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【ヘルスライフビジネス5月15日号】注目記事ピックアップ①世界最大のサプリチェーン「GNC」経営危機に

米国最大のサプリメント専門チェーン「GNC」(ピッツバーグ)が新型コロナ・パンデミックの影響で経営危機に瀕している。米国の専門メディアだけでなく、大手一般メディアまでもが報道を続けているほど、その先行きに注目が集まっている。報道によると負債は7億ドル(約7490億円)とも言われている。

GNCは米国内で5200店舗、欧州・アジアを中心に海外2100店舗の計7300店舗を展開している。

しかし、パンデミックにより第1四半期が対前年で10・1%減少した。米国内外における店舗の一部家賃の滞納が起き、4月分約1900万ドル(約20億円)、5月分約1600万ドル(約17億円)が支払われていない。また、米国内とカナダの店舗計1300店が全く営業できずに休業中となっていることも響いた(5月6日現在)。

これらが休業せざるを得なくなった理由は、ショッピングモールなど大型店に入るGNCの場合、当該モールが休業してしまうと、モール内のGNCも店を閉めざるを得なくなってしまうためである。

また、モールに入らない店でも好調であったとは言い難い面もある。GNCの売れ筋主要商材はプロテインやアミノ酸などスポーツニュートリション系であり、現在の米国のサプリ市場はジムの閉鎖などでスポーツニュートリション市場が絶不調でもある。さらに、リアル店舗のイメージが強いが、ネット事業に参入し、ネット通販やカーブサイドピックアップ(ネットで注文後、乗り付けた自動車内にそのまま商品を入れてくれる米国で広まったサービス)にも注力していた。収益は伸ばしていた。しかし、ネット事業への取り組みが遅かったともとれる。

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