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アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市)は、味噌蔵由来の乳酸菌素材「蔵華乳酸菌LTK‐1」および遊離アミノ酸の一種・バレニンを高値で規格した「マンダイエキス」の提案を強化している。
LTK‐1は、老舗味噌・醤油メーカーのイチビキ(名古屋市熱田区)と共同開発した味噌蔵由来の乳酸菌素材。1g当たり4兆個の菌(死菌体)を含み、少量の摂取でも有効性が期待できる。
機能性については、マウスを用いた試験で抗肥満、免疫賦活などの作用を確認。「和」の乳酸菌としてストーリー性も差別化ポイントとなっている。
一方の「マンダイエキス」は、別名・赤マンボウとも呼ばれる深海魚から遊離アミノ酸の一種・バレニンを抽出・30%で規格した独自素材。
マンダイはクジラ肉よりもバレニンの含有量が多く、カルノシンやアンセリンといったイミダゾールジペプチド多く含むことも特徴だ。
脳機能改善、運動・筋肉、抗疲労などの分野に向けて提案を強化していく考え。