会が少なくなっている」とし、オンライン動画コンテンツ「ゼロワン健康宅配便」で健康支援に乗り出した。健康は「脳と心と体」の三位一体が大事だとする、日本ヘルスケア協会の今西信幸会長と、運動からトータルヘルスケアへのアプローチについて語り合っていただいた。

■連載:クローズアップ在宅医療・介護(16)

●ゲスト:公益社団法人日本医師会・治験促進センター 若井修治さん
「治験は利用の選択肢を広げる可能性がある」


 新型コロナウイルスの流行、そしてワクチン接種。ほんの少し前だが、ニュースや新聞で「治験」という言葉をよく見聞きするようになった。治験の情報不足もあることから、単純に「怖いもの」と意識している一般生活者もいるが、我々が日々利用している医療や医薬は、治験がなければ正常な運用は不可能と言っても決して言い過ぎではない。治験に対する一方的なネガティブなイメージだけではなく、どのような役割があるのか、そして生まれるメリットは何かを国民一人一人が考え、理解を示していくことが未来の医療・医薬の発展に直結する。これは当然、この企画のテーマである「在宅医療・介護」という切り口でも不変だ。今回、小原道子さん(帝京大学薬学部教授)の対談ゲストに、公益社団法人日本医師会・治験促進センターの若井修治さんを迎え、治験の社会的意義や薬剤師がどのように関わり合っていくべきかをお話いただいた。

■店舗レポート:ウエルシアイオンタウン幕張西店

●進むウエルシアHDの新業態づくり
「ショッピングモール『ウエルネスタウン』に無菌調剤室も導入した調剤併設型店をオープンし地域住民のヘルスケアニーズに対応」

 ウエルシアホールディングスが、イオンタウン運営のショッピングモール「ウエルネスタウン」の核として、調剤併設型DgS「ウエルシアイオンタウン幕張西店」をオープンし、買い物の楽しさと健康・医療・快適生活へのサポートが始まった。地域住民のヘルスケアニーズに対応するだけでなく、HIT(家庭における輸液療法)処方箋を応需する無菌調剤室も設置し在宅医療のも取り組み、調剤部門では、最新のロボットや薬受け取りロッカーを導入し、モールに入居するクリニック、地域の医療機関などから発行される処方箋を応需する。「地域住民に食を通じた健康づくりを提案するため、管理栄養士が常駐し食生活指導とメニュー提案を行い、食材は近隣市場から新鮮な農産・畜産など生鮮食品の直送を可能にしました」(ウエルシアHD・マツモト忠久社長)。DgS市場8兆円の7割、5兆6,000億円を占有する上位10社の激戦が繰り広げられるなか、ウエルネスタウンと融合し新しい路線を走り始めたウエルシア。2022年2月には、年商1兆円企業への躍進が確実視されているだけに、その動向に厚い視線が注がれている。

■特集:DgSの「食と健康」を考える~糖質ケア編~

◇ニーズ高まる「糖質ケア」
〝食〟通じ前向きなメッセージを

●ウエルシア薬局 常務取締役商品本部長・畑和彦氏インタビュー
「健康機能・おいしさ・価格のバランスが重要」

●SOOデータから読み解く(7)コロナ禍でのシリアル売上動向
「糖質オフ商品、好調に推移!どこまで伸長できるか」

●はくばく「もち麦パスタ」
――健康×おいしい×簡単調理」で麦食の魅力を深耕――

●日本ケロッグ「糖質オフ グラノラ」
――糖質オフもおいしさも諦めない
シリアル本来が持つ価値を提供――

●大塚製薬「SOY JOY」シリーズ
――健康間食・体型管理ニーズに応える
大塚製薬「SOY JOY」シリーズ
DgSで女性の購入者が増加――

●江崎グリコ「SUNAO」
――リゾット加え日々の食事をサポート
創業の理念を今に伝えるブランドへ――

●シリーズサラヤ(35)
――「低糖質スイートアーモンド」新発売
〝健康食〟志向で市場拡大続く
ナッツ売場の新たなけん引役へ――

●日本リコス「ステビアヘルス」
――料理に合わせ選択できる天然甘味料で
〝食の楽しみから健康〟を実現――

●森下仁丹「プレバランス」
――OTC啓発催事で熱視線を浴びる「プレバランス――

■特集:プラズマ乳酸菌

●キリンビバレッジ「キリン 午後の紅茶 ミルクティープラス」「キリン 生茶 ライフプラス 免疫アシスト」
――「はじめよう、健康新習慣!」掲げ
拡大する「免疫ケア」市場――

●店頭レポート
「ウエルシア川口朝日5丁目店」
――「最初の一本はウエルシアで」
「免疫ケア」継続に思い込めた展開――

「スギドラッグ江戸川瑞江店」
――「免疫ケア」を通年展開中
仕入数増やしニーズに応える――

●カンロ「ピュレグミ iMUSE(イミューズ) プラズマ乳酸菌」
――吸収しやすいグミで「免疫ケア」
糖×機能で店頭訴求点拡大中――

●森永製菓「inのど飴〈りんご味〉」「免疫ケア プラズマ乳酸菌 チョコレート」「免疫ケア プラズマ乳酸菌ココア」
――食を通じウェルネスを提供――

■データを知る:機能性表示食品最新動向

●機能性表示食品売上ランキング
「『日常的な運動×体脂肪ケア』も響き
『VAAM』ブランド伸長」

■連載

●サプリメントの可能性(2)
「食物繊維が『オプジーボ』の効果を高める⁉イヌリンのサプリメントに米国が研究予算」
      ーー当社主幹・木村忠明

●10兆円産業に挑むドラッグストア今昔物語 (40)
「〝分業元年〟を1日たりとも忘れずに挑戦し続けてきた」
――創業47年の今、経営の柱となった処方箋調剤ビジネスを語る「クスリのサンロード」代表取締役社長の樋口俊英さん⑤――
         ――流通ジャーナリスト・山本武道

●ドラッグストアのヘルスケア戦略(54)
「グリーンクレイがスキンケア製品として人気」

●YOKOTA's EYE
「医療用医薬品、OTC医薬品、健康食品――薬機法にみる『広告3要件』とは何か」
      ―――日本リテイル研究所・横田敏

■インタビュー

●日本生活習慣病予防協会 名誉会長・池田義雄氏(医学博士)
「コロナ禍の生活習慣病予防
糖尿病患者の重症化予防に配慮」

■インタビュー

●循環器専門医 立川病院顧問 三田村秀雄医師
「『寝たきり』を防ぐための『血圧管理』を説く」

■注目施策

●日機装
「感染対策トータルソリューション提案
医療機器メーカーによるヘルスケア事業の社会的意義」

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