健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信

ARCHIVE
記事

口腔ケア製品に最適の「B-MoG技術」/備前化成

備前化成(岡山県赤磐市、℡086・995・3311)は、口腔内に機能性成分を長く滞留させる顆粒化技術「B‐MoG」を開発した。同社の供給する「L8020乳酸菌」など口腔ケア素材を配合したOEMの提案を積極的に進めている。

 

粘膜の保護や潤滑、口内細菌を洗い流す自浄作用など、重要な役割を持つ唾液。人体にとって有益な唾液であるが、機能性成分をできるだけ長く口内にとどまらせたい口腔ケア製品などにとっては、1日1~1・5リットルと言われるその分泌量の多さが課題でもあった。

その課題を解決するのがB‐MoGである。B‐MoG顆粒は、コーティング剤で保護された機能性成分と、粘膜との親和性を有する高分子基剤を賦形剤で顆粒にしており、口腔内に入ると唾液が浸潤して賦形剤が溶け高分子基剤を放出、粘膜に付着する。さらに唾液の浸潤が進むとコーティング剤で保護された食品成分がゆっくりと溶け出す。つまり、粘膜と高い親和性を持つ高分子基材によって顆粒が粘膜上部の唾液層にとけ、その粘性で成分が流れにくくなる仕組みだ。

 

研究では、口腔内の一般製剤は5~8分後に成分が消失した一方、B‐MoGでは消失まで30~35分の時間がかかることが分かった。担当者は「これは一例であり、さらに消失時間を延長することも可能だと考えています」と話す。

また、口臭抑制向けのポリフェノール素材や歯周病菌抑制が期待される乳酸菌などさまざまな素材がB‐MoGで顆粒化できることも分かっていて、「素材の持つ機能を最大限ひきだすことができる」という。

B‐MoG顆粒は100ミクロンオーダーであり、さらに微粒子化や押出造粒、そのままでも使用可能。チュアブルやグミ、ガム、菓子、シリアルなどへも配合できる。

 

同社では、歯周病菌や虫歯菌など複数の有害菌を死滅させる機能を持つオリジナル乳酸菌素材「L8020乳酸菌SD末」も取り扱う。死菌体のためあらゆる剤形に対応できる点も好まれている人気の素材で、もちろんB‐MoG化にも対応している。

一覧に戻る