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ラティーナ(東京都大田区)は、黒マカ、ガラナ、スーマ、ムイラプアマのエキス末をプレミックスした原料「南米パワー4(フォー)」の供給を今春より開始する。
強壮向け素材としてのイメージが強い黒マカをはじめ、認知度の高い4素材をミックスすることで訴求を強化しており、錠剤、カプセル、飲料などさまざまな剤形に対応できる点も強みだ。
すでに年明けからサンプルワークを開始。顧客からはイメージの良さと使いやすさが好評を得ているという。
このほか、マカ関連ではベンジルグルコシノレートを規格した「マカエキス末BG1.2」、有機JASマカ乾燥粉末、黒マカエキス末などをラインアップしている。
「BG1.2」は、40~58才の女性41人を対象とした臨床試験で更年期障害による諸症状の改善作用および血中エストロゲン濃度の上昇作用を確認。こうしたエビデンスを生かし、男性の滋養強壮向けだけでなく、女性の更年期対策や妊活といった分野への提案も強化している。
また、ベンジルグルコシノレートには脂質代謝の改善および運動パフォーマンスの向上作用が報告されていること、マカにはBCAA、アルギニン、グルタミン酸などのアミノ酸が豊富に含まれることなどから、スポーツニュートリションや高齢者のフレイル対策など、さまざまなシーンへの応用が期待される。