健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信

ARCHIVE
記事

ストレスで突然起きる肌の不調のメカニズム解明が前進/ポーラ化成工業

ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業(神奈川県横浜市)は、コルチゾールが線維芽細胞に作用し、神経を刺激する成分の産生を促していることを新たに発見したことを発表した。

ストレスを感じたときに肌の赤みやごわつきが起こりやすいのはコルチゾールの作用によるものだと推察でき、同社ではこれまでにも、コルチゾールが表皮細胞のうるおい成分を減少させてしまうことを突き止めており、これらの知見を活用することでストレスを感じがちな現代人の肌を健やかに導くことができると期待されるとしている。

 


■ストレスホルモン 「コルチゾール」 により線維芽細胞の細胞骨格が乱れる

コルチゾールは、線維芽細胞の細胞骨格を乱すことが分かっており、実際にコルチゾールを線維芽細胞に添加し培養すると、通常は細胞内に均一に存在している細胞骨格が太く繊維質になり、細胞内での分布も不均一になることが観察された(図1)。

 

「コルチゾール」 により細胞骨格が乱れた線維芽細胞が神経を刺激 肌の赤みやごわつきへ

細胞骨格に乱れが生じる濃度のコルチゾールを線維芽細胞に添加し培養したところ、神経細胞を刺激する因子の発現が増えることを発見した(図2)。コルチゾールにより細胞骨格が乱れた線維芽細胞が神経を刺激することで、肌が急に赤くなったりごわついたりしやすくなると考えられる。

 

細胞骨格の乱れを修復するエキスを開発

コルチゾールによる細胞骨格の乱れを修復する成分を探索した結果、スイートアーモンドオイルにその効果があることを発見した。このことから、スイートアーモンドオイルを配合した化粧品を使用することで、ストレスを感じたときに起こりやすい肌の赤み、ごわつきが解消することが期待される。これは、コルチゾールが増える秋冬には、特に有効であると考えられるとしている。

 

一覧に戻る