健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信

ARCHIVE
記事

ナットウキナーゼ、脳機能向けの提案を強化/セルマーク・ジャパン

セルマーク・ジャパン(東京都新宿区)は、台湾・コンテック社製のナットウキナーゼ原料「nattiase」の供給に力を入れている。

コンテック社では、2005年の製造開始以降、今日までに7000万食以上のナットウキナーゼを供給しており、台湾、日本のほか米国、カナダ、ヨーロッパ、中国、韓国、ベトナムなど世界各国で販売実績を積み重ねてきた。年間の製造キャパシティは24トンを誇り、ナットウキナーゼ原料としては唯一FSSC22000認証を取得するなど優れた安全性も大きな特徴。

ナットウキナーゼの活性は1万2000~6万0000FU/gまでラインアップ。競争力ある価格での提案可能だ。

ナットウキナーゼは血流改善素材としてのイメージが強いが、同素材は抗アルツハイマーなどのエビデンスも取得しているため、同社では脳機能分野への提案も強化している。

アルツハイマー型認知症モデルのラットを用いた試験では、同素材の摂取によって脳容積の向上、梗塞領域の減少、認知症の要因と言われるアミロイドプラークの減少、抗酸化作用などを確認。水迷路や空間記憶といった行動テストでも良好な結果が示唆されている。今後はヒト臨床試験を含め、脳機能に与える影響についてさらに検討を深めていく。

一方の血流改善作用については、台湾国立大学が実施した臨床試験で健康な男女55人に納豆菌抽出物を1日当たり4000FU、もしくはプラセボを2~6週間摂取させたところ、納豆菌抽出物摂取群では血圧の抑制や抗酸化酵素(SOD)の上昇、血流改善などが確認された。

また、同大学に所属する運動選手26人を対象に実施した試験でも、優れた血流改善・血栓溶解作用が認められている。

インビトロの試験では、血栓の要因となるフィブリノーゲンの減少、フィブリンの溶解によって産生されるD‐ダイマーの増加、血栓溶解酵素・tPAの活性化などが確認されており、作用機序の研究のほか、新たなヒト臨床試験の実施も目指している。

一覧に戻る