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ビフィズス菌A1に軽度認知障害(MCI)の認知機能改善作用を確認/森永乳業

森永乳業(東京都港区)は、認知機能改善作用が確認されている自社独自保有のビフィズス菌「Bifidobacterium breve A1(別名MCC1274、以下B. breve A1)」について、軽度認知障害が疑われる80名を対象としたプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験を実施し、総合的な認知機能を顕著に改善する結果が得られたことを公表した。

 


<研究内容>
研究方法
・対象者:軽度認知障害の疑いがある50歳以上80歳未満の男女80名
・試験デザイン:プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験
・試験食品摂取:対象者をランダムに2群に分け、B. breve A1を100億個含むカプセルまたは、ビフィズス菌を含まないプラセボカプセルを1日2個、16週間摂取
・評価:摂取前と16週間摂取後に、神経心理検査の一種である『アーバンス神経心理テスト(RBANS)』(主要評価項目)ならびに『あたまの健康チェック®(MCI Screen)』(副次評価項目)を用いて認知機能を評価。

 

研究結果

・『RBANS』による評価では、B. breve A1の摂取により、プラセボ摂取群と比較して総合的な認知機能の指標である評価点合計の著しい改善が見られた(図1、2)。さらに、即時記憶、視空間・構成、遅延記憶を司る認知領域の点数も顕著に向上した(図1、2)。

図1. RBANSスコアの実測値(P値:ANCOVAによる群間検定)

 

図2.RBANSスコアの摂取前後の変動値
(** P<0.001、*** P<0.0001、プラセボ群と比較して有意差があることを示す、Student’s t-test)

 

・『あたまの健康チェック®(MCI Screen)』による評価においても、プラセボ群と比較して認知機能の有意な改善が確認された(図3)。

図3.あたまの健康チェックスコア(JMCISスコア)の実測値
(P値:ANCOVAによる群間検定)

 

・B. breve A1の継続摂取により総合的な認知機能が改善する可能性が示された。


本研究成果は、科学雑誌「Journal of Alzheimer’s Disease」に2020年7月3日(金)に掲載された。

 

同社では、50年以上にわたりビフィズス菌の研究を行っており、今後も“脳腸相関”にも注目し、ビフィズス菌摂取による認知機能改善を目指していく。

 

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