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NZ産プロポリス含有成分が抗コロナ作用示唆

国立研究開発法人産業技術研究所は、インド工科大学デリー校(IITD)との共同研究でニュージーランド産プロポリスに含まれる成分のコーヒー酸フェネチルエステル(CAPE)が新型コロナウイルス(COVID‐19)を抑制する可能性を見出し、このほどその研究論文が「ジャーナルオブバイオモレキュラーストラクチャー&ダイナミクス」にアクセプトされた。

COVID-19をはじめとしたウイルスはメインプロテアーゼの働きによって増殖するが、同研究では、ニュージーランド産プロポリスに含まれるCAPEがメインプロテアーゼ酵素の活性を阻害し、増殖を抑制する可能性を発見。「新型コロナウイルス感染症に対し、いくつかの治療または予防的価値を提供する可能性がある」として、今後検討を深めていくとした。

シクロケム(東京都中央区)は、NZ産プロポリスに含まれているCAPEをプロポリス10g当たり30mg以上で規格化した独自原料「NZCAPE30」を、γ‐シクロデキストリン(γ‐CD)で包接し、CAPEの安定性を飛躍的に向上させることに成功。「CAPE-γ‐CD包接体」の機能性については今回の研究のほか、産総研との共同研究で抗がん作用を論文化。さらに、神経細胞の分化誘導を介した脳機能改善作用についても論文投稿した。

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