健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信

ARCHIVE
記事

中国プロバイオティクス市場は約5200億円

ニュートラ イングレディエンツが、中国では生活水準向上に伴い健康への関心が高まり、善玉菌で腸内環境を整えるプロバイオティクスの考え方が浸透、市場拡大を続けていると報じている。

2017年の中国におけるプロバイオティクス市場は約300億元(約5200億円)となっており、それ以降の5年間は毎年15%以上の成長が続くと予測。日本からはヤクルトが市場に参入しており、広州珠江美楽多飲品会社(美楽多)と乳酸菌市場を二分している。

中薬有効成分はプロバイオティクスとして有望とされており、腸内細菌叢の代謝により、生体小分子を形成し、新たな活性成分を産出、活性成分の薬理作用をより増強し腸内での吸収を高める。

サイエンスポータルチャイナによれば、中国と米国の研究機関は現在、EFB(有益微生物発酵菌集落)プロバイオティクス中薬製品を共同で開発・普及する協力合意を達成中とのことで、プロバイオティクスと中薬の強みを結びつけ、壮大な事業戦略を構築している模様だ。

中国の特色に合ったプロバイオティクス中薬製品の掘り起こしは、当地の事業開発イノベーション政策に合致しており、世界的視野でプロバイオティクスを通じた中薬有効成分の代謝産品の研究開発が期待されている。

また、中国のプロバイオティクス事業には課題があるとは言え、中薬有効成分代謝研究は今後急速に発展すると考えられる。今後中国でのプロバイオティクス事業は、中薬を軸に促進、世界のアカデミアとのグローバル展開も積極的に行われているので、今後の行方に注目すべき分野だと言える。

一覧に戻る