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ライスベリーパウダーのアディポネクチンの増加作用を確認/ミネター

ミネター(東京都足立区)は、タイ原産のスーパーフード「ライスベリーパウダー」の機能性について順天堂大学大学院漢方先端臨床医学と共同でヒト試験を実施し、「長寿ホルモン」と言われ近年注目されているアディポネクチンの増加作用を確認した。

同研究では、健康な30~50代の女性6人に同素材5gを1日2回、4週間摂取させ、血清中のアディポネクチンを測定したところ、ほぼすべての被験者でアディポネクチンの増加がみられ、摂取終了4週間後には低下することが確認された。なお、ライスベリーを単回摂取した場合でも、1時間後には血清中アディポネクチンの増加が認められている。

血糖値については、正常値領域の被験者では4週間の摂取で顕著な変動はなかったが、血糖値の高い被験者では低下がみられ、低い被験者では増加したため、ライスベリーの摂取による血糖値の調整作用も示唆された。

このほか、同試験ではライスベリーの摂取による酸化ストレス抑制、自律神経の調整、怒り・混乱・抑うつ・疲労・緊張といったネガティブな気分状態の抑制、活気・友好といったポジティブな気分状態の増加、便秘傾向の被験者の排便回数増加などがみられた。

ライスベリーの機能性については、700人規模の臨床試験で糖尿病への有効性が確認されているほか、ミトコンドリアの活性化などの機能性が報告されているが、今回の研究によってライスベリーの摂取がアディポネクチンを増加させ、抗メタボリックシンドローム作用を発揮するだけでなく、脳機能改善や抗ストレス作用についても示唆される結果となった。

アディポネクチンには抗うつ・抗アルツハイマーなどの働きも期待されるため、超高齢社会における老化の予防を大きなテーマと掲げ、大規模臨床試験の実施を含め今後さらなるエビデンスの取得を目指していく考えだ。

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