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ユニバーサルデザインフード生産額430億円突破/日本介護食品協議会

■前年比150%越えの伸長

日本介護食品協議会(会員企業数86社)は、会員企業を対象に2019年のユニバーサルデザインフード(UDF)生産統計を公表した。生産量は58,387トン(前年対比241%)で倍増、生産額も43,044百万円(同150.3%)と著しく増加した。

■製品登録数は1,989アイテム

UDFの製品は、現在1,989品目が登録されている(前年同期から114品目減)。

※今回の発表数は調査開始以来の減少となったが、これは昨年度に導入したUDF申請登録管理システムにより、終売品の整理がまとめて行われたことによるもの。

■「介護食品」の認知率5 割に迫る(認知度定点調査結果)

4 月にインターネットを用いて、「介護食品」や「UDF」についての認知度調査を実施。調査対象は一般消費者で、食事介護者の有無や年代別に集計を行った。
この結果、介護食品が市販されていることを「知っている」との回答は全体で 49.2%に上った。
年々高齢化率が高まる中、「介護食品」の存在はもはや国民 2 人に 1 人が知るところとなっている。

「家族に食事介護者がいる世帯」を見ると、55.8%が「知っている」と回答。「介護者がいない世帯」についても 47.6%が認知していた。

「ユニバーサルデザインフードを知っている」については、全体で 13.2%と前回に比較して増加した(前回 12.3%)。中でも「食事介護者あり世帯」での認知率は 24.9%だった。ドラッグストアやスーパー(大規模店中心)での製品の取り扱いが増えるなど販売環境の整備が進む中、UDF の認知が徐々に上がっていることがうかがえる。


●「ユニバーサルデザインフード」(UDF)とは

「UDF」は、日常の食事から介護食まで幅広く使用できる、食べやすさに配慮した食品。種類は様々で、レトルト食品や冷凍食品などの調理加工食品をはじめ、飲み物やお食事にとろみをつける「とろみ調整食品」などがある。

UDFには、必ずマークが記載されており、日本介護食品協議会が制定した規格に適合する商品だけについているマークで、消費者が選び易いよう、どのメーカーの商品にも「かたさ」や「粘度」の規格により分類された4つの区分を表示している。この区分を目安に利用に適した商品を安心して選べるようになっている。

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