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【海外情報】週一回のチョコレート摂取で冠動脈疾患リスク軽減?

米国NIH PubMed (National Library Medicine)が「週一回のチョコレート摂取で冠動脈疾患リスクが軽減?」と記事を掲載した。興味深い話題なので紹介する。

今日までチョコレートは血圧や血管内皮機能に良い影響を齎すと言われてきたが、この度、米国Baylor College of Medicineの研究者より、週1回の摂取で冠動脈疾患等(CAD)の軽減につながる研究発表があった。

1966年~2020年間の計33万人の疾患患者を元に、Ovid MEDLINEシステム解析によるメタ解析(過去複数の研究の結果を統合してより高い見地から分析する事)の結果、週1回以上のチョコレート摂取群に対照群に比べ、冠動脈疾患を発症するリスクが8%低減した結果が示唆された、尚、効果根拠の詳細情報は報告されていないが、チョコレートにはフラボノイド・メチルキサンチン・ポリフェノール・ステアリン酸等が含有され、これらの因子が相乗的にリスク軽減に作用し、抗炎症作用・HDLコレステロール作用を増強させたと仮設している。

他方、本報告ではチョコレートの至適摂取量が記載されていないが、糖尿病・肥満患者へのカロリー過剰摂取(乳脂肪分・糖分)への配慮も必要としている。

出典:Association between chocolate consumption and risk of coronary artery disease: a systematic review and meta-analysis; Eur J Prev Cardiol July 22, 2020

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