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花椒オイルの抗う蝕作用で特許出願/オリザ油化

オリザ油化(愛知県一宮市)は、昨年上市した口腔ケア向け素材「花椒オイル」について、新たに虫歯菌の増殖を抑制する抗う蝕作用を見出し、このほど特許を出願した。

「花椒オイル」は、果皮に含まれるヒドロキシα サンショオールが唾液腺の受容体に作用し、唾液の分泌を促進することがヒト臨床試験で確認されているが、今回の研究では口腔細菌の視点から抗う蝕効果を検討した。

う蝕の予防には、①ミュータンス菌(虫歯菌)を殺菌すること、②虫歯菌によって産生されプラーク(歯垢)を作り出す酵素・グルコシルトランスフェラーゼを阻害すること、の2つの方法が知られている。

そこで、同社ではインビトロの試験で花椒オイルの抗虫歯菌作用について検討したところ、ほぼ濃度依存的に虫歯菌の増殖抑制効果があることが確認された。この結果から、口腔内においても虫歯菌の増殖抑制効果が期待できると考えられる。

同社では、唾液分泌促進を介したドライマウス改善作用と虫歯菌の増殖抑制を介した抗う蝕作用の2つのアプローチで口腔ケアを訴求する素材として、キャンディ、チューインガム、グミ、可食フィルム、チュアブルタイプの錠菓、歯磨き粉、マウスウォッシュなどへの処方提案を進めていく方針だ。

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