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シックスセンスラボ(福岡市中央区)は、主力製品である「いのちのユーグレナ」の6月度の売り上げについて、20~30代女性の新規購入が今年2月と比べて3.7倍に拡大したことを明らかにした。
従来、同品は40代以上の中高年女性が売り上げの中心であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で若年層でも健康への意識が高まったことが背景にあると見ている。
これを受け、同社では20~39才の女性681人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施。
その結果、回答者の53%が「コロナ禍前後で体調の変化を感じた」と回答し、全体の78%が「健康の大切さを意識するようになった」と回答したことが分かった。
また、「ここ1カ月程度で将来の健康について不安に感じたこと」との質問では、「コロナ禍における感染症のリスク」との回答が8割以上に及び、以下「生活の乱れから起こる免疫力の低下」、「食生活の乱れ、偏った栄養から起こるメタボ症候群」と続いた。
コロナ禍における感染症リスクへの不安はもちろんのこと、在宅勤務やステイホームによる食生活の乱れや運動量の減少などによる〝免疫力の低下〟を不安に感じた人が増えたことが改めて浮き彫りとなっている。