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本紙調査・令和2年素材別末端市場規模ランキング
本紙編集部が毎年秋に行っている独自調査「素材別末端市場規模ランキング」(令和2年1月~12月・販売額)が明らかになった。昨年コロナ真っ只中の市場変動において最も安定的に拡大したのは「乳酸菌・ビフィズス菌」で6470億円という過去最大の市場規模となった。サプリメントだけでなく、加工食品・飲料など消費者の免疫やコロナ予防への高い関心を背景に対前年6290億円から大きく伸びた。それ以上に際立った伸びを示したのが「たんぱく(プロテイン)」関連商材で乳由来が480億円(対前年80億円増)、大豆由来も大きく伸びて180億円(同90億円増)とランクインした。若年層から高齢者まで体力作りや栄養補助を目的により幅広い世代から受け入れられるようになり、商品アイテムも増加。特に大豆由来への需要が高い。このほか、エンドウ豆由来など第3分野の市場が注目されつつあり、全体で700億円市場形成も近いと予測した。このほか関節や美容で人気のプロテオグリカンや免疫・活力の高麗人参、肥満対応のキトサンなどコロナ禍を背景に需要が高まった。その一方でコロナ禍によってMLM・宣講販の不調の影響で、市場が縮小傾向となってしまった商材も数多い。ルテイン、核酸、ノニなどである。さらに飲食店でアルコール類を飲む機会が減ったことにより肝機能・二日酔い向けで定番のウコン商材の売れ行きも思わしくなく縮小した。今回ランクインしなかったが黒ショウガは肥満・運動機能で市場が急拡大している(※関連のヒット商品に複合素材配合品があるが、他素材市場に組み込んだものもある)。
▼「5-ALA」製品新発売/DHC
▼経営体制強化へ新社長に松永氏/AFC-HD
▼第3四半期の通販売上98億円/カゴメ
朝日新聞の「ビタミンC 軽視記事」を検証
▼「指定成分等含有食品制度」施行後の今
▼コロナ禍で増える口腔ケア需要
▼「創業90周年」岩瀬コスファ・岩瀬由典社長
▼「製品・原料の管理書式作成」 CRN-J 常任理事 原英郎氏
▼広告問題:消費者庁・東京都公式Q&Aを解説
▼ニューマーケット創造に挑む
健康食品の広告・販売規制事例の分析と研究
▼妊活サポート
▼ダイエット
▼機能性表示 届出サポート企業
▼穀物のチカラ
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