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健康産業界におけるプロテオグリカンのパイオニアである同社は、弘前大学、角弘と共同研究・開発したプロテオグリカンF(プロテオグリカン20%以上を規格)の販売に注力してきた。
これまでに多数のエビデンスを蓄積しており、ヒト試験での同素材摂取による関節痛緩和、軟骨代謝の改善、軟骨分解抑制、変形性膝関節症改善のほか、肌弾力やたるみ、シワの改善、色素沈着改善といった美肌効果などを明らかにしている。
7月には同素材配合の「柔肌」が「肌弾力の維持」の機能性表示で届出受理され、プロテオグリカンによる同ヘルスクレーム初の受理となった。8月は「日常生活における膝の動き(階段の上り下り、歩く、立ち上がる、落ちたものを拾う、座っている)の改善」でのヘルスクレームも受理され、同社への新たな問い合わせが増えているという。
さらに、外用にて同社のプロテオグリカンが医薬部外品(添加剤)への配合承認を取得したことも大きなニュースである。全くの新規成分であるプロテオグリカンが承認されるハードルは高かったが、長年にわたる同社の研究基盤が今回の取得に繋がった。担当者は「部外品への配合はお客さまからの長年の要望でもありました。時間はかかりましたがプロテオグリカンのパイオニアとして今回の結果を出すことができて良かったです」と語る。
また、プロテオグリカンIPCの新データも発表している。
20~50代の男女20人の顔に4週間、プロテオグリカンIPC0・5%配合化粧水を塗布させた試験では、真皮コラーゲン密度増加、シワや保湿、ニキビ改善が確認された。プロテオグリカンIPC0・1%配合品で行った試験でも、保湿、肌荒れ改善などが確認されている。
プロテオグリカンを原料として供給し約10年。資源の有効活用や産官学連携活動、地域産業支援の取り組み等が認められSDGsに配慮した原料としても評価されている。