健康食品情報や機能性食品ビジネスの最新トレンドを配信

ARCHIVE
記事

アミノ酸素材「アラニン」、スポーツ向け製品で活用増/武蔵野化学研究所

武蔵野化学研究所(東京都中央区、℡03-3274-5502)は、アミノ酸素材のアラニンを供給している。疲労回復やパフォーマンス向上などの機能性に加えて、味わいが良くマスキング効果も持つことから、多くのスポーツ向け食品・飲料に活用されている。

 

糖原性のアミノ酸であるアラニンは、肝臓においてのグルコース再生に関与。その速度は、他の糖新生を行うアミノ酸と比較して最も速いことが知られている。そのため、①血糖値の維持、②疲労回復、③アルコール代謝の促進に対する効果が期待され、運動前後のアラニン摂取は筋肉タンパク質の分解抑制ならびに疲労の早期回復につながる。

脂肪分解酵素であるリパーゼの活性化やクエン酸回路(TCAサイクル)を促進する作用もあり、同じく脂質燃焼に関与するビタミンB群やL‐カルニチンなどとの組み合わせで、有酸素運動のパフォーマンス向上効果も期待できる。

また、アラニンはタコやエビなどの魚介類、肉類などに含まれるうま味構成成分のひとつで砂糖よりも高い甘み・うま味・コクを持つとともに、さまざまな素材の味を良くする作用を持つ点も大きな特徴である。

例えばプロテイン製品では、ノンカロリーなどの高甘味度甘味料を用いることが多いがアラニンは高甘味度甘味料の甘味をより増加させ、渋みや苦みを低減させることが分かっている。【グラフ】。アラニンは食品の苦味・渋味・エグ味を低下させる作用を持つことも明らかになっており、プロテイン製品と相性が良いといえるだろう。

そのほか、雑味のある健康食品素材の味をマスキングする場合に用いられることも多い。これらの特徴を生かしたドリンクやゼリーへの配合実績も多く、積極的に提案を進めていく。

 

 

一覧に戻る