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機能性表示食品のバナナがドラッグストアで拡大している。
スミフルジャパンによる「朝のしあわせバナナ」が「機能性表示食品売上会ランキング」(弊紙掲載)で初登場で5位にランクインしており、これまでミカンやモヤシなど生鮮食品の機能性表示食品があったものの、同ランキング上位には食い込んでいなかったため、ある意味では機能性表示食品バナナが快挙を成し遂げたと位置付けてもいいだろう。
機能性表示バナナがドラッグストアで伸長している理由としては、他の生鮮食品と比べると鮮度管理がしやすく、回転率も高いことが挙げられる。その上、このコロナ禍における感染リスクを低減させるために、消費者のワンストップショッピングへのニーズが高まったことも大きい。
ランキング5位となった「朝のしあわせバナナ」の機能性関与成分はGABA。「血圧が高めの方」にと表示されており、生活習慣が乱れがちな“巣ごもり”に響く機能性表示となっている。さらにGABAは生活様式の変化によって生まれる「ストレス」「疲労」「睡眠」などのヘルスケアニーズに幅広く対応できる成分として認識されているのも強みと言えよう。