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γ‐オリゴ糖包接で有効成分を安定化したNZ産プロポリスの供給開始/シクロケム

シクロケム(東京都中央区)は、ニュージーランド産プロポリスをγ‐オリゴ糖(γ‐シクロデキストリン)で包接し、有効成分のコーヒー酸フェネチル(CAPE)を安定化させた新素材「NZCAPE30+」の供給を開始した。

NZ産プロポリスに多く含まれるCAPEは、難病である神経線維腫症の増殖抑制、神経細胞の分化誘導を介した脳機能改善、尿酸値抑制などの機能性が知られている。特に、神経細胞の分化作用は従来ポジティブコントロールに用いられてきたレチノールの3倍の効果を持つことがインビトロの研究で示唆されており、マウスを使ったビボ試験でも認知機能・記憶力の維持や学習力・集中力向上作用が観られている。

同社では、NZ産プロポリスをγ‐オリゴ糖で包接することで、CAPEの胃酸に対する安定性を高め、機能性を飛躍的に向上させることに成功。CAPEを10g当たり30mg以上で規格した「NZCAPE30+」として原料供給およびOEMの提案を強化。自社製品では、「ニュージーランドプロポリス&マヌカハニーキャンディー」【写真】を関連会社のコサナより販売している。

このほか、同社ではブラジル産グリーンプロポリスから有効成分を超臨界抽出し、γ‐オリゴ糖で包接した「超臨界プロポリス包接体」の研究も行ってきた。

同素材は、γ‐オリゴ糖包接で脂溶性成分であるアルテピリンCの吸収性を向上させているため、より優れた免疫賦活・抗腫瘍効果が期待できるという。

同社では今後もプロポリスの持つ機能性のさらなる究明に力を入れていくとともに、その認知拡大にも取り組んでいく方針だ。

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