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クマイザサで機能性表示&ヘルシーDoの「W表示」実現へ/ユニアル

ユニアル(東京都板橋区)は、国産素材ならではのストーリー性と豊富なエビデンスに裏打ちされた機能性を両立する青汁向け素材として、「北海道産クマイザサ粉末」の原料供給および製品OEM供給に注力している。

近年は青汁市場が飽和状態と言われる中、便通改善を中心に優れた体感性が評価され、高いリピート率を獲得してきた。抹茶に似た香味の良さから、最近では一般食品での採用も増えているという。

昨年末には、便通改善作用に関するヒト臨床試験が完了。同試験では、慢性的に便秘傾向にある20~60才の男女80人にクマイザサ粉末またはプラセボを2週間摂取させたところ、クマイザサ粉末摂取群では1週間当たりの便通回数が大きく増加したほか、2週間後には便臭および腹部の調子(VAS評価)の改善が報告された。この結果から、クマイザサ粉末を毎日摂取することで便秘改善に有効だと結論付けられている。

現在は機能性表示食品の届出に向けたシステマティックレビューを準備しており、早期の届出受理を目指していく方針だ。

なお、今年2月には北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)では初めて同社のクマイザサ粉末を使用した青汁が北海道知事により認定されており、同社の50年にわたるクマイザサに関する研究の集大成として機能性表示とヘルシーDoの「W表示」を実現していく。

 

また、同社では北海道で自生するクマイザサの根から増殖性と免疫活性の高い乳酸菌を分離した「クマイザサ由来乳酸菌」を昨年上市した。「ササにはササの乳酸菌」として、クマイザサ粉末との組み合わせによる付加価値向上を提案している。

ナノ化処理で分散性を向上させているため、少量の摂取でも腸内のパイエル版に到達しやすく、免疫賦活作用を発揮することが期待できる。

機能性については、社内モニター試験で排便後のスッキリ感向上および腸内細菌叢の変化が示唆されたほか、インビトロの試験ではサイトカインの抑制作用、マウスの試験では体重増加抑制および腸内環境の改善傾向が認められている。今後はクマイザサ粉末との相乗効果についても検討していく考え。

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