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漬物由来乳酸菌に注力/日本ハム

2018.05.21

 日本ハム(茨城県つくば市)は植物性乳酸菌「HSK201D」を供給する。
 同品は漬物(ザワークラウト)から単離した植物性乳酸菌を加熱殺菌した機能性食品素材で、花粉症などのアレルギーや、免疫力に関するエビデンスを持つ。
 アレルギーの発症は「ヘルパーT細胞(Th細胞)」と関連があり、Th1細胞、Th2細胞がバランスを保ち、免疫系を制御しているが、Th2細胞が優勢になるとアレルギー症状の誘発に関連が深い血中IgE濃度が上昇する。HSK201D株はTh1とTh2のバランスを改善する機能性に優れることから、2000株以上の中から選抜された。
花粉症に関するエビデンスとしては、3カ月間のモニター試験を実施した。同品を1日120咫紛歛里箸靴藤横悪咫親)の摂取で、約80%のモニターが症状の軽減を体感したと回答。花粉量が例年より112%多い年でも、約56%のモニターが例年より症状が軽いと回答した。マウスによる実験でも、花粉症を想定した鼻アレルギーモデルマウスにHSK201Dを継続摂取させ、くしゃみや鼻搔きなどのアレルギー症状の有意な抑制を確認している。
免疫力に関しては、ヒトモニター試験で1日にHSK201Dを360咫紛歛里箸靴藤僑悪咫親)、8カ月間継続摂取。その結果、NK細胞が活性化し、免疫力が高まったことが確認された。
 同品は「HSK201株の生菌・死菌の菌体、菌体培養物、菌体処理物またはその抽出物を有効成分として含有するNK活性増強剤」、「上記NK活性増強剤で経口投与用製剤、非経口投与製剤(注射剤または皮膚用外用薬)」の特許も取得。
 加熱殺菌しているため工場での取り扱いも容易で、サプリメントのほか、レトルト食品やキャンディーなど、加熱加工を必要とする一般食品への採用も多い。

京都消費者契約ネットワークとアート社の和解を発表/消費者庁

2018.05.21

 消費者庁は9日、適格消費者団体「特定非営利活動法人京都消費者契約ネットワーク」が、健康食品の通信販売を行う「ART OF LIFE(=アート社、既に営業終了)」に対し、景品表示法に違反するとして29年12月15日付けで京都地裁に訴訟を提起していた事案について、両者が和解したことを発表した。両者は3月20日付けで、アート社側が対象となる表示を行わないことで和解している。
 アート社の商品販売用ウェブサイトでは、同社商品の「メタルマッスルHMB」について「メタルマッスルHMBメタルボディコースに申し込む!」という表示が緑色の四角囲みの中で強調され、定期購入条件である「メタルボディコース募集要項について」の文字は「500円」の表示に比べ著しく小さくなっていた。また、ウェブサイト上で表示される申込内容入力後の確認画面では、実際は4回以上の定期購入で、2回目以降は1カ月6480円(税別)となるのに、商品を1個540円で購入したことしか表示されないようになっていた。
これらについて京都消費者契約ネットワークは、「一般消費者にとって商品が1回だけ500円(税別)で購入できるものと誤認させる」とし、景品表示法の有利誤認に当たると指摘していた。

中期経営計画の柱を強化/日清オイリオ

2018.05.18

 日清オイリオ(東京都中央区)の新CM発表会見が行われ、同グループ久野貴久社長、タレント二宮和也さんが登壇した。
 久野社長は昨年スタートした中期経営計画を挙げ「その大きな柱の一つとなる“家庭用食品オイル市場における新たな価値創造・提案”がある。食用オイルを調理するおいしさや楽しさ。そして、健康への注目が一層高まっており、継続してアピールを深めたい」と、11年からの二宮さんCM連続起用について語った。
 昨年放送したアマニ、オリーブオイル、純正ごま油のCMでは、料理の仕上げに使用するという「新提案」を行い、前年同期比150%を超える成長を達成した。今後はココナッツ、マカデミアナッツ、MCTオイルなどのラインアップ拡充、訴求に努めていく。

第1四半期食品事業7%増加の32・8億円/アサヒGHD

2018.05.18

 アサヒグループホールディングス(東京都墨田区)は8日、18年12月期の第1四半期(1Q)決算を発表。サプリメントや菓子などを扱う食品事業の売上高は前年同期比7・7%増加の32億8800万円、営業利益は2・4%増加の33億900万円を記録した。
 主力のサプリメント「ディアナチュラ」シリーズは、プロテイン粉末「ディアナチュラアクティブ」およびパウチタイプの「ディアナチュラスタイル」を新発売したほか、機能性表示食品の「ディアナチュラ ゴールド」シリーズのラインアップ拡充などで売り上げは好調に推移。
タブレット菓子「ミンティア」やインスタントみそ汁「いつものおみそ汁」などその他の主力ブランドも好調だった。
飲料事業では、「カラダカルピス」をリニューアルしたほか、機能性表示食品「『アミール』やさしい発酵乳仕立て」などを発売したことで市場での存在感拡大に注力。
乳性飲料や炭酸飲料は前年を上回ったが、チルド飲料事業売却の影響で売上高は2・9%減少の729億4600万円、営業利益は19・4%増加の29億5600万円となった。
ホールディングス全体では、欧州・オセアニア事業が好調に推移したほか、中東欧のビール事業の業績上乗せなどの影響で売上高は16・6%増加の4420億9200万円、営業利益は81・8%増加の248億400万円となっている。

バラ由来のスキンケアシリーズを展開/ブルガリアローズジャパン

2018.05.17

 ブルガリアローズジャパン(東京都中央区)は、ブルガリア産ローズの香りと薬効に着目した「ブルガリアローズスキンケアシリーズ」を展開する。ラインアップはローズウォーター、ローズオイル、ローズデリュート(ローズオイルをコールドプレスしたホホバ油で希釈した美容液)、ローズオットー(ローズオイル)ソープの4種類。自社商品のほか、原料供給も行っており、化粧品用途の引き合いが好調。
帝京大が3年ほど前から行っているバラの抗炎症、抗アレルギーなどの機能性研究には、同社の原料が採用されている。研究成果は今年発表予定。

ローズウォーターなど販売強化/バイオシード

2018.05.17

 バイオシード(東京都台東区)は、ダマスクローズを使用した製品販売と原料の供給を行っている。使用するダマスクローズはイランのカーシャン地方で栽培されたもの。この地は高地、乾燥した気候、昼夜の温暖差といったダマスクローズの香りを作る条件が揃っている。
 同社が販売しているローズウォーターは肌に振りかける他に、食品にふりかけて香りを楽しめるなど様々な用途に活用できる。原産地のイランではバラが食文化と深く結びついていて、ケーキや菓子にローズウォーターを混ぜて作る。また、高い殺菌作用も食品に使用されている理由の一つとなっている。商品については、バラの香りが強いと感じる人もいるため、香りを抑えた製品についても考慮している。
 供給している原料はローズウォーター、ローズオイルがある。ローズオイルは主に化粧品の原料として使用される。

「ファイバリクサ」、「整腸」と「血糖値」で研究レビューを完了/林原

2018.05.16

 林原(岡山市北区)は、「整腸」および「血糖値の上昇抑制」で機能性表示制度の研究レビューを完了している水溶性食物繊維・イソマルトデキストリン(商品名「ファイバリクサ」)を供給している。
 整腸作用については、1週間の排便回数が4回以下の健常な男女17人を対象とした試験で有効性を確認しており、ヘルスクレームは「イソマルトデキストリンはおなかの調子を整える機能が報告されています」などを想定する。
同試験では、イソマルトデキストリン5gを含む飲料100mlもしくはプラセボを1日1回摂取させ、摂取開始から1週目、あるいは2週目までの週当たりの排便日数と排便量を比較。その結果、イソマルトデキストリン摂取群では1週目および2週目までの排便量・排便回数ともに有意な増加が確認されている。
その作用機序については、別の試験でイソマルトデキストリンの摂取により腸内細菌による有機酸の生産量が増加することが判明しており、有機酸の増加によって腸の蠕動運動が促進されたと考えられた。
 一方の血糖値上昇抑制作用については、血糖値の上がりやすい健常成人23人にイソマルトデキストリン2・5g配合のグルコース水溶液を摂取させて血糖値の推移を対象群と比較したところ、同素材配合群では対象群と比較して血糖値上昇の有意な抑制が確認された。
想定されるヘルスクレームは「イソマルトデキストリンは同時に摂取した糖質の吸収を抑えるため、血糖値の上がりやすい方の食後の血糖値上昇を穏やかにする機能があることが報告されています」などだ。
イソマルトデキストリンの機能性については、カナダ・グルエフ大学との共同研究で炎症誘導物質の産生抑制作用を確認するなど新知見の報告もあるため、同社ではサプリメントからパン、めん、米飯、菓子、乳製品、総菜、調味料などあらゆる加工食品にむけてイソマルトデキストリンの提案を強化していく考えだ。

グアーガム分解物がIBSの改善効果を確認/太陽化学

2018.05.16

 太陽化学(三重県四日市市)はグアー豆を酵素分解し精製した水溶性食物繊維原料「サンファイバーR」、低粘度タイプの「サンファイバーHG」、顆粒状で溶解性に優れた「サンファイバーAG」、有機JASを取得した「サンファイバーR₋O」など、グアーガム分解物8製品を原料供給する。有機JAS品は主に海外で展開していたが、国内でもオーガニックに対するニーズが高まっており、差別化できる水溶性食物繊維として、提案を進めている。
 グアーガム分解物は、腸内で腸内細菌により緩やかに発酵分解され、また酪酸産生量が高いという特性がある。この特性から同社は長年研究を行い、便秘改善をはじめ過敏性腸症候群 (Irritable Bowel Syndrome、IBS)における下痢型、便秘型、及び下痢と便秘が交互に発生する交互型、それぞれに対する改善効果など、豊富なエビデンスを取得している。
昨年3月には、同社子会社であるタイヨーラボより届出した商品「サンファイバートリプル」が、便秘改善、食後血糖上昇抑制、難消化性糖質の摂取による一過性の下痢抑制を同時にヘルスクレーム表示した機能性表示食品として受理された。また、米国の販売子会社ではサンファイバーについて低FODMAP認証を取得している。
 エビデンスの中でも特徴的な、難消化性糖質の摂取による一過性の下痢抑制については、健康な女子大学生を対象に試験を実施している。病者に対してもエビデンスが充実しており、例えば、食事や水分制限、薬剤の副作用で便秘になってしまう血液透析患者に対して、下剤・糖アルコールの代わりに排便をコントロールできる素材として医療でも広く活用されている。病院食、高齢者用介護食、流動食への採用も多く、医科向け・介護・通販からの引き合いが増加している。

「スマート乳酸菌」採用相次ぐ/丸善製薬

2018.05.15

 丸善製薬(東京都渋谷区)は「スマート乳酸菌(登録商標)」の販促に注力している。
同社初の乳酸菌素材で、生菌及び死菌の2タイプを扱っている。
強いタンナーゼ(加水分解性タンニンを分解する酵素)活性を有し、没食子酸脱炭酸酵素活性を有していないことが大きな特徴である。
さまざまな食品に含まれるポリフェノールを、「スマート乳酸菌」の菌株が産生するタンナーゼにより、新たな力を引き出す可能性があると期待されている。
同社では腸内関係をはじめ、数々の研究により、幅広い機能を明らかにしている。
まず一つは腸炎症については以下の試験で有用性が明らかになった。
疑似腸管モデルを用いたin vitro試験、そしてマウス腸炎モデルを用いたin vivo試験で、「スマート乳酸菌」が腸上皮及び腸粘膜におけるTGF‐β・IL‐10の発現を亢進したことを確認した。大腸での炎症緩和が明らかであり、過度の炎症も抑制されたことも確認した。
また、大きな特徴である抗肥満効果。これは「スマート乳酸菌」と緑茶カテキンを併用したマウス試験で、腸管内のカテキン吸収率を高め、カテキンのみ用いる場合、「スマート乳酸菌」のみ用いる場合に比べ、両者を併用した方が内臓脂肪量減少効果がより高まることがわかった。「スマート乳酸菌」は吸収され難いカテキンの体内への吸収を助け、抗肥満効果に役立つということで、乳酸菌としては新しい分野の有用性を訴求できる。
ほかにも、PCA反応試験(儀織▲譽襯ーモデル)で、耳の浮腫が67%で抑制するなど抗アレルギー効果が明らかに。そして整腸作用については20代〜50代男女18人のボランティア試験で有用性を確認した。
現在、「スマート乳酸菌」は採用が相次いでいるが、加工例として顆粒・錠剤・カプセルなどサプリメント形状のほか、飲料やその他一般食品にも用いることができ、汎用性が高い。

各種ビタミン・ミネラルが好調/セティ

2018.05.15

 セティ(東京都千代田区)はビタミン、ミネラル各種を取り扱う。  
天然ビタミンB群複合体「パンモール(商標登録)B‐コンプレックス」は、ビタミンBの強化だけでなく、スーパーフードとしても人気だ。
そのほか、ミネラル含有酵母各種、水溶性ミネラル含有酵母各種、ミネラル含有乳酸菌各種、ビタミン含有乳酸菌など、酵母製造メーカーとして実績のある米国・グロウ社製を多数扱っている。

「ローズクリスタ」、機能性表示視野に/東洋発酵

2018.05.14

 東洋発酵(愛知県大府市)は、バラ花びら抽出素材「ローズクリスタ」および「ローズクリスタ70」の原料供給およびOEM受託を行っている。バラの持つ優雅なイメージとヒト試験を含む豊富なエビデンスが支持され、引き合いは国内外で増えているという。
「ローズクリスタ」は、タンニンの一種・オイゲニインで規格化した抗アレルギー素材。ヒスタミン遊離阻害、IgE‐IgEレセプター結合阻害活性などが確認されており、花粉症のほか通年性の儀織▲譽襯ー症状に対する効果が期待できる。
スギ花粉、ヤケヒョウダニ、ネコ上皮のアレルギーを持つ患者を対象っとした臨床試験では、同素材を30日間摂取させ、アレルギー反応の抑制について検証したところ、被験者平均で改善傾向が見られた。
 一方の「ローズクリスタ70」は、バラ花びらから抽出したポリフェノールを濃縮、70%以上で規格化したもの。
同素材は、α-グルコシダーゼやリパーゼを阻害することで血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑制する効果が確認されており、抗メタボやダイエット効果を訴求している。ヒアルロニダーゼ阻害や肌の光老化・糖化の抑制などの美容作用も明らかになっており、総合的なアンチエイジング・QOL改善を訴求する。
最近の研究では、同素材の摂取が脂質代謝に関連する遺伝子に影響を与え、脂肪合成の抑制と脂肪分解の促進および悪玉コレステロール(LDL)の低下をもたらすことを確認した。これにより、同素材は食後の脂肪吸収阻害だけでなく、 脂質代謝改善効果が期待され、今後 in vivoでの効果を確認していく方針だ。
 将来的には機能性表示食品の開発も視野に入れているという。

トコトリを美容、脳機能向けで提案/三菱ケミカルフーズ

2018.05.14

 天然ビタミンEにおける国内有数のサプライヤーである三菱ケミカルフーズ(東京都千代田区)は、栄養機能食品や酸化防止目的などで用いられるα‐トコフェロール原料「イーミックス」をはじめ、γ‐トコフェロール原料「ガンマブライト」、トコトリエノール原料「トコリット」といった各種天然ビタミンE原料を供給している。
“スーパービタミンE”と呼ばれ、近年認知普及が急速に進んでいるトコトリ原料は、オイルタイプの「トコリット‐92」(総トコフェロール類92%以上、総トコトリエノール65%以上で規格)、粉末製剤「トコリットパウダー30」(総トコフェロール類30%以上、総トコトリエノール20%以上で規格)の2種類。美容用途での採用に加え、脳神経保護作用、記憶や学習能力向上に関する研究データをもとに、脳機能分野にもアプローチしている。
なお、今年6月に開催される「日本ビタミン学会第70回大会」では、6月22日(金)のランチョンセミナー(共催)で、「ここまでわかったビタミンEの魅力〜トコトリエノールに期待される健康増進効果〜」と題し、東北大学未来科学技術共同研究センターの宮澤陽夫教授が講演する。
γ‐トコフェロールは、d‐γ‐トコフェロール90%以上の高濃度品「「ガンマブライト90」(オイル)を供給している。通常のビタミンEにはないナトリウム排泄型利尿作用によるむくみ改善素材として引き合いが増えている。
 ミネラルでは、クエン酸第一鉄ナトリウム「サンフェロール」を展開。貧血予防など女性向けサプリでの採用や、シリアル、ヨーグルト、ゼリーなどからの引き合いも増えている。「サンフェロール」は、約10%の鉄を含み、臭いはなく幅広いpHで安定的に溶け、熱の安定性にも優れた緑白から帯緑黄色の粉末素材。水に溶かした際に鉄がイオンになりにくいため、味への影響が少なく、他の食品成分との反応も少ないという特徴を持つ。
米国FDAのGRAS取得、FCC(食品用公定化学品集)に収載されるなど東南アジアをはじめ、海外展開にも力を入れていく。

ナットウキナーゼで認知機能に関するエビデンスを取得/セルマーク・ジャパン

2018.05.11

 セルマーク・ジャパン(東京都新宿区)は、台湾・コンテック社製のナットウキナーゼ原料を供給している。ヒト臨床試験を含む豊富なエビデンスと競争力ある価格が評価され、引き合いが増えているという。
 ハラール、コーシャ認証に加え、ナットウキナーゼとしては唯一FSSC22000を取得していることも強みだ。
 最近の研究では、アルツハイマー病を誘発したマウスに同素材を摂取させたところ、アルツハイマー病の原因となる脳血管内のアミロイドプラーク蓄積を抑制し、脳室拡張を減らしつつ脳容積を増加させたことが判明。水迷路や空間記憶といった行動テストでも良好な結果が出たため、ナットウキナーゼの摂取が認知機能や記憶力の向上に有効であることが示唆された。
 現在は、血圧上昇抑制に有効とされる台湾産の植物エキスとのミックスで「脳機能+血圧」を訴求する新原料の上市も視野に入れている。
 また、台湾国立大学で実施したヒト臨床試験では、優れた血流改善作用および血栓溶解作用を確認している。
 同試験では、健康な男女55人に納豆菌抽出物を1日当たり4000FU、2〜6週間摂取させ、プラセボ群と試験前後での数値の変化を比較したところ、納豆菌抽出物摂取群では血圧の抑制や抗酸化酵素(SOD)の上昇、血流改善などの効果が確認された。
 同大学に所属する運動選手26人を対象に実施した試験では、納豆菌抽出物を1日当たり4000FU摂取させ、吸玉療法(カッピングセラピー)によって被験者の背中にあざを作り、その回復時間で血流の状況を測定。その結果、納豆菌抽出物を摂取した群ではプラセボ群よりもあざが早期回復し、クレアチンキナーゼ活性や乳酸脱水素酵素活性の数値からも、納豆菌抽出物の摂取があざの細胞回復に効果的であることが示唆された。
 その作用機序についてはヨーロッパの協力企業と共同研究を行い、ナットウキナーゼが血栓溶解する各酵素への働きを観察するデータを取得している。

オーガニックスーパー 「ビオセボン」2号店が中目黒にオープン

2018.05.11

 フランス発オーガニックスーパーのビオセボンは、 2号店を中目黒にオープンした。
店舗面積は約200屬函∧聖罍鰻遑影号既報通り、旗艦店である麻布十番店(約430屐砲鉾罎戮謄灰鵐僖トな店内となった。品揃えは有機農産物・有機加工品などを中心に約2300点となっている。イートインスペースは店内の6席に加えて、テラスにも6席用意した。旗艦店で好評であったバルクコーナーも設置した。
また、これまで1号店に子供連れの来店客が多く訪れたことから、「安全・安心・おいしい」を求めるママ層を「ビオママン」と定義。ビオママンが商品選択しやすいよう、“ビオシープファミリー”の目印を店内に掲示し、 季節や時候に合わせた商品を提案していく。今後さらに、ビオママン向けのサービスやイベントを開催するなど、 ビオママンと取り込む施策を充実させる。
オープン初日には、ビオセボン・ジャポン土谷 美津子代表取締社長らが出席し、テープカットを行った。
同時に、5月25日に3号店となる外苑西通り店、6月28日には、「イオン新百合ヶ丘店」に4号店であり、神奈川県初出店となる「新百合ヶ丘店」をオープンすると発表した。

違反の疑い含む表示・広告101品/健食試買調査結果

2018.05.10

 東京都は3月27日、「平成29年度健康食品試買調査結果」(平成29年5月から平成30年3月まで)を公表した。
品目数は、都内の健食売場等で購入した46品とインターネット等の通信販売で購入した79品の合計125品。食品表示法、食品衛生法、健康増進法、医薬品医療機器等法、景品表示法、特定商取引法に基づき、購入した125品の表示・広告の検査を実施したところ、複数の法令に違反または違反の疑いのあるものが101品に上った。
法令別でみると、医薬品医療機器等法の違反または違反の疑いが最も多い71品。製品群では「美白、美容、美肌」12件(購入数は20)、「男性機能向上」11件(購入数は17)だった。
不適正な表示・広告の事例として、健増法上、消費者に誤認を与える恐れのある表示では「飲むエイジングケア」「紫外線対策をしたい、内側からケアしたい」など。
景表法上、表示の裏付けとなる合理的根拠が無く消費者を誤認させる表示では、「面倒な白髪染めから卒業したい方におすすめ!一日カップ一杯飲むだけ」など。 
薬機法上、疾病の治療または予防を目的とする効能効果に該当するものでは、「風邪などの感染症予防」「抗炎症作用」「糖尿病の予防」「物忘れ・認知症の予防」「血圧正常化」などが挙げられている。

沖縄産フルーツミックスパウダーを上市/マリーンバイオ

2018.05.10

 マリーンバイオ(東京都千代田区)は琉球果実素材「島のフルーツミックスパウダー」を上市した。沖縄産フルーツ5種類のSDパウダーを独自比率でミックスした健康食品・加工食品向け素材である。
 ここで用いているフルーツは 屮泪鵐粥次廖扮浜椒丱薀鵐垢良く、特にβカロテン、葉酸、ナイアシンなどが豊富に含有)、◆屮僖ぅ鵝廖淵泪鵐ン・カリウムなどのミネラルやクエン酸・リンゴ酸などの有機酸、ビタミンB群・Cなどが豊富に含有)「タンカン」(ビタミンCはみかんの2倍含有)、ぁ屮▲札蹈蕁廖淵咼織潺鵤辰レモンの約34倍含有)、そしてァ屮掘璽ヮーサー」(クエン酸やビタミンCをはじめ、ノビレチンやタンゲレチンも豊富に含有)である。
 パウダーの香りが良く、沖縄産という価値を生かした青汁やスムージー、粉末飲料、さらには菓子、パン、季節限定型食品など一般加工食品で十分用いることができる。ほかにもサプリメントとして打錠や丸剤、カプセルなどで提案可能だ。
 同社ではそのほか、沖縄産食材を用いてミックスした健康向け素材として「島の青汁ミックスパウダー」(甘藷葉、ボタンボウフウ、ゴーヤ―など)、「島の活力ミックスパウダー」(島ニンニクエキスや泡盛もろみなど6素材)、「島の美活ミックスパウダー」(クワンソウやドラゴンフルーツ葉肉など6種類)などを揃えている。

「NKCP」、ヒト試験で肩こりの改善などを確認/大和薬品

2018.05.09

 大和薬品(東京都世田谷区)は、ヒト臨床試験を含む数多くの研究データを有する血流改善素材として、精製納豆菌培養物「NKCP」を供給している。
 「NKCP」は、ナットウ菌に含まれる酵素の一種「バチロペプチダーゼF」を特許技術で培養・精製・粉末化したもの。
豊富なエビデンスに加え、納豆特有のにおいや粘性を抑えていることや、ビタミンK2をほぼ除去しているためワーファリンなどの薬剤摂取に影響を与えないことなども特徴となっている。
販売実績は世界20か国以上に及び、昨年からはフィリピンとシンガポールで販売を開始。現地での啓もう活動にも注力しており、早くも大きな反響を得ているという。                       
 「NKCP」の機能性については、これまでの研究で血栓形成の抑制作用、血液粘度の低下作用、血栓溶解作用などが報告されてきた。
 最近では、静岡県立大学と共同で実施した健康人対象の二重盲検試験で肩こりのスコアの有意な改善と肌の表面温度の有意な上昇が確認され、査読付き論文を発表した。
 同試験では、29人の健常者を2群に分け、一方には「NKCP」を1日1回250mg、もう一方にはプラセボを4週間摂取させた。
 その後、試験食品を摂取しない期間を4週間設けたのち、1回目にNKCPを摂取させた群にはプラセボ、プラセボを摂取させた群にはNKCPを4週間摂取させた。
 試験終了後、肩のこりと痛みに対するVAS評価および自覚症状スコアと筋硬度の値、副次評価項目として体表面温度、血流速度、足のむくみを評価した。
 その結果、「NKCP」を摂取した群ではVAS評価による頭痛スコアの有意な改善が認められたほか、首および肩の痛みが有意に改善した。首および肩の表面皮膚温度も有意な上昇が認められたが、一方のプラセボ群では有意差は無かった。
 同社では、今後も「NKCP」の持つ有用性のさらなる究明とその認知拡大に取り組んでいく考えだ。

遺伝子組み換え表示制度報告書の説明会を開催/消費者庁

2018.05.09

 3月28日に昨年4月から10回にわたり開催された「遺伝子組換え表示制度に関する検討会」の報告書が公表された。報告書に関して、消費者庁は4月19日、事業者、消費者へ向けた説明会を都内で開催した。
 検討会で争点となっていた「意図せざる混入」の許容率については、現行の5%から「不検出(0%)」に引き下げられる。「不検出」に引き下げられることにより「遺伝子組み換えでない」の表示ができなくなる食品は、事業者の任意でIPハンドリング実施の有無を表示できる。
 制度改正時期は未定。質疑応答では事業者側から、「一昨年は固有記号、昨年は原料原産地と何度も五月雨に対応しなければいけない。目安としていつ頃改正されるのかだけでも教えて欲しい」との声もあがった。

イソマルトデキストリン、「整腸」と「血糖値」で研究レビューを完了/林原

2018.05.08

 林原(岡山市北区)は、「整腸」および「血糖値の上昇抑制」で機能性表示制度の研究レビューを完了している水溶性食物繊維・イソマルトデキストリン(商品名「ファイバリクサ」)を供給している。
 整腸作用については、1週間の排便回数が4回以下の健常な男女17人を対象とした試験で有効性を確認しており、ヘルスクレームは「イソマルトデキストリンはおなかの調子を整える機能が報告されています」などを想定する。
同試験では、イソマルトデキストリン5gを含む飲料100mlもしくはプラセボを1日1回摂取させ、摂取開始から1週目、あるいは2週目までの週当たりの排便日数と排便量を比較。その結果、イソマルトデキストリン摂取群では1週目および2週目までの排便量・排便回数ともに有意な増加が確認されている。
その作用機序については、別の試験でイソマルトデキストリンの摂取により腸内細菌による有機酸の生産量が増加することが判明しており、有機酸の増加によって腸の蠕動運動が促進されたと考えられた。
 一方の血糖値上昇抑制作用については、血糖値の上がりやすい健常成人23人にイソマルトデキストリン2・5g配合のグルコース水溶液を摂取させて血糖値の推移を対象群と比較したところ、同素材配合群では対象群と比較して血糖値上昇の有意な抑制が確認された。
想定されるヘルスクレームは「イソマルトデキストリンは同時に摂取した糖質の吸収を抑えるため、血糖値の上がりやすい方の食後の血糖値上昇を穏やかにする機能があることが報告されています」などだ。
イソマルトデキストリンの機能性については、カナダ・グルエフ大学との共同研究で炎症誘導物質の産生抑制作用を確認するなど新知見の報告もあるため、同社ではサプリメントからパン、めん、米飯、菓子、乳製品、総菜、調味料などあらゆる加工食品にむけてイソマルトデキストリンの提案を強化していく考えだ。

グルコサミンが「膝関節のサポート」で受理/プロテインケミカル

2018.05.08

 プロテインケミカル(東京都千代田区)は、グルコサミン塩酸塩を関与成分とした機能性表示食品「NEW(ニュー)グルコサミン」(届出番号:C410)が4月11日に届け出受理され、「膝関節のサポート」と「肌の潤い」のWヘルスクレームが可能な素材としてグルコサミン塩酸塩の提案を強化している。
 同社では、一昨年に同じくグルコサミン塩酸塩を関与成分とする「グルコサミン」(B104)が「関節軟骨の保護」で受理されているが、「NEW(ニュー)グルコサミン」は「膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています」とより膝関節への機能性を強調した表示内容となっている。
 グルコサミン関連では、「グルコサミンde(デ)うるおいキープ」(B194)が「肌の水分保持と乾燥の緩和」との表示ですでに受理されているため、すでに「関節」と「肌」のWヘルスクレームでの届け出を行う顧客もあり、新たな引き合いも増えているという。
 同社担当者は「グルコサミンは関節だけでなく肌にも有効であることが消費者に伝えられれば、さらなる市場拡大につながるのでは」と期待を寄せている。

高採算原料の売上減などで営業利益大幅減/イワキ

2018.05.07

 イワキ(東京都中央区)は4月11日、平成30年11月期第1四半期決算短信を発表。営業利益は7千900万円で、前年同期よりマイナス77・3%と大幅に減少した。医薬品原料分野での高採算原料の売上減少、医薬品分野での薬価改定に伴う顧客の在庫調整の影響を受けた。売上高は135億5300万円(前年同期比3・5%増)だった。
 機能性食品・化粧品原料の販売、化粧品通販などを行うHBC事業では、機能性食品原料分野において主力品の一時的な受注減少の影響を受けたが、主力顧客への販売が増加したほか、新規受注を獲得、化粧品原料分野では国内・海外ともに需要が増加した。化粧品通販でもプロモーション強化、新製品の開発などに取り組み、事業全体の売上高は58億6200万円(前年同期比8・2%増)、営業損失は5800万円(前年同期は3100万円の営業利益)となった。
 食品事業では新規原料の提案活動、既存原料の拡販、健康志向食品向け原料の提案強化などに注力し、既存原料の新規受注や主力の農産加工品、天然調味料の需要が増加。事業全体としては売上高9億8600万円(前年同期比4・9%増)、営業損失は300万円(前年同期は200万円の営業損失)だった。

天然ヒト型セラミド美容液「セラプル」/伊勢丹ビューティアポセカリーにて販売開始

2018.05.07

 ヒロエスタイルラボは、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリーにて天然ヒト型セラミド配合美容液「セラプル」の販売を開始した。
天然ヒト型セラミドは乾燥に対する高いバリア機能を持ち、超長鎖脂肪酸と呼ばれる。同品は醸造発酵物由来の天然ヒト型セラミドを主成分とし、加齢とともに揺らぐ油分と水分のバランスを整え、肌質・性別を問わないボーダーレスな美容液をコンセプトに、2016年に発売。数種類のヒト型セラミドのうち、セラミド1(EOP)、3(NP)、6(AP)を採用し、合成物質や着色料は一切使用せず、セラミドと相性の良いホホバオイル、ツバキオイルなど4種類のオイルのほか、天然オーガニックアロマオイルを配合している。
発売当初は新宿、青山、博多のセレクトショップなどで展開していたが、口コミなどで広がり、伊勢丹新宿本店での取り扱いは今回が初となる。
なお、4月28日を除く4月25日から5月1日まで、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリーにて、開発者の平野宏枝氏がビュティーアドバイスを行う。参加費は無料。(各日4名まで、ビューティアポセカリーホームページにて事前予約受付中)

新素材「イサダオイル」「アグアヘエキス」を上市/オリザ油化

2018.05.02

 オリザ油化(愛知県一宮市)は、新素材として唯一の日本国産クリルオイル「イサダオイル」およびマイルドな女性ホルモン様作用を有するフルーツ「アグアヘエキス」を上市する。どちらも5月16日から東京ビッグサイトで開催される「ifia JAPAN2018」で正式にリリースする予定だ。
 「イサダオイル」は、オキアミの中でも唯一日本国産であるイサダから抽出したクリルオイル。吸収性の高いリン脂質型のDHA、EPAやアスタキサンチンのほか、イサダのみに含まれる特徴成分「8‐HEPE」を含有する。
 機能性については、マウスを用いた試験で内臓脂肪の増加抑制作用を確認しており、抗メタボ・ダイエット向け素材として提案を強化していく。
 一方のアグアヘエキスは、南米で栽培されるオオミテングヤシの果実から抽出したもの。
アグアヘは古くから豊胸作用があると言われていたが、同社では2年に渡る研究の末、アグアヘに含まれる植物性エストロゲンをプテロカルパン類のレスペフロリンG8と8‐ヒドロキシホモプテロカルパンであることを世界で初めて解明。
その活性の強さは大豆イソフラボンに含まれるダイゼインの10分の1、ゲニステインの125分の1程度で、インビトロの試験でも副作用のリスクが極めて少ないことが明らかになっている。
女性ボランティアを対象としたオープン試験では、同素材を1日100mg、4週間摂取させたところ、「身体の痛み」、「活力」、「社会生活機能」、「精神的側面のQOL」が摂取前と比べて有意に改善した。
こうした機能性・安全性に関するエビデンスを武器に、プエラリア・ミリフィカや大豆イソフラボンとの差別化を図っていく考え。

売上高が前期比11.6%増の6952億円/ウェルシアHD

2018.05.02

 ドラッグチェーン最大手であるウエルシアホールディングスの18年2月期の通期決算は、売上高が前期比11.6%増の6952億6800万円、経常利益が前期比20.2%増の309億2300万円、営業利益は前期比19・7%増の288億2600万円、純利益は前期比18.8%増の171億6600万円だった。通期業績が当初予想を上回った。
積極的な新規出店とともに、「ウエルシアモデル」と呼ばれる調剤併設店舗や24時間営業店、カウンセリングの充実が功を奏した。
 前期に子会社化した丸大サクラヰ薬局や今年3月に子会社化した一本堂もこのウエルシアモデルを順次導入予定している。

国産ショウガの提案強化/坂田信夫商店

2018.05.01

 数多くの国産生姜をラインアップする坂田信夫商店(高知県香美市、筍娃牽牽掘Γ毅魁Γ横毅沓供砲蓮▲轡腑Εオールを高含有する「発酵黄金(こがね)生姜粉末」を機能性素材として提案している。
 同社ブランド生姜「黄金生姜」は通常の生姜より、香り成分のジンゲロール、辛み成分のショウガオールが高いという特長を持つ。
 そうした特長を持つ黄金生姜の粉末を原料に、グルコースを使用した特許出願中の独自製法で発酵させることにより、ショウガオールを約8倍(原料比)に増加させた。同時に生姜由来のオリゴ糖も約2%、グルコン酸は約8%以上を含有する。
 賞味期限は製造から24カ月と長く、1日の目安量は1gとコストパフォーマンスが高い。ホットドリンクやみそ汁、スムージー、青汁などの液状はもちろん、スイーツや料理など幅広い食シーンに取りいれやすい仕様となっている。
 同社は自社商品として発酵黄金生姜粉末を「プレミアムジンジャーパウダー」として販売中だ。
 「栽培から加工・流通まで」の六次産業化に取り組む同社は、1983年の開発当初より黄金生姜の「おいしさ・安全性・用途開発・機能性・第三者認証」などに重きを置いて啓もうを行ってきた。
 国産へのこだわりについて、「よいものを突き詰めた結果、安心と安全性を担保できる国産にたどり着いた。そこに弊社独自のブランド戦略を活かし、提案を行ってきた」(同社担当者)と語る。 
 そうした結果、現在では食品メーカーや外食メニューにも多く採用され、豊富な食経験を有する。「数年以内に機能性表示の届出を視野に入れている」(同)として、研究を進めている。主役を引き立てる薬味などの存在にとどまらず、生姜が商品選択の基準となる消費の定着を目指す。

有機JAS認証取得の大麦若葉など好調/イリーナコーポレーション

2018.05.01

 イリーナコーポレーション(川崎市麻生区)は、島根県石見地区産大麦若葉、沖縄県産モリンガなど有機JAS認証取得の高品質な国産健康食品素材を多数ラインアップしている。
有機大麦若葉末は、甘みとコクのある六条麦にこだわり、一番刈りの若葉のみを使用している。
産地である石見地区は温和な気候、日照時間の長さ、朝晩の寒暖差など大麦の栽培に適した環境にあり、甘み・旨みの強い若葉が栽培できる。
最近の研究では、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含有しているほか、100g当たり420mgのケイ素が含まれていることも分かっている。
品質や風味の良さが評価され、最近では中国など海外からの引き合いも増えているという。
近年スーパーフードとしても注目を集めているモリンガは、ビタミン、ミネラル、食物繊維、GABAなどのアミノ酸、ポリフェノールなど豊富な栄養素を含むため別名「緑のミルク」とも呼ばれる。
沖縄県は原産地であるインドやフィリピンなど亜熱帯地域と似た気候のためモリンガの栽培に適しており、このほど圃場を大幅に拡大して供給体制を整えた。
微粉末で水溶性にも優れるため、サプリメントだけでなく青汁やスムージー、お茶などへの配合も可能だ。
 今後は自然派志向の飲食店や雑貨店などに向けて提案を強化していく。

ロングセラー素材「フィトレックス‐5」が好調/一丸ファルコス

2018.04.27

 一丸ファルコス(岐阜県本巣市)は、5種類のハーブエキスをブレンドした素材「フィトレックス‐5」を販売している。上市してから20年以上経つにもかかわらず、供給量は増加傾向にある。素材の形状はパウダータイプのみで、推奨摂取量は80〜120mg/日としている。苦みがないため、サプリメントだけでなく、飲料や菓子、ゼリーでも採用されている。
「フィトレックス‐5」で用いられている5種類のハーブはボダイジュ、エンメイソウ、ラカンカ、セージ、オトギリソウである。同社の研究で、ボダイジュがコラーゲン蓄積量上昇に役立つコラゲナーゼ阻害作用があること、エンメイソウにはヒアルロニダーゼ阻害作用、ラカンカは肌老化を防ぐ活性酸素消去作用、そしてセージ及びオトギリソウには肌弾力低下を防ぐエラスターゼ阻害作用が確認された(※グラフ参照)。
 元々、アレルギーに関してIgE抗体産生抑制作用があることが研究でわかっていたが、アレルギーによる鼻炎や皮膚炎、花粉症など抗炎症効果が美肌効果も関連付けることできること。そして、昨今のボタニカルブームの影響もあり、植物を由来とする「フィトレックス‐5」への注目は以前にも増して高い。

ストーリー性とエビデンスで差別化した国産素材を供給/ユニアル

2018.04.27

 ユニアル(東京都板橋区)は、豊富な食経験に裏打ちされた安全性とストーリー性、そしてエビデンスに基づいた機能性を合わせ持つ国産健康食品素材の原料供給および製品OEMを行っている。主なラインアップは、美容・抗糖化素材の柴菊花「えんめい楽」(新潟県・山形県産)、青汁・グリーンフーズ素材のクマザサ粉末(北海道産)、関節・抗炎症素材のオオイタドリ若芽抽出物(北海道産)、新素材のシークヮーサー果皮抽出物「PMF90」(沖縄産)、もみじエキスFDパウダー(岐阜県・愛知県産)、ホップ毬花粉末(秋田県産)など。
「PMF90」は、シークヮーサーの搾汁残渣から特許技術でノビレチンおよびタンゲレチンを高濃度で抽出したもの。
ノビレチンおよびタンゲレチン90%以上(うちノビレチン50%以上)と高純度で規格しており、少量で推奨摂取量を満たすことが可能だ。
機能性については、男性の前立腺肥大に起因する排尿障害と女性の過活動膀胱による排尿障害の双方に異なるアプローチで有効性を発揮することがマウスを用いた試験で示され、実際に頻尿や尿漏れなどの排尿障害を有する男女を対象としたヒト臨床試験でも排尿障害改善作用が確認された。
 もみじエキスFDパウダーは、サプリメントとしては新規性が高く、なおかつ「和」の素材としてイメージも良いことから、ダイエット向け製品の付加価値を向上できる素材として提案を強化。
マウスを用いた試験では、血糖値上昇抑制をはじめ、インスリン抵抗性改善、脂肪吸収抑制、体重上昇抑制、中性脂肪・コレステロール低下などの作用を確認した。
 ホップ毬花粉末は、、古くからビール醸造に使われるホップの毬花(まりばな)を粉末化したもの。
含まれる成分として、キサントフモール、イソキサントフモール、8‐プレニルナリンゲニンなどが知られており、抗肥満・抗アルツハイマー・更年期症状改善などの機能が期待される。また、程よい苦味を持ち、コラーゲンや青汁など独特の風味を有する製剤に少量添加することで、キレの良い味に仕上げることも特徴としている。

外国人初の女流棋士とスポンサー契約/大塚製薬

2018.04.26

 大塚製薬(東京都港区)は3日、外国人初の女流棋士として活躍しているカロリーナ・ステチェンスカ女流1級と栄養スポンサー契約を結んだ。食事に関するアドバイスや製品提供といった栄養面のサポートを行っていく。
 同日開催されたスポンサー契約発表会では初めに、大塚製薬の只野健太郎氏による脳の活性についてのプレゼンが行われた。対局が10時間を超え、長時間の集中力を必要とする将棋では、集中力の持続のための栄養補給が重要になる。これまではブドウ糖などの糖質が重視されていたが、研究が進み脳の働きにはバランスの良い栄養補給が必要だと分かった。
大塚製薬製品部の仲尾氏は今回のスポンサー契約について、「カロリーメイトとカロリーナさんの名前に運命的なものを感じた。ひたむきに将棋に向き合う人をサポートしていきたい」と述べた。カロリーナさんは「日本に来てカロリーメイトを知り、当初は名前が似ていると思っていたが、このようになるとは読めなかった」と述べた。
 契約発表会ではカロリーナさんの将棋との出会いからこれまでの活躍をアニメーション作品として作成することも発表された。作品は6月の公開が予定されている。

オンラインプラットフォーム取引についての専門調査会設置へ/消費者委員会

2018.04.25

 消費者委員会(座長:瞞洌儖長)は12日、第272回消費者委員会本会議において、オンラインプラットフォームにおける取引の在り方に関する調査会の設置を決定した。設置する趣旨について皸儖長は「インターネットなどを利用した電子商取引の規模は拡大傾向にあり、インターネットショッピングやマッチングサイトなどいわゆるオンラインプラットフォームはBtoCだけでなく、CtoCで消費者も容易にサービスの提供者として参加が可能となっている。しかし運用業者、購入者がどのような責任を持ち義務を負うべきか必ずしも明確になっていない。安心してサービスを利用できるようにするために、具体的な検討が必要だと多数の委員からも意見があがっている。」と説明。蟹瀬委員は「一般消費者はプラットフォームが大きいほど信頼性が高いと受け止める。運用業者はその責任を理解し、消費者にとってはプラットフォームがこういう者だと理解する機会になる」と述べた。また樋口委員は「運用する側がどんなことに気を付けているか、消費者側にはどんなトラブルがあるのかを調査し、枠にはめて考えるのではなく、多様な視点で議論を進める必要がある。」と発言した。
 調査会は今後調査状況に応じて随時開催予定。

中期経営計画を策定/ADEKA

2018.04.25

 化学品・食品素材を展開するADEKAグループ(東京都荒川区)は2018年度から2020年度の中期経営計画『BYOND3000』を策定し、4月からスタートした。
経中期経営計画では、基本戦略として、樹脂添加剤、化学品、食品を事業の3本柱に、事業ごとの戦略製品の販売を世界規模で拡大し、新規領域であるライフサイエンス、環境、エネルギー分野でビジネスモデルを構築し、事業を推進するとしている。中期経営計画の最終年度となる2020年度に連結売上高3000億円、営業利益10%、ROE(株主資本利益率)10%を目指す。

丸大食品「プラズマローゲン」で健常者75人対象の認知機能試験実施へ/IHM

2018.04.24

IHM(東京都品川区、筍娃魁Γ毅苅械機Γ牽僑毅掘砲牢歛膺品が独自開発した健康食品向け原料、「鶏ムネ肉プラズマローゲン」(12・5%以上)を販売している。 
昨年、健常者向けに「学習記憶能力増強剤」も物質特許取得した。健常な哺乳動物が特定のプラズマローゲンを摂取することで、学習記憶能力が増強される点が認められた。将来的には機能性表示も目指すことができる優れた素材だ。
特許に関してはこのほか、「抗中枢神経系炎症剤」(物質特許)、「鳥類ムネ肉から得られる機能性素材及びその製造方法」(製造特許)も取得済みだ。
製造元の丸大食品では健常者75人(90日間)を対象とした認知機能向けの臨床試験を実施。その有用性が期待される。
現在、鶏ムネ肉由来プラズマローゲンに関して、オイルタイプを展開している。それに加えて、より汎用性を高めるために粉末タイプの上市も今秋予定している。粉末タイプが販売された場合、打錠・顆粒、ゼリーなどさまざまな形状で提案できるようになる。
なお、鶏ムネ肉由来プラズマローゲンについて5月16日(水)午後3時5分〜3時20分にプレゼンセミナーが行われる(演者は丸大食品研究者、「ifia/HFE JAPAN」東京ビッグサイト)。
IHMとしてはこのほか、ナノ型乳酸菌nEFについて5月17日(木)12時〜12時15分にプレゼンセミナーを行う予定である。

「健食原料・OEM展」今年も1万人超来場

2018.04.23

過日4月18日・19日の2日間にわたって開催されました弊社主催「健食原料・OEM展」は、今年も多くのお客様にご来場頂き、盛況のうちに閉幕いたしました。
来場者数は1日目が5577名、2日目が5161名、累計1万738名と、1日目の悪天候にもかかわらず昨年(1万631名)を上回る結果となりました。
ご来場頂きましたお客様には、心より御礼申し上げるとともに、本展示会が皆様のビジネスにとって有意義なものになりますことをお祈りいたします。
来年開催の「健食原料・OEM展2019」は4月9日(火)10日(水)の2日間、会場は今年と同じ東京国際フォーラムとなます。
出展のご希望など、各種お問い合わせは お問い合わせフォーム もしくはお電話(展示会事務局=03-3839-0751 担当・小長谷(こながや))にてお願い申し上げます。

シルクフィブロインが好調/ドクターセラム

2018.04.16

 ドクターセラム(東京都渋谷区)が供給する抗糖尿・ダイエット商品「セラム‐シルクフィブロイン」が好調だ。ヒト臨床データが支持され、これまでエステサロンや宣講販などを中心に長年堅調に販売を行ってきたが、昨年12月から調剤薬局チェーン大手・クオールの一部店舗でも販売を開始した。店舗からは、豊富なエビデンスを持つロングセラー商品として期待されており、今年から取扱店舗を拡大していく予定だ。
店頭では顧客が興味を引くような売り場を演出しており、シルクフィブロインは糖質・脂質を絡め取って排出するカット系の健康食品として展開されている。薬剤師の説明販売により、ヘビーユーザーに繋がるリピーターも増えているという。
「セラム‐シルクフィブロイン」に配合しているシルクフィブロインは、蚕の繭からとれるフィブロインタンパクのみを特殊な製法により分離精製し、分子量約38万の高分子フィブロインを限外ろ過して、分子量を約25万にしたもの。多孔性の3次元構造を有し、体内で消化されにくい難消化性の無味無臭のタンパク質である。
これまでに実施された1493名に及ぶ短期飲用試験や況薪尿病患者を対象とするヒト臨床試験などにより、脂質代謝能や糖代謝能を改善させる作用や安全性が確認されている。
短期飲用試験では、臨床検査値の管理区分を、数値に異常が見られない正常域、経過観察または食事指導などが必要な未病域、病気と診断されている要医療域の3つに分け、検証を行った。その結果、空腹時血糖値は、未病域では統計学的に優位ではないものの低下が認められ、要医療域では有意な低下を示した。
同素材は、「長期摂取による脂質代謝改善効果」「過剰摂取時の安全性の検証」「血清脂質および糖代謝に対する機能性と安全性の層別解析」の3つの論文が、「診療と新薬」査読受理されている。

PSが機能性表示対応で引き合い好調/ビーエイチエヌ

2018.04.13

 ビーエイチエヌ(東京都千代田区)は、大豆由来のPS(ホスファチジルセリン)原料「リパミンPS」を供給している。昨年12月、大豆由来PSを機能性関与成分にした機能性表示食品(脳機能系)が初めて受理され、機能性表示対応素材として引き合いが増えている。
 脳機能にアプローチした世界的なブランド原料である「リパミンPS」は、PS88%以上で高含量規格した「リパミンPS90PN」、同70%以上規格の「リパミンPS70PN」、同50〜60%含有の「リパミンPS50PN」、同18〜22%で規格した「BHN PS20P」の4種類をラインアップ。
 機能性表示向けに、「リパミンPS」を用いた「脳機能改善」と「ストレス低減」に関する研究レビュー(SR)をそろえるとともに、機能性表示食品の開発を目指す販社をサポートしていく。
 なお、同社は「健食原料・OEM展2018」に出展。「脳機能に新受理原料が登場!『リパミンPS』」と題した企業プレゼンテーションを18日(水)・19日(木)にそれぞれ実施する。

幹細胞強化素材として特許取得の「イムバランス」を供給/ニチモウ

2018.04.13

 ニチモウバイオティックス(東京都品川区)は麹菌発酵大豆培養物「イムバランス」の販売に注力している。
「イムバランス」は日本の伝統的な麹菌発酵をもとに、独自の特許技術で、大豆を原料として味噌麹菌の発酵で生まれた機能性素材である。製法は脱脂大豆を用いて蒸煮・冷却、発酵・分解、乾燥、殺菌・粉砕を経て作られる独自製法(日米欧で製法特許取得)による。原材料となる大豆は遺伝子組み換えのない良質な国産品を用いている。さらに製造上重要な麹菌も国産である。
「イムバランス」の開発期間は長く、平成23年8月に幹細胞増強素材としての用途特許を取得しており、同社としても幹細胞に関する有用性に関しては、長期間研究を続けてきた。
幹細胞の機能が低下すると老化促進の原因にもなるため、幹細胞はアンチエイジングとしても重要な役割を担っている。しかし、加齢とともに骨髄造血幹細胞数が減少することがわかっており、80才で乳幼児に比べて200分の1になってしまうという調査結果もある。
マウスを用いた研究では「イムバランス」の経口摂取で脾臓の重量が有意に増加した。脾臓は全身にあるリンパ球の4分の1があり、血小板に関しては全身の3分の1を貯蔵しているなど重要な臓器である。また、 脾臓を強化することで骨髄造血幹細胞の増強も期待できる。このため、「イムバランス」は老化防止に役立つと考えられている。
そして同じくマウス試験で放射線全身照射(8Gy)後、脾臓重量は有意に低下したが、「イムバランス」投与により、有意に増加し、脾コロニー形成数も有意に増加したことを確認した。
なお、「イムバランス」の幹細胞増強作用に関しては来年以降に新研究を行う方針だ。
幹細胞増強作用以外にも「バイオジェニックス」「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」という三つの有効性とその相乗効果によって、花粉症などアレルギー改善作用も期待できる。これまで、「小児アトピー性皮膚炎」「花粉症」「食物アレルギー」などの改善効果で査読付き論文が投稿されてきた実績が評価されている。

有機JAS取得の紅茶キノコ粉末を上市/アダプトゲン製薬

2018.04.12

 アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市)は、新素材として「有機JASコンブチャ」(紅茶キノコ)をこのほど上市した。
40年ほど前に日本で大きなブームとなった紅茶キノコは、近年海外を中心に「コンブチャ」と呼ばれ、美容効果やダイエット効果があるとされ再び注目を集めている。
その白い原体には、主に乳酸菌、アシドフィルス菌に加え、プロメライン、パパインなどのタンパク質分解酵素、グルクロン酸、ビタミンB群およびCなどを含み、腸内環境改善や免疫賦活、デトックスなどの機能が期待される。
一方の紅茶の部分には、カテキン類、テアフラビン類などのポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用、殺菌作用、抗インフルエンザ作用、血糖値上昇抑制作用、血中コレステロール濃度上昇抑制作用などの機能性が報告されている。
抗酸化能については紅茶キノコとして発酵させることでさらに向上することも確認済みだ。
有機JAS認証をしているため、米国をはじめ海外のマーケット進出も視野に入れる。
剤形は水溶性粉末のため、錠剤、顆粒、飲料など幅広い剤形に対応できることも特徴となっており、幅広い分野の製品に向けて提案していく。
また、同社では、老舗味噌・醤油メーカー・イチビキ(名古屋市熱田区)と共同開発したる味噌由来の植物性乳酸菌「蔵華乳酸菌LTK-1」の供給にも力を入れている。
LKT‐1は、味噌蔵に棲む約1万株の中から厳選した乳酸菌で、直径が0・4〜0・5μmと非常に小さく、1g当たり4兆個の菌を含有することが大きな特徴。
機能性については、マウスを用いた試験で体重減少効果を確認し、脂肪の多い食事による体重の増加を抑制する可能性が示唆されている。
近年、味噌など和食由来の素材は「ジャパニーズスーパーフード」として注目を集めているため、ストーリー性とエビデンスで差別化を訴えていく考えだ。

ヒト試験で有効性確認のツルレンゲを供給/丸善製薬

2018.04.12

 丸善製薬(東京都渋谷区)はアイケアとして「ツルレンゲ乾燥エキス」に注力している。 
ツルレンゲをアイケア素材として扱うのは国内で同社が唯一である。
 臨床試験については、社内ボランティアによる二重盲検クロスオーバー試験で眼精疲労の症状に対して効果があることが確認されている。
 また、ルテインとの併用に有効なデータも揃えている。ヒトの網膜や黄斑部に存在する色素であるルテインがストレスや活性酸素、加齢、強い光などで減少していくことがわかっているが、ツルレンゲ乾燥エキスとルテインを摂取することでルテイン減少防止作用を確認したためだ。ルテインとツルレンゲ乾燥エキスの摂取はルテインのみの摂取に比べてルテインの効果を長時間持続するということを同社は期待する。
 ルテインは機能性表示食品をはじめ、今後さらに市場拡大が期待できるため、ルテインの効果を高める補助役として積極的に提案していく。このほか、ツルレンゲのTie2活性作用に関する特許も取得した。
 アイケア素材はこのほかメグスリノキなどがある。素材名だけで、目的がわかるため、需要は高い。

パーム油の需要増で米国に新会社設立/不二製油

2018.04.11

 不二製油グループ本社(大阪市北区)は、米国市場におけるパーム油の需要増加に対応するため、現地の孫会社・FUJI VEGETABLE OILを通じて新会社を設立することを3月15日に行われた取締役会で決議した。
 新会社の名称は「Fuji Oil New Oreleans,LLC」で、2022年までに売上高3500万米ドルを目指すとしている。
 同社では「今期の売上高への影響は軽微であるが、中長期的には今後の当社グループの収益性向上に資するものであると考えている」と期待を寄せている。

栄養価の高い世界最小の穀物「テフ」を供給/ユニテックフーズ

2018.04.10

 ユニテックフーズ(東京都中央区)はテフ、青バナナパウダー「バナナマッシュ」を供給している。
 世界最小の穀物と言われるイネ科のテフは、小さな粒に豊富な栄養を含む。外皮から胚まで丸ごと食べることができ、海外では小分けした商品や、粒を練り込んだパスタが流通。グルテンフリー、低GI素材でもあり、スイーツやパンなどでの採用も多い。アメリカでは2000トン、ヨーロッパでは500トン、カナダでも300トンの市場規模があると言われ、欧米ではポピュラーなスーパーフードだ。
テフ100g当たりの栄養成分は、鉄分5咫淵廛襦璽鵑裡鞠棔法亜鉛2・9咫頁力粉の9・7倍)、食物繊維8g(レタスの7・3倍)、その他植物性タンパク質10・5g、カルシウム113咫糞軻と同等)、レジスタントスターチ1・5gなど、特に女性が不足しやすい栄養素が多く含まれる。
ほかにも、BCAA、アルギニンが豊富に含まれ、アミノ酸のバランスが良く、消化・吸収されやすいタンパク組成であることが分かっている。
鉄分に関しては、女性ランナーがテフを20%配合したパンを6週間食べ、食事からの鉄摂取量が38%向上、耐久運動の指標が24・5%向上したとの報告もある。
同社ではホワイトとブラウンのテフを取り揃え、それぞれグレイン(粒のまま)品とパウダー品の供給が可能。
同社は今後、スポーツニュートリション、アスリートフードとしても提案を進める考えだ。
オーストラリア産の未熟バナナが原料の「バナナマッシュ」は、世界遺産の宝庫であるオーストラリアのナチュラルなイメージと原料の新規性で、国内では健康志向のパン・製菓メーカーからの引き合いが好調。業務用と、自社通販では一般向けに500g品を販売し、売上を伸ばしている。扱いやすい粉末形態であり、スムージーなどに加えたり、小麦粉の代替としても利用できる。

喉を鍛えてアレルギーに備える/山田養蜂場

2018.04.09

山田養蜂場(岡山県)は3月8日、メディアセミナー「アレルギー本格シーズンに備える喉の鍛え方【のどトレ】の重要性」を開催した。
 セミナーでは池袋大谷クリニック院長 大谷義夫氏が登壇し、飲み込む力の低下により発症するアレルギーについて解説し、最後は風邪だけでなく肺炎も防ぐための喉のトレーニングを出席者と共に実践した。
みつばち健康研究所所長の橋本健氏は、研究所で進めているハチミツの効能について試験データとともに発表した。ハチミツは子どもの咳止め薬と同様の効果があると分かっており、ハチミツ内の安全で強力な成分については研究が進められている。
また、プロポリスの効果についても言及した。生活習慣病、花粉症の症状改善に大きな効果があり、現在では認知症予防のためにも研究されていて、ハチミツとともにその成分に期待が持たれている。
 セミナーの最後には山田養蜂場から3月30日に発売される新商品「プロポリスC」の紹介が行われた。水なしで摂れるチュアブルタイプで、セミナーで解説された花粉症の症状に対する効果などが認められている。

スピルリナ、チアシードなど12素材を使用/「スーパーフード」のオードブルが好評

2018.04.06

 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ(横浜市西区)内のオールデイブッフェ「コンパス」では、「開業20周年記念ランチブッフェ」としてスピルリナ、チアシード、アマランサスなど12種類のスーパーフード素材を使用したオードブルを3月19日から5月10日まで提供している。
 今回提供されているメニューは、「木綿豆腐とサラダホウレン草 スピルリナとコリアンドレッシング」、「ミックスビーンズとアマランサス ターキーパストラミのイタリア風マリネ」、「カボチャとパプリカのサラダ クルミとチアシードを添えて」、「小エビとゴボウのマリネ 白ゴマとココナッツ風味 ゴジベリー ブロッコリースーパースプラウトとともに」など6種類(ディナー限定・土日限定メニューあり)。
同店の南環次シェフが開発したこれらのメニューは、見た目が鮮やかなだけでなく、体の中から「美」と「健康」を取り入れることをコンセプトとしている。
昨年からは(一社)日本スーパーフード協会認定・スーパーフードエキスパートの山内寛子氏が同店のアンバサダーを務めており、スーパーフードを取り入れたメニューはすでに多くの来店者に好評を得ているという。

RDサポートがCRO事業を買収

2018.04.05

 食・健康分野に特化した人材事業・ヘルスケア事業や展示会などを行うRDサポート(東京都千代田区)は、医薬品および食品のCRO事業行うアイメック(東京都新宿区)を買収し、新たに食品および医薬品の臨床試験受託事業を強化することを明らかにした。
 RDサポートでは今年1月に新会社「アイメックRD」(東京都新宿区)を設立。同月31日付でアイメックの事業を新会社に譲渡することで合意した。代表取締役にはRDサポートの大澤裕樹氏とアイメックの堀口圭一氏の2名が就任する。
 04年に医薬品のSMO・CRO事業を柱に設立されたアイメックは、医薬品で積み重ねてきたヒト臨床試験の実績と各種医療機関とネットワークを活用し、食品およびサプリメントの分野でもトクホや機能性表示への対応を含めたハイレベルな臨床試験を可能としている。同時に、競争力ある価格やスピード感で顧客の持つ幅広いニーズに対応できることも強みだ。
食品における臨床試験の受託領域は、体脂肪関連、血管内皮関連、脂質代謝関連、整腸関連など10分野に及び、近年は機能性表示制度がスタートした影響もあり、大手メーカーや販売会社などから試験受託の依頼が増えているという。
 RDサポートでは、昨年3月からアイメックと臨床試験受託に関する業務提携を締結し、両社による連携で事業を継続してきた。今後、さらに臨床受託事業を拡大していくにあたり、RDサポートの持つ人材と500社を超える食品メーカーとの取引実績を生かし、さらなるシナジー創出を目的にRDサポートの100%出資で新会社の設立に至ったとしている。
 RDサポートでは、「今回の新会社設立に当たり、食品CRO業界のさらなる質向上を目指していくとともに、当社の役割である健康寿命延伸産業のさらなる振興に寄与したい」と決意を語っている。
 なお、RDサポートとアイメックRDは4月18・19日に開催される「健食原料・OEM展2018」に出展し、企業プレゼンテーション「医薬品クオリティの食品臨床試験を目指して」(4月19日10時20分〜10時50分)を実施する。聴講料は無料。

松井秀正副社長が社長就任内定 大木ヘルスケアHD

2018.04.05

 大木ヘルスケアホールディングスは、松井秀正副社長が6月29日開催予定の第3回定時株主総会後に、社長に就任すると発表した。松井秀夫会長兼社長は、代表権のある会長に留まる。
 昨今の業績好調を背景に、同社創業360周年を契機に「世代交代」を図る考えだ。
 松井秀正氏は平成11年入社。東京・大阪各支社長、経営企画室長、専務取締役等を経て、27年11月より代表取締役副社長兼統括管理本部長に就任。傘下の大木製薬の社長も務める。
 ヘルスビジネスマガジン社主催「健食原料・OEM展」(4月18日〜19日・東京国際フォーラム)では、松井秀正氏を招き「大木が考える食と健康カテゴリー」(19日11時〜11時50分)と題したセミナーを企画。次期社長のドラッグストア戦略ビジョンが披露される。
 セミナーに関する詳細はこちら

サチャインチプロテインが引き合い好調/研光通商

2018.04.04

 研光通商(東京都千代田区)では、オメガ3を含有するサチャインチパウダーと南米アマゾン産のスーパーフルーツ8種類をミックスした植物性プロテイン「アマゾンパワーシェイク」、品種登録されている唯一のチアシード「サルバチア」を供給している。
原材料にはペルー原産のツル科植物であるサチャインチのパウダーのほか、マカ、紫トウモロコシ、メスキート、ルクマ、カムカム、キヌア、ヤーコン、ステビアの8種類。現地メーカーが直接契約し、有機農法を指導した1000件の生産者により、無農薬栽培された原料だけを使用した。
製造工程では香料、乳化剤、人工甘味料、増粘剤などの品質改良剤などは一切使用せず、サチャインチの香ばしさが生かされている。
栄養成分は、オメガ3、食物繊維、9種類の必須アミノ酸を含む18種類のアミノ酸、プロテイン含有量は48%。ノンGMOで、グルテンフリー・アレルギーフリーとなっている。
近年、女性の美容・健康、高齢者の栄養補助として、栄養価が高く消化に優れた植物性プロテインが注目されていることから、ウェルネス分野、カフェ・レストラン分野などに幅広く提案を進めている。
 「サルバチア」は、10数年かけて品種改良し、栄養素、および必須脂肪酸の一貫性に関して品種登録された世界唯一のチアシード。オメガ 3脂肪酸、食物繊維、タンパク質など様々な栄養素が含まれ、況薪尿病、高血圧に対する臨床データも公開されている。
 保水性や腹持ちの良さから、ランナーの給水対策、栄養補給としても利用されているほか、製菓、製パン業界からの引き合いも好調だ。

ルテインが「18年ベスト機能性成分」で賞を獲得/ユニキス

2018.04.04

 ユニキス(東京都中央区)は、インド・オムニアクティブ ヘルステクノロジーズ社製のゼアキサンチン強化のルテイン原料「ルテマックス2020」を供給している。
今年3月に開催された「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト」(米・アナハイム)において、同素材を用いた画期的なB.L.U.E.試験(ブルーライトを浴びる機会が多い人を対象とした臨床試験)と、B.L.U.E.啓もうキャンペーン(What’s Your BLUEキャンペーン)が評価され、2018年ベスト機能性成分のニュートラアワード賞を獲得した。
米国で実施された同試験は、6カ月間のランダム化、二重盲検、プラセボ対照試験で、屋内外で高エネルギーブルーライトを長時間浴びる機会が多い若くて健康な被験者を対象に実施された。
その結果、「ルテマックス2020」グループでは、_斑色素濃度の上昇、▲灰鵐肇薀好抜凝戮筌哀譽△覆瓢覽’修硫善、L椶糧茲譴篆臾欧亮舛亡悗靴董⇒意な改善が見られた。
 「ルテマックス2020」は、天然のルテインと2種類のゼアキサンチン異性体を血漿中と同じ5対1(20%対4%)の比率で規格したルテイン原料。セルフGRAS認証取得、2011年に「フロスト&サリバン社優秀差別化製品賞」受賞、エビデンス、米国での販売実績などが支持されている。また、使いやすい価格で提供できることも強みとなっており、機能性表示食品や健食用途での引き合いが増えている。
 ユニキスでは、「ルテマックス」シリーズとして、ルテイン20%・ゼアキサンチン1%で規格した「ルテマックス フリールテイン」もラインアップ。また、アイケア向けでは、イタリア・インデナ社製のビルベリーエキス「ミルトセレクト」などとの組み合わせ提案も行う。

ドクターシーラボ化粧品売上高好調/シーズHD

2018.04.03

 シーズ・ホールディングス(東京都渋谷区)の18年7月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比12.7%増の238億7500万円、経常利益は前年同期比5.6%増の49億1400万円、営業利益は前年8.3%増の48億7200万円、純利益は前年同期比7.5%減の32億4900万円だった。
 ドクターシーラボ事業では、広告販促費を前年同期比で増加させたことにより、売上高も前年同期比で増加した。看板商品であるアクアコラーゲンシリーズを中心にセット販売を継続的に提案してきた。また、VC100シリーズも拡販のため、TVCMやWeb広告など広告販促活動を積極的に行った。その他、スペシャルケア商品の売上高も好調に推移した。
 若年層向けのブランド「ラボラボ」は、インバウンド需要によって「スーパー毛穴ローション」が化粧品全体の売上高増加に大きく貢献した。
健康食品は昨年11月にナノカプセル技術を採用したビタミンCサプリメント「メガリポVC1000」、18年1月には「VC2000」を発売しており、訴求を強化していく。

新戦略「API‘sODM」に注力/アピ

2018.04.03

 健食受託製造最大手のアピ(岐阜市)は、今期から新たな戦略として「API‘sODM」を掲げ、より付加価値を向上させた製品の開発を提案している。
 「API‘sODM」は、同社がこれまでに取り組んできた「川上・川中戦略」の進化形と位置付けられており、ODMの「D」には「Design」だけでなく、新たな価値を生み出す「Discover」、技術力を裏付ける「Data」、顧客の立場になって考える「Dedication」などさまざまな意味が込められている。
 同社では、付加価値の高い提案営業からさまざまな原料加工を可能とする技術開発、多様な剤型加工・充填を可能にした自社一貫生産体制と品質保証体制、顧客とともに機能性研究を進める研究体制などによって、顧客の持つさまざまなニーズにフィットした「D」を提供していく。
 機能性表示食品に関しては、原料メーカーとのタイアップにて最終製品形態で複数の商品提案を行うとともに、届け出支援も積極的に展開。
 昨年4月には、同社の「ネクストステージ工場」でハラール国際認証(認証機関:マレーシアJAKIM)を取得し、イスラム圏への展開も強力にサポートする。
なお、同社は4月18・19日開催の「健食原料・OEM展2018」(会場:東京国際フォーラム)に出展し、「API‘sODM」による高付加価値の製品提案をPRする予定だ。

有機JAS取得の「紅茶キノコ粉末」を上市/アダプトゲン製薬

2018.04.02

 アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市)は、新素材として「有機JASコンブチャ」(紅茶キノコ)をこのほど上市した。
40年ほど前に日本で大きなブームとなった紅茶キノコは、近年海外を中心に「コンブチャ」と呼ばれ、美容効果やダイエット効果があるとされ再び注目を集めている。
その白い原体には、主に乳酸菌、アシドフィルス菌に加え、プロメライン、パパインなどのタンパク質分解酵素、グルクロン酸、ビタミンB群およびCなどを含み、腸内環境改善や免疫賦活、デトックスなどの機能が期待される。
一方の紅茶の部分には、カテキン類、テアフラビン類などのポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用、殺菌作用、抗インフルエンザ作用、血糖値上昇抑制作用、血中コレステロール濃度上昇抑制作用などの機能性が報告されている。
抗酸化能については紅茶キノコとして発酵させることでさらに向上することも確認済みだ。
有機JAS認証をしているため、米国をはじめ海外のマーケット進出も視野に入れる。
剤形は水溶性粉末のため、錠剤、顆粒、飲料など幅広い剤形に対応できることも特徴となっており、幅広い分野の製品に向けて提案していく。
また、同社では、老舗味噌・醤油メーカー・イチビキ(名古屋市熱田区)と共同開発したる味噌由来の植物性乳酸菌「蔵華乳酸菌LTK-1」の供給にも力を入れている。
LKT‐1は、味噌蔵に棲む約1万株の中から厳選した乳酸菌で、直径が0・4〜0・5μmと非常に小さく、1g当たり4兆個の菌を含有することが大きな特徴。
機能性については、マウスを用いた試験で体重減少効果を確認し、脂肪の多い食事による体重の増加を抑制する可能性が示唆されている。
近年、味噌など和食由来の素材は「ジャパニーズスーパーフード」として注目を集めているため、ストーリー性とエビデンスで差別化を訴えていく考えだ。

レッドドラゴンフルーツなど提案強化/ビーエイチエヌ

2018.04.02

 ビーエイチエヌ(東京都千代田区)は、東南アジア原産の果物でサボテン科属の果実レッドドラゴンフルーツ(別名・ピタヤ)をはじめ、スーパーフード系の素材を各種ラインアップしている。
 レッドドラゴンフルーツは、「ピューレ(フローズン)」と、果汁を粉末化した「ピューレ粉末」の2種類を展開。ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養素、抗酸化作用を有するベタシアニンという赤い色素が多く含まれていること、コレステロール低下作用、差別化しやすいことなどを特徴に、健食、フルーツジュース、スムージーなどに提案していく。
 また、同社ではタイ産のココナッツオイル、オーストラリア産のブロッコリースプラウト、スロベニア産の大麦βグルカン「ヴァレコール15」、ニュージーランド産のキウイフルーツ由来「ザクティナーゼ45」のほか、国産素材として鹿児島県喜界島産のゴマ若葉、桑葉、ボタンボウフウなどもスーパーフード向けに提案している。

「低糖質」に52・6%がダイエットをイメージ/糖質に関する意識調査

2018.03.29

 マクロミル(東京都港区)は全国の20〜69歳の男女を対象に健康維持・促進及び糖質に関する意識調査を実施した。健康維持・増進のための意識調査では「睡眠」が75・8%と最も多く意識され、次いで「食事」が75・3%となった。
1000名を対象に実施した、糖質量に関する意識調査では、糖質量を意識した食生活を経験した人は41・9%だった。その中で、糖質の適正量を意識した人は30・3%、糖質を減らすことを意識した人は72.8%と、「適正量」ではなく「減らす」ことを意識した食生活を送る人が多いと分かった。
 食事の糖質を意識した理由について、男性は「ダイエット」、「生活習慣病の予防」が同率の51・6%となった。一方女性は「ダイエット」が64・9%と最も多く、32・4%が「美容」を理由に挙げており、男女の糖質に対する意識の違いが明らかになった。
低糖質に対するイメージは「ダイエット」が最も多く52・6%となったが、年代別で見ると、20〜40代が「ダイエット」と答える一方で、50〜60代は「病気の予防・健康維持」のイメージが多かった。
 同じ商品で低糖質品と通常品がある場合、糖質を意識した生活を経験した人の74%は低糖質品を選び、経験していない人の65・1%は通常品を選んだ。しかし、経験していない人でも34・9%が低糖質品を選んでいる。
 年代や性別によってイメージは異なるが、共通して美容と健康に効果があるというイメージが定着している。

40代以降のアクティブ女性へ サプリブランド立ち上げ/資生堂

2018.03.28

 資生堂はヘルシーライフを楽しむ、アクティブな40代以降の女性を対象にした総合サプリメントブランド「N.O.U(エヌオーユー)」を4月21日より発売する。
機能性表示食品は「腸内環境を良好にする」「膝関節の働きに役立つ」のヘルスクレームで2種を、そして健康補助食品は3種ラインアップしている。それぞれノープリントプライスで、化粧品専門店を中心に約2000店で展開する。
 健康から始まるビューティースタイルは、今後も拡大・定着が考えられるとして発売に踏み切った。 「Healthy & Go!」をキャッチコピーに、Web、SNS、新聞折込みなどで4月中旬より、モデルのRINAさんを起用し、プロモーションを実施していく。

「キノウ食アワード2018」授賞式開催

2018.03.27

ヘルスビジネスマガジン社が主催する「キノウ食アワード2018」の授賞式が3月16日、JAPANドラッグストアショー内イベントとして開催され、招待された受賞各社の開発・マーケティングのトップが登壇、2018年の市場展望を語った。
同賞は、ドラッグストアで販売されている保健機能食品(機能性表示食品、特定保健用食品、栄養機能食品)を対象とし、生活者への健康習慣の啓発と、新市場創造に特に期待できる商品に贈られる商品賞。
日本ヘルスケア協会、日本チェーンドラッグストア協会、日本ビタミン学会、大木ヘルスケアHD、国分グループ本社の各企業・団体の後援を受け、今回、第1回の開催となった。
受賞商品は以下の通り。

【大賞】

機能性表示食品部門
「一般食品」カテゴリ    カゴメ野菜ジュース(カゴメ)
「サプリメント」カテゴリ  ネイチャーメイド スーパーフィッシュオイル(大塚製薬)
栄養機能食品部門
チョコラBB Feチャージ(エーザイ)
ダブルソフト全粒粉(山崎製パン)
特定保健用食品部門
カテキン緑茶(伊藤園)

【特別賞】

次世代賞
制度下での受理・認可、あるいは商品化に向けて準備中の機能成分の中で、2018年以降の市場拡大に期待の持てるものに贈られる。
L8020乳酸菌
オレウロペイン(オリーブ葉抽出物)
プラズマローゲン

パイオニア賞
2017年に発売された商品の中で、今までになかった部位・訴求への機能性を表示する商品に贈られる。
ロイテリヨーグルト(オハヨー乳業)

時代のキーワード賞
選考委員が選ぶ「食と健康」市場の2018年のキーワードを体現する商品に贈られる。
「おいしさとの両立」
くらしの和漢/「冷え知らず」さんの生姜(永谷園)
ソヤファーム 豆乳でつくったヨーグルト(ポッカサッポロ)
「睡眠ケア」
ネナイト(アサヒグループ食品) 飲むマグネシウム(タテホ化学工業)
イビキスト(池田模範堂)
「年齢ステージ別ケア」
歩コレシピ(ビタリア製薬)
「内外美容」
チョコラBBリッチセラミド(エーザイ)

日本チェーンドラッグストア協会特別賞

EPA Charge(ニッスイ)

店頭ヒット賞
店頭での販促・プロモーションに特に輝くもののあった商品。「月刊H&Bリテイル」読者による投票で決定される。
BifiXヨーグルト(江崎グリコ)
アラプラス 糖ダウン(SBIアラプロモ)

殺菌ビフィズス菌「BR‐108」の提案強化/コンビ

2018.03.23

 コンビ(さいたま市桜区)は、殺菌ビフィズス菌「BR‐108」を供給している。
ビフィズス菌は乳幼児の腸内細菌叢で優勢を占める。同素材は同社独自の製造技術を活用し、原料を殺菌処理。1gあたりの菌数を1000億個に調整している。 
ヒト試験でのデータも豊富だ。腸内細菌叢改善効果を検証した試験では、健常な成人男女(平均年齢38・6歳)7名を対象に、BR‐108を1カ月間・毎日200咫紛歐遙横娃芦個)摂取してもらい、摂取前と摂取後の腸内細菌の占有率を確認。同品を摂取後、7名中5名で善玉菌の代表であるビフィドバクテリウムの占有率が増加し、平均占有率としては1・75%増加(変化率:+10・1%)。日和見菌のバクテロイデスについては、7名中4名で占有率の低下が認められ、平均占有率としては3・36%減少(変化率:マイナス39・0%)した。
便秘改善効果に関しては、成人女性24名を対象に、BR‐108摂取群を14名、プラセボ摂取群を10名の2群に分け、排便に関するアンケート(J‐CAS(便秘評価尺度):8項目3段階評価の総和、J‐CAS値が高いほど便秘傾向が大きい)を実施。BR‐108摂取群に対しては、同素材を200億個配合した錠剤、プラセボ群に対してはデキストリン錠を4週間、毎日1錠摂取してもらい、便通改善効果を評価した。その結果、プラセボ群では平均J‐CAS値に大きな変化は見られなかったが、BR‐108摂取群では4・0→2・9→2・6と減少する傾向が見られた。さらに、BR‐108摂取群は、摂取終了4週間後においても平均J‐CAS値が低く、腸内細菌叢の改善による体質改善にも効果が期待できる。
エビデンスに裏付けされた素材として引き合いが多く、近年は特に一般食品での採用が増加。耐熱性にも優れているので、麺類、インスタント食品から飲料、菓子、アイスクリームなど、その用途は幅広い。

α‐オリゴ糖、「スーパー食物繊維」として提案/シクロケム

2018.03.23

 シクロケム(東京都中央区)は、腸内フローラ改善素材として多機能食物繊維・α‐オリゴ糖(α‐シクロデキストリン)の提案を強化している。
 一般的な食物繊維は、腸内細菌によって短鎖脂肪酸とグルコースに分解される。その際に発生した短鎖脂肪酸が腸内のPh値を下げ、酸性に保つことで善玉菌が優位になり、腸内フローラが改善すると考えられている。
一方、α‐オリゴ糖は一般的な食物繊維よりも時間をかけて短鎖脂肪酸に分解されるため、長時間にわたって腸内環境を酸性に保つ働きを持つ。
さらに、腸内で産生された短鎖脂肪酸は、免疫細胞の一つである制御性T細胞を活性化するため、抗アレルギー作用など免疫賦活作用を発揮することも理化学研究所の研究で明らかになっている。
実際に、ヒト臨床試験ではα‐オリゴ糖を摂取することでアトピー性皮膚炎、花粉症、ぜんそくなどの1型アレルギーによる疾患の症状が軽減し、医師による診断でも犬のフケ、ヒノキ花粉、スギ花粉といったアレルゲンに対するIgE抗体の産生抑制が認められた。
同社では、α‐オリゴ糖は少量の摂取で中性脂肪上昇抑制などの機能性を発揮するため「スーパー難消化性デキストリン」と定義し提案を強化してきたが、その他にも数多くの機能性を有するため、今後は「スーパー食物繊維」としてα‐オリゴ糖の有用性を訴えていくとしている。
4月13日には同社・寺尾啓二社長著の「日本人の体質に合った本当に老けない食事法」(宝島社)が発刊を予定。同著では、食前のα‐オリゴ糖の摂取と食後のヒトケミカル(CoQ10、R体α‐リポ酸、L‐カルニチン)の摂取によるアンチエイジングを提唱している。

エビデンス豊富な関節対応素材を提案/アダプトゲン製薬

2018.03.22

 アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市、電話0572・56・1111)は、ヒト臨床試験で関節に対する有効性を確認した独自素材として、ヒアルロン酸吸収用食品「ECM・E」、吸収性クルクミン「ACUMIN(アキュミン)」をOEM供給している。
「ECM・E」は、鶏冠から特殊製法で低分子ヒアルロン酸およびコラーゲン、ムコ多糖などのペプチドをバランスよく抽出したもの。
高い吸収性と即効性が大きな特徴とし、日本をはじめ米国、イギリス、ドイツ、フランスなど9カ国で11の国際特許を取得している。
機能性については、関節痛の緩和作用をはじめ、保湿・美白などのアンチエイジング、生理痛抑制などの機能性が確認されており、数多くの論文が発表されてきた。
変形性関節症の高齢者を対象とした臨床試験では、「ECM・E」の摂取開始から1週間で主観的な痛みのスコアが低下し、4週間後には疼痛をほぼ感じないレベルまでスコアが低下したことが確認されている。
一方の「アキュミン」は、特許製法により吸収性を飛躍的に向上されたクルクミン(45〜50%で規格)に加え、タンパク質、脂質、多糖類などウコンに含まれるその他の有効成分を丸ごと含んだ新素材。健康な12人を対象とした臨床試験で一般のクルクミン(95%)と比較して10倍にも及ぶ吸収率が示されたほか、米国で市販されている吸収性の高いクルクミンと比較した試験でも「アキュミン」の高い吸収性が示唆されている。
リウマチ患者36人を対象とした試験では、「アキュミン」500mg・1000mg、またはプラセボを90日間摂取させたところ、リウマチの指標であるACR、DAS28といった数値がプラセボ群はほぼ同等であったのに対し、「アキュミン」摂取群ではどちらも有意な減少が認められた。
同社では、こうしたエビデンスデータを武器に差別化を進めていく考え。

愛媛県産青みかんをエアードライで粉末化/ふる里食効研究所

2018.03.22

 ふる里食効研究所(東京都港区)は、免疫対応素材として「AD青みかんパウダー」を供給している。
同品は、愛媛県西宇和産の未成熟みかんを100%使用。さわやかな香りがあり、素材の安全性やストーリー性が支持され、サプリメントのほか、菓子などにも採用されている。
温州ミカンは3月・4月が植え付け適期で、5月に開花、8月中旬に果実を間引いて栄養を集中させる。同素材はこの時期に間引いた青みかんをエアードライ製法で粉末化している。
原料の栄養分析では、100g中にヘスペリジン15g、ノビレチン25咫▲淵螢襯船鵤毅腓魎淪することが確認された。
フラボノイドの一種であるノビレチンは柑橘系の植物に多く含まれ、愛媛大学の研究では、細胞試験、動物実験においてノビレチンの脱顆粒抑制作用による抗アレルギー効果が報告されている。抗認知症効果、血糖値上昇抑制のデータもあり、研究が進められている成分でもある。
ヘスペリジンはみかんの皮や袋、白い筋の部分に多く含まれる成分。毛細血管の強化、血流改善作用などが期待できる。

「プロバイオ普及へ協働継続」でダノンとの覚書を改定/ヤクルト本社

2018.03.20

 ヤクルト本社は2月14日開催の取締役会において、「ダノンとの戦略提携契約の終了と協業関係に関する覚書の締結に関するお知らせ」(平成25年4月26日)で公表した同社とダノンとの間の覚書を改定することを決議した。これまで協同して行ってきた合弁事業、プロバイオティクス振興活動及び研究活動を継続するとともに、ヤクルト本社が現在本格的に進出していない欧州市場(まずスペインをテスト市場とする)におけるダノンによるヤクルト商品の販売など新しい協働事業の実現可能性を検討する。
同社とダノンは平成16年3月4日付で戦略提携契約を締結し、互恵的かつ協力的な戦略提携を進めてきた。同契約は平成25年4月に終了したが、両社はプロバイオティクスの普及にともに取り組んでいくことの価値を互いに認め、友好的な関係を維持するとともに、両社の今後の協業関係に関する了解事項を確認するための覚書を締結。それに基づき、両社は全世界へのプロバイオティクスの普及のための促進活動や研究活動の協同を模索し、実施してきたほか、インド及びベトナムにおいて、これまで両社の合弁会社を通じた事業を展開していた。

「カロリミット」など好調で増収/ファンケル

2018.03.20

 ファンケル(横浜市中区)は平成28年度第3四半期決算短信を公表した。
 主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収となり、全体の売上高は前年比13・8%増の815億9200万円を記録した。
 栄養補助食品関連事業としての売上高は、「カロリミット」シリーズや「年代別サプリメント」、「HTCコラーゲン」が好調に推移し、前年比12・4%増の268億6700万円となった。
 販売チャネル別では、通信販売が全体の41・2%を占める、102億3500万円(前年同期比3・9%増)、店舗販売は75億1400万円(同30・7%増)、卸販売他は77億2300万円(同7・5%増)、海外は13億9400万円(同24・5%増)となっている。
 なお、同社ではファンケル化粧品やアテニアが好調なことに加え、インバウンド需要が想定を上回っていることなどから、平成30年3月期の業績を上方修正している。

「プロバイオティクス」昨年以上の人気に/米・ナチュラルプロダクツ展に8万5000人以上来場

2018.03.19

米国・ロサンゼルス郊外で開催された自然関連の「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2018」(インフォーマグループ・ニューホープネットワーク主催)が7日〜11日に行われ、8万5000人以上が来場、3521社が出展した。
 今年は前回展示が目立ち始めた「プロバイオティクス」関連商材が多数出ていた。「プロバイオティクス」関連の市場規模は米国でも拡大傾向にあり、実際、スーパーや専門店での関連商材の売り場も拡大している。他にもここ3〜4年で急成長を遂げている「植物プロテイン」関連商材の展示が多かった。
 これまでエンドウ豆由来のプロテインが人気を誇ったが今年はコメ由来、さらにはオーガニックのプロテインが目立った。また、表示では「無塩」「減塩」を訴求する製品が多かった。
 同展は自然食品・健康食品などを展示する世界最大級のイベントとして、年々規模を大きくしている。

改定ガイドライン、3月末に公表へ/消費者庁

2018.03.19

 消費者庁は、機能性表示食品制度のガイドライン改定を今月の最終週にも公開する。今回の改定では、新たな関与成分として「糖類・糖質」や「植物エキス等」の扱いが焦点となる。
 複数の業界関係者の話では、糖類・糖質についてはガイドラインの公開とともに届け出が可能となり、植物エキス等は来年度行われるデータベースの改修が完了する夏ごろには届け出が可能となる見通しだという。
 糖類・糖質やおよび植物エキス等の届け出に関してはQ&Aでも示されるほか、届け出内容の簡素化や審査の迅速化などについても盛り込まれると見られている。
 消費者庁の担当者は本紙の取材に対し、具体的な改定内容については明言を避けたが、「一昨年行われた関与成分に関する検討会の報告書を反映できるよう調整している」とコメントした。

「BioPQQ」が原材料として国内初のアンチドーピング認証取得/三菱ガス化学

2018.03.16

 三菱ガス化学(東京都千代田区)は、微生物由来の補酵素である機能性素材「BioPQQ(ピロロキノリンキノンニナトリウム塩)」のアンチドーピング認証を取得した。
 取得したのは透明性が高い、国際的なアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」。世界アンチドーピング機関(WADA)が禁止する物質によるリスクを抑え、製造施設についての厳しい基準が満たされていることや、認証取得後も含めた持続的な分析試験により基準が守られていると示す認証だ。
 三菱ガス化学はBioPQQを「認識能力」のヘルスクレームで提案するとともに、ユーザー層が広がるスポーツの訴求も行ってきた。同品には、体を動かすエネルギーを産生する、ミトコンドリアを作り出す働きがある。疲労、運動、代謝などをサポートするトレーニング時のサプリメントとして活用されている。
 本認証の取得により、今後多くのスポーツ系食品への応用も期待が高いという。

赤坂見附に健康・自然食品店をオープン/ライフメイト

2018.03.16

 ライフメイト(東京都港区)は、東京・赤坂に健康・自然食品店「ナチュラルポケット」をオープンした。
 同店はこれまで百貨店に出店していた6店舗を集約して営業を開始。赤坂見附駅から徒歩5分の青山通り沿いにあり、近隣には企業や学校法人などが立ち並ぶ。顧客層はサラリーマンや学生、主婦と幅広い。  
店内は木目を基調とした温もりある雰囲気で、通販・テレビショッピングでロングセラーの厳選された健康食品のほか、菓子、ハチミツ、ナッツ、有機調味料などの自然食品をはじめ、オーガニック離乳食、非常食、介護食、スプラウト栽培キット、発芽豆有機の種まで、品揃えはバラエティ豊かだ。
中でも店舗一推しなのが「最上級選別 究極の卵かけご飯専用たまご(6個入、税抜き540円)」だ。天然成分と有機飼料で育てられ、濃厚なコクがある。1日の始まりに贅沢なたまごかけご飯はいかがだろう。
同店ではインターネット健康診断機能が付いた会員カードを用意しており、会員になると1000円で4回の健康診断が受けられるほか、買物金額が10%になる特典もある。
今後はオーガニック食材を使った弁当の販売や、店内に検査スペースを設け、健康関連のミニセミナーも開催する予定。通信販売との連携も視野に入れる。
ライフメイトの代表取締役会長・中島祥行氏は「ライフメイトは赤坂で創業し37年を迎えた。地域の皆様への恩返しとして健康に寄与したい」と話している。

ヒト臨床試験を実施済みのナットウキナーゼ供給/セルマーク・ジャパン

2018.03.15

 セルマーク・ジャパン(東京都新宿区)は、ヒト臨床試験で血流改善・血栓溶解作用を確認している台湾・コンテック社製のナットウキナーゼを供給している。
 機能性・安全性に関する豊富なエビデンスデータと競争力ある価格を差別化ポイントに提案を強化しており、最近ではインバウンド向けの引き合いが増えているという。
 ハラール、コーシャに加え、昨年ナットウキナーゼでは初となるFSSC22000を取得するなど、各種認証を取得していることも強みだ。
 その機能性については、台湾国立大学で実施したヒト臨床試験において血流改善および血栓溶解が確認された。
 同試験では、健康な男女55人に納豆菌抽出物を1日当たり4000FU、2〜6週間摂取させ、プラセボ群と試験前後での数値の変化を比較した。
 その結果、納豆菌抽出物摂取群では血圧の抑制や抗酸化酵素(SOD)の上昇、血流改善などの効果が確認されている。
 また、同大学に所属する運動選手26人を対象に実施した試験では、納豆菌抽出物を1日当たり4000FU摂取させ、吸玉療法(カッピングセラピー)によって被験者の背中にあざを作り、-その回復時間で血流の状況を測定した。その結果、納豆菌抽出物を摂取した群ではプラセボ群よりもあざの早期回復が認められ、クレアチンキナーゼ活性や乳酸脱水素酵素活性の数値からも、納豆菌抽出物の摂取があざの細胞回復に効果的であることが示唆されている。
 その作用メカニズムについては、一昨年にヨーロッパの協力企業と共同研究を行い、ナットウキナーゼが血栓溶解する各酵素への働きを観察するデータを取得。今年は新たに脳機能改善に関する試験を実施する予定だ。

L-シトルリン、食欲抑制のエビデンスで差別化/プロテインケミカル

2018.03.15

 プロテインケミカル(東京都千代田区)は、抗メタボ・ダイエット向け素材としてL‐シトルリンを供給している。
 同社の研究では、摂食抑制による抗肥満作用が確認されているため、ダイエット時に起こりがちな食事制限によるストレス軽減が期待できるとして「燃焼促進」や「吸収阻害」を訴求する素材との差別化を図っている。
 摂食抑制による抗肥満作用については、ラットに高脂肪食餌とともに同素材添加水または水道水を11週間自由摂取させたところ、同素材の摂取によって摂餌量が有意に減少し、体重の増加を抑制する傾向を示した。
メカニズムとして脳視床下部における摂食調整因子の一つであるPOMCにおよぼす影響を調べたところ、同素材はPOMCの発現量増加によって摂食抑制作用を示した可能性が考えられた。
 同素材の機能性については、摂食抑制以外にも糖代謝の改善作用が明らかにされており、同社では抗メタボリックシンドローム作用を中心にさらなるエビデンスの強化を図っていく考えだ。

糖転移ヘスペリジン、機能性表示対応で引き合い増える/林原

2018.03.14

 林原(岡山市北区)は、独自の酵素技術でポリフェノールの一種・ヘスペリジンの水溶性・吸収性を飛躍的に向上させた「糖転移ヘスペリジン」(販売名「林原ヘスペリジンs」)を機能性表示対応の血流改善素材として提案している。
 主成分のモノグルコシルヘスペリジンは「末梢血流および末梢体温の維持」のヘルスクレームですでに機能性表示食品として数多くの製品が受理されており、同制度の活用を含めて原料への引き合いが増えているという。
糖転移ヘスペリジンの血流改善作用および冷え改善作用については、冷え性を自覚する男女19人を対象に実施した二重盲検試験を行った結果、足の冷えが有意に軽減したほか、手、腰などの部位でも改善傾向が見られた。一部の被験者からは、冷えに伴う倦怠感や腰痛などの症状の改善も報告されている。
また、食品としてだけでなく、化粧品として肌に塗布しても皮膚の毛細血管の血流を改善し、クマやくすみの改善に有効であることがヒト臨床試験で確認されており、昨年12月に開催された「第9回ヘスペリジン研究会」で研究成果が報告された。

新工場「インテリジェンスパーク」起工式を挙行

2018.03.13

 東洋新薬(本社:福岡県福岡市、広報室☎03・5501・7788)は2月20日に新工場「インテリジェンスパーク」の建設に伴う起工式を挙行した。
新工場は健康食品・化粧品の受託製造件数増加、研究開発・生産体制の強化を目的に、佐賀県鳥栖市に建設する。延床面積は既存工場の約2倍となる約2万2000屐∩犇隼期は2019年春を予定。投資額は操業初期約75億円、最終的に約110億円になる見通しだ。
新工場の名称である「インテリジェンスパーク」には、同社のこれまで培ってきた「経験・ノウハウ(情報)」、「それを動かす能力(知能・技能)」を融合し、次世代型の生産拠点を目指すという想いが込められた。

花王「ヘルシア」が初の受理、機能性表示食品1309件に/消費者庁

2018.03.12

 消費者庁は2月19日から28日にかけて「ヘルシア カテキンの力 緑茶風味」(花王)、「フラバンジェノール」(富士フイルム)など8件を機能性表示食品として新たに受理・公表した。
 「ヘルシア カテキンの力 緑茶風味」は、茶カテキンを機能性関与成分とし、「肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています」と表示される。
 「フラバンジェノール」は、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1)を関与成分とし、「悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能があります」と表示される。
 これまでに受理・公表された製品は1309件となった。

連結売上高0・5%増の1兆8637億円/「キリン サプリ」シリーズ好調/キリンHD

2018.03.09

 キリンホールディングスは2月14日、2017年12月期(2017年1月1日〜同年12月31日)の業績として、連結売上高1兆8637億3000万円(対前期増減率0・5%)を公表した。
セグメント別にみると、日本綜合飲料事業のキリンビバレッジでは、健康・スポーツ飲料カテゴリーで機能性表示食品「キリン サプリ」シリーズが大変好調としており、カテゴリー全体の販売数量が増加したという。
 次期の見通しについては、重点課題である健康において、「プラズマ乳酸菌」の浸透に向け、「iMUSE(イミューズ)」ブランドの販売を拡大しつつ新規の販路開拓や他企業とのパートナーシップ拡大を図る。同時に、食から医にわたる領域での新規事業機会を探索し、具体的な事業化を促進するとしている。

大豆イソフラボン エクオール発売、更年期の不調改善に期待/ DHC

2018.03.08

 ディーエイチシー(東京都港区)はエクオールを配合したサプリメント「大豆イソフラボン エクオール」を発売した。現在、自社の通信販売と直営店で販売を行っている。
同社は中高年の女性を対象に、骨密度の減少や、更年期症状の改善効果を一日一粒の手軽さで訴求していく。
 エクオール関連の商品は各社から相次いで発売されており、今後、マーケットの拡大が予想される。

第3四半期5割増の991億円、売上・利益とも過去最高を更新/RIZAPグループ

2018.03.07

 RIZAPグループ(東京都新宿区、☎03・5337・1337)は2月14日、2018年3月期(2017年4月1日〜12月31日)決算を発表。売上高は前年同期比50・8%増加の991億2900万円、営業利益は1・4%増加の81億1400万円で売上・利益とも過去最高を更新した。
 主力のRIZAP社は、既存店舗の大型化を進め、トレーナーの稼働率向上などで売上・利益拡大に注力。特に、昨年7月に開始した「BMP(ボディマネジメントプログラム)」が好調に推移した。
 そのほか、補正用下着を販売するマルコ社、地域密着型無料宅配情報誌「ぱど」などに注力したところ、美容・健康関連事業の売上高は498億2300万円(前年同期:271億6400万円)となっている。

「NKCP」が健常者対象試験で肩こり軽減など確認/大和薬品

2018.03.06

 大和薬品(東京都世田谷区)は、血流改善素材として精製納豆菌培養物「NKCP」の原料供給・OEM受託を行う。
 安全性・機能性についてヒト臨床試験を含む数多くのエビデンスを蓄積しており、販売実績は世界20か国以上に及ぶ。
昨年は新たにフィリピンとシンガポールで販売をスタートし、大きな反響を得ているという。 「NKCP」の機能性については、これまでの研究で血栓形成の抑制作用、血液粘度の低下作用、血栓溶解作用などが報告されてきた。
 最近では、静岡県立大学と共同で実施した健康人対象の二重盲検試験で肩こり、頭痛のスコアの有意な改善と肌の表面温度の有意な上昇が確認され、査読付き論文を発表した。
 同社では、今後も「NKCP」のさらなる機能性の究明とともに、その認知拡大にも取り組んでいく。

99%の高純度で規格したレスベラトロールを供給/DSM

2018.03.06

 DSM(東京都港区)は、脳機能改善素材として高純度レスベラトロール「resVida(レスビダ)」を供給している。
同素材は、レスベラトロールを99%以上と高純度で規格しており、体内の吸収率も高いため少量の摂取で効果を発揮することが大きな特徴。
これまでの研究では、脳機能改善をはじめ心血管システムおよび正常な血圧の維持、血糖値上昇抑制、カロリー制限時の代謝促進などの機能性が確認されている。
天然由来と比べて苦味が少ないため食品や飲料でも使いやすいこと、非遺伝子組換えであること、GRAS認証を取得していることなども強みだ。
今後は同素材を関与成分とした機能性表示食品の届け出サポートにも力を入れていく。

ダイエット向けにワサビ葉抽出物「ワサスリム」の提案強化/アリスタ

2018.03.05

 アリスタヘルスアンドニュートリションサイエンス (東京都中央区)は、新規性の高いダイエット素材としてワサビ葉抽出物「ワサスリム」を抽出している。
 80年以上の製造・販売実績を持つ老舗ワサビメーカー・金印(名古屋市中区)が開発した同素材は、国産本わさびの葉から抽出したエキスで、イソビテキシン、ルテオリンなどのフラボノイド類を含有する。
 食経験豊富でイメージの良いワサビは外国人からも人気が高く、昨年春の取り扱い開始以来引き合いは好調に増えているという。
 機能性については、ヒトを対象としたプレ試験で同素材を1日200mg、2週間摂取させたところ、エネルギー消費量および呼吸商の減少が確認され、脂質燃焼効率の増加と基礎代謝系の活性によるエネルギー消費亢進の可能性が示唆された。
 その作用機序については、インビトロの試験でβ‐3アドレナリン受容体およびUCP‐1の発現を促進させ、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞から遊離脂肪酸を取り出しやすくし、脂肪の燃焼を促進すると考えられている。
 将来的には機能性表示制度の活用も視野に入れ、今後もエビデンスの蓄積に力を入れていく方針だ。
 同社では「ワサスリム」以外にもワサビ葉由来の機能性素材として抗酸化・育毛・認知機能改善などの作用を有する「ワサビスルフィニル」、抗炎症・消臭・リラックス向けの「ワサビチオヘキシル」、化粧品用途の「ワサビフラボン」を扱っており、「食用とされる茎の部分だけでなく、さまざまな機能性を有する葉の部分も含めて本ワサビの良さを広めていきたい」(担当者)と意気込みを語っている。

健食の相談件数が前月比1・5倍に/東京都消費生活総合センター

2018.03.02

 東京都消費生活総合センターは1月31日、平成29年度11月の同センターに寄せられた消費生活相談の受付状況と傾向を公表した。
 昨年11月の相談件数は2297件で、対前月比0・1%の増加。対前年同月比では0・4%の減少となった。
 しかし、件数で第4位となった「健康食品」の件数は前月の約1・5倍に増加。「お試しや1回限りのつもりで購入申込みをしたが定期購入だったので解約したい」という相談がほとんどで、中には「解約のため事業者に電話をしているがつながらない」という相談も多く含まれている。

「オリゴのおかげ」など前年同期下回る/塩水港精糖

2018.03.02

 塩水港精糖(東京都中央区)は2日、平成30年3月期第3四半期決算を発表した。
 オリゴ糖事業は「オリゴのおかげ」ブランドの売り上げが前年同期を下回った。また、サイクロデキストリン事業も前年同期を下回った。よって、これらの事業全体(バイオ事業)の売り上げは14億円1600万円(前年同期比4・0%減)、セグメント利益は2億300万円(同34・7%減)であった。

「リグ菜」のブランディングと有機栽培品を強化/わだまんサイエンス

2018.03.01

 わだまんサイエンス(京都市中京区)は、抗酸化成分・アクテオシドを豊富に含む胡麻若葉「リグ菜」(登録商標)を青汁向け素材として提案している。
「リグ菜」は、同社独自の品種「リグナンリッチ黒胡麻」の若葉で、ビタミンCの数倍もの抗酸化能を持つポリフェノール・アクテオシドを多く含むことが特徴である。
抗酸化能の指標であるORAC値が470μ㏖ TE/gと非常に高く、その製法については特許査定中(「アクテオシト含量の高い胡麻若葉乾燥末およびそれより得られるエキス粉末」)だ。
同社では、既存の青汁と差別化できる新規性の高い素材として「リグ菜」のブランディングを強化しており、原料供給・OEMの引き合いが増えているという。
「リグ菜」の栽培は、胡麻若葉の栽培に適した黒色火山灰の土壌を持つ鹿児島県および、有機JAS認定取得の島根県で実施しているほか、宮崎県・長野県でもテスト栽培を実施した経緯があり、今年からは鹿児島県でも有機栽培の開始を検討している。
胡麻若葉の機能性については、日本大学生物資源科学部とアクテオシドなどに関する共同研究を重ねてきた。同研究成果は16年に行われた日本食品科学工学会では「ゴマ草中機能性成分の局在部位について」とのテーマで発表されている。
最近では、公的分析機関の試験でアクテオシドの抗糖化作用が確認されたほか、血圧上昇の要因となるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の活性阻害作用がビトロ試験で確認され、高血圧に対する有用性も示唆された。
同社では、胡麻若葉の魅力を発信する情報サイト「胡麻の伝説」(http://gomadensetsu.com/)を運営しており、今後も胡麻若葉のさらなる認知拡大に取り組んでいく。

第3四半期6%増加の3089億円/ヤクルト本社

2018.02.28

 ヤクルト本社(東京都港区)は1月30日、平成30年3月期の第3四半期決算(平成29年4月1日〜12月31日)を発表。国内市場は微増で推移した一方、米州地域、アジア・オセアニアなど海外地域が好調に推移した結果、売上高は前年同期比6・1%増加の3089億6400万円、経常利益は16・8%増加の481億7500万円で増収増益を記録した。
 国内の飲料および食品製造販売事業部門は、乳酸菌シロタ株などのエビデンスを活用した「価値普及」活動を積極的に展開。一部地域ではインターネットでの申し込みサービス「ヤクルト届けてネット」を開始したほか、店頭チャネルでは新製品「シンバイオティクス ヤクルトW」を発売するなどした結果、売上高は2・7%増加の1598億7100万円となった。
 米州地域(米国、メキシコ、ブラジル)では、店頭・宅配の両チャネルでの販売体制強化を図り、売上高は10・9%増加の380億円を記録。
 アジア・オセアニア地域では、中国での製造拠点拡大などの影響で売上高は17・7%増加の845億5300万円と好調に推移した。
 その他の事業では、プロ野球団「東京ヤクルトスワローズ」が球団史上最多の96敗を喫するなど苦戦を強いられたが、観客動員の増加もあり、売上高は3・9%増加の175億6000万円となっている。

スピルリナ、青花などのOEM提案を強化/スピルリナ研究所

2018.02.27

 スピルリナ研究所(大阪市淀川区)は、台湾にある自社関連の培養工場で清浄培養したスピルリナ、滋賀県草津市で市の花に指定されている青花(アオバナ)を原料・OEM供給している。
 同社のスピルリナは、ビタミンやミネラルなど70種類以上の豊富な栄養素を含み、高い品質、各種研究データ、スピルリナに関する同社の豊富なノウハウと長年にわたる供給実績などが顧客から支持されている。健食をはじめ、青汁やスムージーでの採用、スーパーフードをきっかけとする引き合いも増え、麺類やお菓子への着色などさまざまな用途で広がりをみせている。
機能性研究では、岡山大学大学院との共同研究で、脂肪肝から進展するNASH(非アルコール性脂肪肝炎)に対して、スピルリナのNASHへの有効性および脂肪肝の改善を確認するとともに、これら2つの特許を取得。こうしたデータと特許によって肝臓ケアを目的とした引き合いに加え、スピリリナには抗炎症成分ポリアミンが多く含まれていることから、疲労軽減作用が期待できるため、ロコモ対策、スポーツ分野からの問い合わせも増えている。
 青花は、江戸時代から友禅染の下絵を描く染料としても利用されており、琵琶湖に接した滋賀県草津市では古くから青花の栽培地として知られ、学校給食にも配合されるなど市民から親しまれている。また、クッキー、ソフトクリーム、レトルトカレーなどにも採用されるなど身近な素材であり、こうしたストーリー性も支持されている。
 スピルリナ研究所では、青花の熱水抽出物を錠剤やカプセル向けの「アオバナエキス末」として提案。血糖値の上昇抑制を訴求しており、青汁の差別化素材としての引き合いに加え、スムージー、サプリメント、お茶などからの引き合いが増えている。
なお、同社では健食GMP取得の寝屋川工場(大阪府寝屋川市)でのスピルリナ、「アオバナエキス末」を用いたOEM供給に注力しており、小ロットからの対応も可能だ。

「安心・安全」な植物由来の乳化剤として注目/シクロケム

2018.02.26

 シクロケム(東京都中央区)は、でんぷん由来の多機能食物繊維・α‐オリゴ糖(α‐シクロデキストリン)を供給している。
 α-オリゴ糖は、トウモロコシなどのでんぷんを原料に特殊な酵素反応技術で製造されており、6つのグルコース分子が非常に小さい環状(内径0・5nm)を形成しているためシクロ(環状)デキストリンと呼ばれる。
 これまでの研究では、中性脂肪の低減作用をはじめ、血糖値上昇抑制、体重減少、コレステロール減少、整腸、免疫賦活・抗アレルギーなど数多くの健康機能を有することが明らかになっており、一般の難消化性デキストリンよりも少量で有効性を発揮するため「スーパー難消化性デキストリン」とも言われる。
 一方、加熱してもメイラード反応が起きず褐変しないこと、強酸性・強塩基性に対して安定的なこと、水溶性が高いこと、無味・無臭で溶液も無色であることなどから食品への加工適性も高く、あらゆる食品の品質維持・向上と食物繊維の強化に使用することできる。
 特に、α‐オリゴ糖の大きな特徴として食品の乳化作用が挙げられる。
 乳化剤の代表的なものでは、糖と油脂から製造されるシュガーエステルなどが挙げられるが、近年は人工の食品添加物を敬遠する向きもあり、天然の乳化剤である乳タンパクや卵黄なども、熱や酸に弱い、コレステロールやアレルゲンを含むなどの難点があった。
 一方のα‐オリゴ糖は、大豆油などに含まれるトリグリセリドと混ぜることで優れた乳化作用を発揮するため、安全性と食品への加工適性を両立する植物由来の乳化剤として近年注目を集めている。
 トリグリセリドの濃度によって粘度を自由に調整できるため【グラフ参照】、すでに海外ではココアシェイクやエッグフリーのケーキ、ベジタリアン向けのスプレッドなどさまざまな食品でα‐オリゴ糖の乳化作用が活用されている。
 同社では「スーパー難消化性デキストリン」としての機能性とともに、植物由来の乳化剤としての提案も強化していく考えだ。

甘味料を国内随一のラインアップ/ツルヤ化成

2018.02.23

 甘味料を中心とした食品素材の製造開発・販売を行うツルヤ化成工業(山梨県韮崎市)は、合成甘味料から天然甘味料まで国内随一の製品ラインアップを強みとする。配合比の調整、天然・合成の切り替え、ノンアレルゲンラインでの製造、医薬品グレードの供給など、甘味料に関する様々なニーズに対応し、70年近く食品業界を支えている。
 同社は2016年に世界最大のアセスルファムKメーカーである、金禾社と独占代理店契約を締結した。不純物を大幅に低減させた、高品質かつ価格競争力のあるアセスルファムKを共同開発し、大手飲料メーカーでも採用されている。今後さらなる販路拡大に向け、販促を強化する考えだ。
 スクラロースを主剤とした「プレジロンシリーズ」は甘味倍率30〜600倍まで4種類をラインアップ。苦味や渋みが少なく、砂糖に近いまろやかな甘味質が特徴で、飲料や食品などに幅広く使用できる。アセスルファムカリウム、スクラロースを主剤とした「プレジロンAP‐Sシリーズ」は、甘味質の異なる甘味料を2種類使用することにより、砂糖に近い甘味質を実現した。どちらもノンカロリーで、商品の低カロリー化にも有効だ。また、非う蝕性で虫歯の原因にならず、血糖値やインスリンに影響を与えないといった健康効果も期待できる。
 天然甘味料では、ステビア製剤「ベルトロン」の引き合いが好調。同品はキク科の多年生植物の葉から抽出精製した甘味成分「ステビオサイド」を主成分に、パウダー、スプレー顆粒など各種形態および異なる甘味倍率の製品を用意。他にもJECFA(食品添加物の安全性評価)対応品、レバウディオサイドA97%以上含有品、酵素処理品など、幅広いラインアップで飲料、冷菓、漬物、ダイエット食品に採用されている。
 この他、アスパルテーム、ネオテーム、甘草由来甘味製剤「シュガーリチン」、羅漢果、ソーマチンなどの引き合いも増加している。

トクホ、機能性表示食品ODEMを展開/東洋新薬

2018.02.22

 東洋新薬(本社:福岡市博多区)は、大麦若葉、甘藷若葉などさまざまな青汁原料をラインアップし、トクホ、機能性表示食品を含めたODM・OEM供給をしている。
同社で取り扱う大麦若葉末は、国内の契約農家で農薬を一切使用せずに栽培した大麦の若葉を使用。乾燥後、特許製法による超微粉砕加工で粉末化している。臨床試験も多数行っており、便秘傾向がある男女59名に対し、大麦若葉末5・1g(食物繊維として2・1g/日)を2週間摂取させ排便量を検証した試験では、プラセボ摂取期間に比べて排便回数・量ともに有意に増加した。また、空腹時血糖126mg/dL未満の成人男女25名に対して行った試験では、米飯とともに大麦若葉末1・5g(食物繊維として0・6g)を摂取させた。その結果、食後の血糖値上昇抑制作用が確認された。
2015年10月には大麦若葉末に含まれる食物繊維(大麦若葉由来食物繊維)を関与成分とし、「食事に含まれる糖の吸収を抑える」及び「食後の血糖値が気になる方に適する」旨のトクホ表示許可を取得、青汁素材として日本初の「食後の血糖値の上昇をおだやかにする」トクホとなった。同じ関与成分で便通改善作用のトクホ表示許可も取得しており、2つの訴求についてトクホの実績を持っている。
甘藷若葉末「翠王(すいおう)」は農薬不使用で栽培したサツマイモの茎葉を原料とした独自素材。臨床試験では食後血糖値上昇抑制作用が確認されている。このほか、血圧上昇作用、肝臓への脂肪蓄積作用も期待できる素材として、青汁などへの提案を強化している。

黒ショウガ、「筋量増加剤」で特許取得/日本タブレット

2018.02.22

 日本タブレット(京都府宇治市)は、大阪府立大学との共同研究で「筋量増加剤」として特許を取得している黒ショウガエキス「HSP10」をOEM供給している。高純度であるため少量でも効果が期待できる、天然由来で安心、豊富なエビデンスなどを特徴に、ロコモ対応、フィットネス、スポーツ分野に向けた提案を進めている。
 同素材は、抗男性ホルモン様作用・尿酸生成抑制作用で特許を取得している同社の「黒ショウガパウダーMF5」から筋量増加機能を持つメトキシフラボンのみを特定し、高純度で抽出・分離したエキス原料。
 機能性試験では、筋芽細胞の分化・融合促進効果、筋管細胞の成熟・肥大促進効果を確認している。また、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科との共同研究で、「黒ショウガエキス『HSP10』の筋肉への作用」を動物実験で検討した結果、若年マウスに「HSP10」を3週間与えることで、ヒラメ筋量が11%増加。さらに、老化促進マウスに「HSP10」を4週間与えることで、ヒラメ筋量が有意に増加し、筋断面積の増加も確認している。
OEM提案では、極力添加剤を使用しない打錠技術、特殊錠剤技術、各種コーティング技術など高い製剤技術をもとにしたOEM製造で差別化している。

高い品質とエビデンスに定評/浅井ゲルマニウム研究所

2018.02.21

 浅井ゲルマニウム研究所(川崎市麻生区)は、1967年に有機ゲルマニウムの創製に成功し、量産化を実現したパイオニア企業である。
同社のブランド素材「アサイゲルマニウム」は、食品や化粧品で安全・安心に用いることができる数ある有機ゲルマニウムの中でも、品質面でグレードが高いことで定評がある。
 研究への取り組みは50年以上に渡り、安全性試験だけでなく、多くの有効性試験も行い、さまざまな機能(食品として免疫賦活・調整、解毒、白内障、骨代謝、血圧調整、抗酸化など)が明らかになっている。
 1975年に行われた新潟大学薬学部などとの共同試験では「アサイゲルマニウム」による老年性アミロイドーシスの阻害について検討された。 
アミロイドーシスはタンパクの一種(アミロイド)が全身の臓器の細胞外に沈着する疾患である。
 マウス(ICR/SLC系マウス)には高頻度でアミロイドが自然発症するとされ、特にアミロイド沈着部位としては主に十二指腸粘膜、回腸末端、肝臓、脾臓、副腎皮質部、腎糸球体に認められた。  
5週齢のマウスに「アサイゲルマニウム」をそれぞれ30、 300、 3000 mg/kgを22ヶ月間、週6回の経口投与を行い、老人性アミロイドーシスに対する影響について調べたが、その結果、「アサイゲルマニウム」300、3000 mg/圓療衢新欧砲魯▲潺蹈ぅ鼻璽轡垢認められず、30 mg/堙衢新欧里漾¬麋梢瑤妊▲潺蹈ぅ鼻璽轡垢認められた。
 「アサイゲルマニウム」は各臓器において、濃度依存的にアミロイド沈着を抑制した効果が認められたことになる。
 アミロイド沈着によってはアルツハイマー症など脳疾患にも関わるとして同社では、「アサイゲルマニウム」の脳機能への有効性について大きな期待を寄せている。昨今は脳機能関連の食品素材に需要が集まるが、同社としてもそれに合わせるようにこの研究とともに「アサイゲルマニウム」の脳に対して予想される好影響について、さらに考察していく。
 また、昨年は名古屋大学大学院と共同で行った抗酸化作用に関わる研究発表を行った。ニホンザルの肝臓のホモジネート液を用いて行われ、活性酸素を発生させる酵素「NAD(P)Hオキシダーゼ」「キサンチンオキシダーゼ」、活性酸素を消去する酵素「スーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)」「カタラーゼ」について「アサイゲルマニウム」を使用した。その結果、「NAD(P)Hオキシダーゼ」「キサンチンオキシダーゼ」の活性を抑えることを確認。さらに「スーパーオキサイドジスムターゼ」と「カタラーゼ」の活性促進も確認した。「アサイゲルマニウム」によって活性酸素によるダメージから身体を守ることを示唆したことになる。(※米国学術誌「アドバンス・イン・エンザイム・リサーチ」に論文掲載)。
 現在、多数の健食、飲料、化粧品各種で「アサイゲルマニウム」が使用され、安定した供給量を誇っている。
 同社では今年から、「セルフケア・イノベーション」という新たな理念を掲げ、「アサイゲルマニウム」が人々のセルフケアに役立つことを呼び掛けていく。

ビートルートで運動パフォーマンス改善など確認/サビンサジャパン

2018.02.20

 サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、ビートルート抽出物「サビート」を供給している。血流量の増加による身体機能の向上、運動パフォーマンスの改善などを臨床試験で確認。錠剤やカプセルのほか、水分散しやすい性質であることから、スポーツドリンクなどに向けた提案を強化していく。
 18〜55歳の健康な男性20人を対象にした14日間のクロスオーバー試験(2期、計28日間)では、「サビート」5gを日常の運動前に摂取した群は、プラセボ群と比べ、運動後の血漿中の一酸化窒素濃度の変化がみられたほか、運動前と比較して運動後の血漿中の乳酸脱水素酵素の減少が見られ、持久運動における筋肉へのダメージを「サビート」が減少させる可能性が示唆された。
この他、スポーツ・運動向けの素材では、ファヌグリーク種子抽出物、コレウスフォルスコリ抽出物「フォースコリンパワー」などへの問い合わせも増えている。

カツオエラスチン、スポーツ向けの人気高く/林兼産業

2018.02.19

 林兼産業(山口県下関市)は、動物試験において損傷靭帯の改善のエビデンスを持つ「カツオ由来エラスチン」を供給する。
カツオの動脈球組織を粉末化した同素材は、全身の臓器・組織に分布するタンパク質であり、弾性を与えるはたらきを持つ。溶解性が高く、魚臭が取り除かれているため取扱いやすい。2005年の発売から、10t程度(75mg配合で1億食以上)の販売実績があり、豊富な食経験を持つ。
三重大学大学院工学研究科との共同研究では、靭帯の細胞活性化作用を確認。スポーツなどによる過負荷や外傷によって低下した靭帯機能を改善する。
そのほかにも、血管状態改善やヒト試験における膝の痛みや悩み軽減、肌状態改善、バストラインの維持など多彩なエビデンスを揃える機能性食品素材となっている。
 同社は「同素材は前年同期比150%の伸長となっている」と話しており、業界の認知度向上による新規採用の増加とともに、海外からの関心を集める人気の素材である。

「マキブライト」が抗ドライアイで特許取得/オリザ油化

2018.02.16

 オリザ油化(愛知県一宮市)は、マキベエイー抽出物「マキブライト」において、ドライアイの予防および治療作用に関する特許を取得した。
ドライアイの原因の1つに、涙腺の涙液分泌機能の低下が挙げられる。
一方、同社ではストレス性ドライアイモデルのマウスにマキベリー抽出物(総アントシアニン約35%、デルフィニジン約20・0%)を体重1堙たり20mgもしくはプラセボを摂取させ、涙液分泌量を比較したところ、マキベリー投与群では涙液分泌量の有意な増加が認められた。
同様にして、マキベリー抽出物と他のベリー系の抽出物(ビルベリーおよびカシス)も評価した結果、他の抽出物と比較してマキベリー抽出物が有意に涙液分泌量の低下を抑制することも確認されている。
ドライアイへの有効性についてはヒト臨床試験でも良好な結果を得ており、同試験結果は近日論文発表される予定。今年中旬には機能性表示食品としてのシステマティックレビューの完了を目指すとしている。

サイクロデキストランによるバイオフィルム形成阻害効果を確認/日新製糖

2018.02.15

 日新製糖(東京都中央区)は、鶴見大学歯学部都の共同研究により、サイクロデキストランの混合物およびホップ抽出液がデンタルプラーク(歯垢)などのバイオフィルム形成を阻害することを確認し、第7回口腔保健用機能食品研究会にて発表した。
 サイクロデキストランは環状オリゴ糖の一種で、口腔ケア素材として工業化が期待されている。
 一般的にキシリトールなど非う蝕性の甘味料であっても、砂糖と併用した場合はむし歯菌の持つ酵素により砂糖のプラーク形成を誘発してしまう。
 同社と鶴見大は人工口腔装置を使い、サイクロデキストランと殺菌効果が期待されるホップ抽出液の混合物のプラーク形成抑制、pH定価抑制、エナメル質脱灰抑制に対する有効性を検証。サイクロデキストランが砂糖の存在下においてもプラークの素となる不溶性グルカンの合成を阻害することを明らかにした。
 同社ではすでに砂糖を含む食品、オーラルケア商材、ペット向け商材などでサンプルワークを実施しており、早期の工業化に向け、さらに研究を進めている。

東レに景表法違反で措置命令/消費者庁

2018.02.14

 消費者庁は1日、東レ(東京都中央区)の販売するポット型浄水器「トレビーノ」および交換用カートリッジのセット商品に係る表示について、景品表示法の定める有利誤認に当たるとして措置命令を行った。
 東レでは、遅くとも昨年3月ごろ以降、「トレビーノ PT302F」と称するポット型商品本体の箱に交換用カートリッジ3個を同梱した箱を接着させ、2つの箱を一体化した商品を販売していた。
 実際には、本体と交換用を合わせてカートリッジは4個であるにも関わらず、本体の箱に「1個付」、交換用の箱に「4個入」と記載することで、あたかも5個入であるかのように表示を行った。
 なお、交換用パッケージのフタフラップ部分に「こちらのパッケージは3個入です。残りのカートリッジは本体パッケージに1個同梱しております」と記載していたが、消費者庁ではカートリッジの個数に関する一般消費者の認識を打ち消すものではないと判断した。
 措置命令の概要は‐暖饉圓妨軫Г気譴詆充┐任△蝓景表法に違反するものである旨を一般消費者に周知徹底すること∈独防止策を講じ、従業員に周知徹底すること今後同様の表示を行わないこと(要約)の3点。
 なお、東レでは同日付で自社ホームページに謝罪文を掲載している。

機能食品の売上高 前年同期比0,3%減/焼津水産化学工業

2018.02.13

 焼津水産化学工業(静岡県焼津市)の18年3月期第3四半期連結決算は、純利益が前年同期比18・0%増の6億2600万円となった。売上高は前年同期比2.2%増の11億9970万円、経常利益は前年同期比8・6%増の8億6100万円、営業利益は前年同期比6・4%増の8億3700万円だった。
経営成績に関する説明として、機能性食品素材及び機能食品の製造販売の売上高は23億4300万円(前年同期比0,3%減)、セグメント利益は、4億9200万円(同10,1%増)となっている。機能性素材のアンセリンが堅調であったが、主力のN―アセチルグルコサミン、コラーゲンなどが寡占化ならびに価格競争の激化により、末端メーカーの苦戦が続いていた。しかし、低予算品の統廃合等の取り組みによって収益性を改善し、営業利益の増益となっている。

第3四半期6%増加の3089億円/ヤクルト本社

2018.02.13

 ヤクルト本社(東京都港区)は1月30日、平成30年3月期の第3四半期決算(平成29年4月1日〜12月31日)を発表。国内市場は微増で推移した一方、米州地域、アジア・オセアニアなど海外地域が好調に推移した結果、売上高は前年同期比6・1%増加の3089億6400万円、経常利益は16・8%増加の481億7500万円で増収増益を記録した。
 国内の飲料および食品製造販売事業部門は、乳酸菌シロタ株などのエビデンスを活用した「価値普及」活動を積極的に展開。一部地域ではインターネットでの申し込みサービス「ヤクルト届けてネット」を開始したほか、店頭チャネルでは新製品「シンバイオティクス ヤクルトW」を発売するなどした結果、売上高は2・7%増加の1598億7100万円となった。
 米州地域(米国、メキシコ、ブラジル)では、店頭・宅配の両チャネルでの販売体制強化を図り、売上高は10・9%増加の380億円を記録。
 アジア・オセアニア地域では、中国での製造拠点拡大などの影響で売上高は17・7%増加の845億5300万円と好調に推移した。

JIHFS池田理事長が食衛法改正テーマに講演/健康食品 表示規制研究会セミナー

2018.02.09

 ヘルスビジネスマガジン社主催の平成29年度第5回「健康食品 表示規制研究会セミナー」が1月26日都内で開催され、業界関係者ら約80人が聴講した。
特別講座では、一般社団法人日本健康食品規格協会(JIHFS)の池田秀子理事長が、昨年11月に公表された食品衛生法改正による「HACCPの制度化」「リスクの高い成分を含むいわゆる『健康食品』等による健康被害防止対策」(以下・要管理成分)について解説した。
HACCPについては、健食事業者向けに、健食GMPによる管理をベースにしたHACCP要件と融合させた手引書の作成を現在進めており、「原材料の安全性をHACCPにどのように組み込むか」が議論の的になっていると報告。
要管理成分については、アガリクスの健康被害(成分の本質的副作用だったのか、個別商品の問題だったのか)、プエラリアミリフィカ(有害事象と原材料、製品の関連性)といった過去の事例の問題点を挙げ、「問題究明の手立てが必要」「業界全体のレベルアップが求められる」と説明。さらに中長期的課題として、いわゆる「健康食品」の明確な定義などとともに、サプリメント法の必要性について訴え、つきつめて考える必要があるとした。
また、注目講座では、一般社団法人健康食品産業協議会の小田嶋文彦事務局長が「『食薬区分運用見直し』『機能性表示制度の改革』行政による取り組みの最新動向」について講演した。

2月22日(木)開催/「健康食育AWARD2018」

2018.02.08

 一般社団法人日本健康食育協会は、健康にまつわる社会的課題を“食”を通じて解決し、日本の未来に貢献する個人・事業主・企業・団体などを表彰する「健康食育AWARD2018」を2月22日(木)に開催する。
 基調講演では、障がい者1000人雇用達成や、特定健診を受け保険医療を受けていない人に1万円キャッシュバックする施策など、市民の健康・暮らしやすい地域づくりのために革新的な取り組みをする岡山県総社市の片岡聡一市長が登壇する。

【日時】2月22日(木)/13時開演(12時半開場)
【会場】東京都中央区日本橋公会堂
【入場券】(一般)3000円/(学生・優待)1000円
【詳細】http://jhe.or.jp/award2018/
【主催】一般社団法人日本健康食育協会
【後援】農林水産省/経済産業省/読売新聞東京本社 

機能性表示食品で初の課徴金納付命令/消費者庁

2018.02.08

 消費者庁は1月19日、葛の花由来イソフラボンを機能性関与成分に、痩身効果を標ぼうする機能性表示食品の販売事業者9社の表示について、景表法第8条第1項の規定に基づき、機能性表示食品としては初となる課徴金納付命令を行った。
 9社はそれぞれ、あたかも対象商品を摂取するだけで、誰でも容易に、内臓脂肪(及び皮下脂肪)の減少による、外見上、身体の変化を認識できるまでの腹部の痩身効果が得られるかのように示す表示をしていた。
消費者庁は、景表法第8条第3項の規定に基づき、9社に対してそれぞれ当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めた。その結果、9社から資料が提出されたものの、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとはいずれも認められなかった。
 9社の課徴金額は、.ンライフ・1167万円、協和・263万円、ステップワールド・4893万円、ぅ謄譽咼轡腑奪團鵐宛Φ羹蝓Γ僑牽綱円、ィ裡瓧譯紕譯・775万円、ζ本第一製薬・285万円、Д蓮璽峽鮃本舗・2073万円、┘團襯椒奪スジャパン・351万円、やまちや・592万円。9社の合計金額は1億1088万円に上り、平成30年8月20日までに納付することが命じられた。

2月10日セミナー開催、糖尿病食・嚥下食の調理法など紹介/林原

2018.02.07

 林原(岡山市北区、☎086・224・4312)は、消費者向けセミナー「第1回林原ライフセミナー」を2月10日(土)に岡山で開催する。
初開催となる今回は、「健康・長寿のための食事づくり最前線」をテーマに、生活習慣病対策から嚥下食・介護食の調理や提供方法まで、各分野の第一人者が紹介する。
◆日時:2月10日(土)13時〜16時
◆会場:岡山・山陽新聞「さん太ホール」
◆参加申込・問合せ
(株)生活デザイン研究所
電話:082・504・4780
E-mail:seikatud@crocus.ocn.ne.jp
◆主な講演
基調講演 「生きる喜びを創造するおいしい嚥下食へ」講師:金谷 節子氏(金谷栄養研究所 所長)
講演 「『栄養士と患者さんでつくる高齢者糖尿病の食事』〜こころと体にやさしい家庭版真空低温調理〜」講師:福島 芳子氏(医療法人社団順修会 谷口内科 管理栄養士)

フランスの有機食品メーカーを買収、欧州でのさらなる事業拡大目指す/大塚製薬

2018.02.06

 大塚製薬(東京都港区)の子会社であるニュートリション・エ・サンテ(N&S)社は、フランスの有機食品メーカー・ビーシーバイオ(BC BIO)社の全株式を昨年12月29日に取得し、完全子会社化したことを発表した。
 BC社は、欧州で注目される有機食品の分野でミートフリー、グルテンフリーを中心とした「フリーフロム製品」を展開。
 この買収によりN&S社では「近年当社の業績を押し上げている有機食品製品群の充実を図るとともに、両社のシナジーによる事業拡大を目指す」とコメントしている。

第3四半期5・7%増加の3411億円/スギHD

2018.02.05

 チェーンドラッグストア大手のスギホールディングスは1月5日、平成30年2月期の第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比5・7%増加の3411億2900万円、経常利益は7・1%増加の186億5400万円で増収増益を記録した。
 同社では、顧客のニーズに合った売り場づくりを推進するため「営業・商品・販促が三位一体となった営業体制づくり」を推進。具体的には糖質をコントロールした商品の開発や簡単な運動を補助する商品の導入などウェルネス関連商品の拡大や、処方箋の応需枚数増加策の実施、スクラップ&ビルド・改装の実施などに取り組んだ。
 店舗数は、同期間中に52店舗の新規出店および60店舗の中・大型改装、15店舗の閉店を実施。同四半期末の店舗数は1085店舗となっている。

キノコキトサン、脂肪分解・体脂肪減少の作用機序を解明/リコム

2018.02.02

 リコム(東京都豊島区)は「キノコキトサン(キトグルカン)」のシステマティックレビューを整え、機能性表示制度の最新のガイドラインに沿った届出を行っている。
「科学的根拠に基づく確かな食品機能性素材の提案」を製造開発の理念に掲げる同社は、キノコの機能性に着目。食用エノキタケ子実体を熱水抽出後、抽出物と抽出残渣をアルカリ処理することでエノキタケ抽出物「キノコキトサン(キトグルカン」を開発した。植物性キトサンや遊離脂肪酸混合物、β‐グルカン、複合糖質などキノコの成分が豊富に含まれ、ダイエットやメタボリックシンドローム対応素材として引き合いが増えている。
同社はヒト臨床試験を多数実施しており、これまで延べ500人におよぶデータを収集。腸管での脂質吸収を抑制する働きのほか、体内に蓄積する脂肪の分解を促進し、体脂肪(特に内臓脂肪)を減少させることなど作用機序を解明し、学会発表なども積極的に行っている。こうした取り組みが評価され、昨年9月に開催された「日本きのこ学会第21回大会」では前年度該当がなく受賞難易度が高い「技術賞」を受賞するなど、成果をあげている。
ダイエットに関するデータとしては、男女45人を対象に、適切なエネルギーを摂取しながら、キノコキトサンを1日300咫■現鬼崟歇茲気擦燭箸海蹇∪歇莊欧琶振傳貝圓梁僚展詐が認められている。
キノコの旨みが凝縮された味と香りで、お茶やスープ、チョコレート、ふりかけなどの一般食品にも使用可能。運動が苦手な人でも無理のないダイエットをサポートする素材として、提案を強化している。

報告書案「混入率」引き下げが争点に/遺伝子組換え検討会

2018.02.01

 消費者庁は1月31日、「第8回遺伝子組換え表示制度に関する検討会」を開催し、消費者庁からこれまでの議論を踏まえた報告書案が提示された。
報告書案では、表示義務の対象品目・原材料の範囲や表示方法について概ね「現行制度の維持」が妥当とされた。
一方、「遺伝子組換えでない」と表示する場合、現行では5%まで許されている「意図せざる混入率」については、「『遺伝子組換えでない』と表示する場合、検出限界(0%)まで引き下げる」との方向でまとめられた。
これに対し、業界団体側の委員からは「現行の分別流通管理(IPハンドリング)の制度が崩壊する」と強硬な反対意見も出た。
また、遺伝子組換え制度については食品表示の問題だけでなく、国が説明会を開くなどして「消費者に対する普及啓発を行うべき」と指摘した。
次回(2月16日)の検討会では、今回の内容を踏まえた報告書のとりまとめ案が議論される予定だ。

「ダイジェザイム」、整腸・ダイエットの引き合い増える/サビンサジャパン

2018.01.31

 サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、小麦ふすまの発酵エキスを酵素活性の値で規格した穀物発酵エキス「ダイジェザイム」を供給している。
 胃や腸での消化吸収のサポートという訴求、酵素市場における数少ない活性値規格素材であること、差別化しやすいことなどが支持され、既存の酵素商品、消化をコンセプトにした商品に加え、腸内環境改善やダイエット分野などで採用されている。また、東南アジアなど海外向け商品からの問い合わせも増えている。
同素材は、3大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)を含む5種類の基質成分に対する加水分解酵素活性(.妊鵐廛鵑鯤解するアミラーゼ活性、▲織鵐僖質を分解するプロテアーゼ活性、脂質を分解するリパーゼ活性、ぅ札襯蹇璽垢鯤解するセルラーゼ活性、テ糖を分解するラクターゼ活性)を数値化し、それぞれの活性値で規格化している。推奨摂取量は150〜300咫親。
 オフホワイト色の粉末形状であるため、カプセルや錠剤のほか、青汁やスムージーなどでも採用されている。また、サビンサジャパンでは、同社供給の有胞子性酸菌「ラクトスポア」との組み合わせ提案なども行う。

プロテオグリカンで膝関節への機能性を確認/日本薬品

2018.01.29

 日本薬品(東京都中央区)は、サケ由来プロテオグリカン素材を供給している。
規格はプロテオグリカン40%以上、非変性の況織灰蕁璽殴鵤苅亜鶲幣紂▲廛蹈謄グリカン複合体として80%以上。
千葉大学薬学部とともに開発した、細胞外マトリックスにおけるプロテオグリカン構造が壊れることのない抽出製法で製造されている。
プロテオグリカン複合体40mg摂取群30人とプラセボ摂取群30人に分けて12週間摂取させたヒト試験では、プロテオグリカン摂取群はJOAスコア、JKOMスコア、VASアンケートなどが有意に改善し、膝関節への効果が明らかになった。
また、今年イタリアで行われた国際プロテオグリカン学会では、サケ由来プロテオグリカンに関する新たな知見を発表している。

調剤薬局チェーンのファーマライズ、集客増へ地域の保険代理店と融合

2018.01.26

 グループ店舗内へ地域の保険代理店が展開するラウンジ誘致を始めた調剤薬局チェーンのファーマライズHD(ホールディングス)は、融合による相乗効果で来店客数アップを図る。「当面、30店舗を目指し、順次、全国展開したい」と岩崎哲雄代表取締役執行役員社長は話している。
 調剤報酬改定に伴い健康保険制度外事業の拡大を計画す同社が、さらに薬局機能強化を図るため、昨秋から保険代理店が運営する『健康ラウンジ』を設置してきた。
 代理店はファーマライズの来店客に対して各種保険を勧めるだけでなく、ファーマライズの健康イベントや電子薬手帳への登録支援にも取り組むなど、互いの相乗効果による顧客の増加を図るのが狙い。

プラズマローゲンが認知症の予防を示唆/丸大食品

2018.01.24

 丸大食品株式会社と九州大学大学院医学研究院との共同研究成果をまとめた論文が、2018年1月に国際科学雑誌Biochemical and Biophysical Research Communications に受理された。
 本研究では、通常マウスに3ヶ月間、鶏ムネ肉由来プラズマローゲンを摂取させた後、炎症剤(LPS)を投与した際の評価を行った。その結果、記憶行動が改善しただけでなく、脳においてグリア細胞の活性化とアミロイドβの蓄積を減弱させることを見出した。
 これらのことは、プラズマローゲンの日常的な摂取が認知症を予防できる可能性を示唆するものとしている。

黒大豆玄米酢が「おなかの脂肪」で機能性表示受理/ビーエイチエヌ

2018.01.23

 ビーエイチエヌ(東京都千代田区)は、鹿児島県福山町の黒酢のカメ壺仕込みを応用して開発した穀物酢「黒大豆玄米酢」を供給している。このほど、黒大豆玄米酢に含まれる酢酸を関与成分とした製品が「おなかの脂肪(内臓脂肪)を減少させる機能、おなか周りのサイズを減らす機能」(抜粋)といった文言で、機能性表示食品として受理された(関与成分が酢酸では初)。
 また、玄米と黒米のほか黒大豆を加えて発酵させた酢原液から、酢ともろみのそれぞれを乾燥粉末にした「黒大豆玄米酢末」と「黒大豆玄米もろみ末」も原料・OEM供給している。黒大豆を加えることで通常の黒酢よりもアミノ酸含量の高いことを特徴としており、天然由来、国産、大豆の高い健康イメージなどが支持されている。
機能性試験では、併用摂取による筋肉増強作用、持久力と体内の抗酸化力の向上を確認。試験は、高齢者29人(平均年齢69・5歳)を対象に、プラセボ群、黒大豆玄米酢末&もろみ末600喟歇莊押同1200喟歇莊欧裡碍欧吠け、摂取前、摂取45日後、摂取90日後でエルゴメーターによる自転車運動持続時間を測定した。
その結果、黒大豆玄米酢末&もろみ末の摂取群は、運動持続時間を延長させる傾向が見られた。試験前後の被験者のBAP値(血液中の活性酸素やフリーラジカルを打ち消す還元力値)の変化において、BAP値が300以上高まった被験者はプラセボ群ではみられなかったが、摂取群では確認された。こうした結果から、黒大豆玄米酢末&もろみ末は、持久力や体内の抗酸化力を高めることが示唆された。
こうしたデータをもとにロコモ対応やスポーツ分野での提案も強化していく。

オリーブ果実エキスで高齢者への試験で筋肉量増加を確認/日本製粉

2018.01.23

 日本製粉(東京都千代田区)は筋肉量増加やひざ関節の痛み緩和などのエビデンスを持つオリジナル素材「オリーブ果実エキス」を供給している。
 小豆島産のオリーブから抽出・粉末化した同素材は、有効成分のマスリン酸を10%以上で規格。ソフトカプセルや顆粒、錠剤、ゼリー、菓子類など多様な商材への配合が可能だ。
 兵庫県立大学との研究では、平均年齢73・1歳の高齢者36人を「運動のみ群」19人、「運動+オリーブ果実エキス摂取群(オリーブ果実エキス600咫法廝隠型佑吠けた、プラセボ対照無作為化二重盲検群間比較試験を行った。12週間摂取させた結果、オリーブ果実エキス摂取群は有意な”痛スコアの改善、筋肉量の増加、1親圧’宗憤力)向上、ぢ了號知┯詐が明らかとなった。
 筑波大学との共同研究(文部科学省・科学技術振興機構による支援プログラム「COI」)では、階段昇降能力・膝関節筋力の有意な改善も確認されている。
 同社ではオリーブ果実エキスを配合した自社商品「マスリンゼリー」を販売しており、認知向上のために協賛イベントでのサンプリング行うなどもしている。「どのシーンでも、どの世代の対象者でも摂取しやすいゼリー」(担当者)としており、今後も積極的な啓蒙で認知度を高めていく。同時に機能性表示食品制度届出に向けての取り組みも行う。

「一般消費者の認知」を判断基準に規制/東京都健食事業者講習会

2018.01.22

 東京都は昨年12月13日、健康食品取扱事業者を対象とした講習会を開催。都の所管部署による規制・取締り基準の講義、事例紹介では、食衛法、食表法、健増法、景表法、特商法について基本的な規制基準が講演され、昨年と大きな相違はなかった。
 国の最新動向については、消費者庁表示対策課食品表示対策室食品表示調査官の田中誠氏が講演した。
 田中氏は実務上留意が必要な点として、「〃鮨の広告規制は言葉狩りを行っている虚偽誇大広告規制の「著しい」の考え方が難しい「健康」「美容」「元気」など抽象表現は問題ないぁ屮ンを予防」は明らか食品広告なら問題ないジ慊イあっても「個人の感想です」などを付ければ問題ない事実なので体験談は規制対象にはならないВ苅仰銘里梁仂欒阿里燭畩ι覆竜’修楼緻品的効果が表現できる╂分の効果を表現しても商品名を伏せれば広告とみなされない」をあげ、事業者へ再認識を求めた。
 広告取締りの判断基準となっている「広告の3要件(仝楜劼鰺彊する意図が明確である特定食品の商品名が明らかにされている0貳名暖饉圓認知できる状態である)」に関しては、意図的に回避する事業者がいるとして、規制・取締りの判断基準として「一般消費者が商品の販売を目的としていると認知できるか」との観点から行うことを強調した。

第2四半期売上1割増の3875億円/長瀬産業

2018.01.22

 長瀬産業(東京都中央区)は11月28日、2018年3月期の第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比10%増加の3875億円、経常利益は84%増加の138億円となった。
 同社の連結子会社である林原(岡山市北区)は、主力製品のトレハロースが欧州を中心に海外販売が増加したほか、機能性表示食品にも採用されている「林原ヘスペリジンS」、水溶性食物繊維イソマルトデキストリン「ファイバリクサ」などの機能性素材が好調に推移。売上高は2%増加の121億円、営業利益は26億円を記録した。
 長瀬産業では、2020年に向けた中期経営計画「ACE‐2020」の中で、注力領域として「環境エネルギー・ライフ&ヘルスケア」など4領域を挙げており、ライフ&ヘルスケア分野においては林原の機能性商材を基軸に設定。2020年には海外グループ会社の売上高6000億円を目指すとしている。

川口次長「ガイドライン改定年度末めどに準備」

2018.01.19

 消費者庁の川口康裕次長は、12日に行われた日本通信販売協会の賀詞交歓会に出席し、糖質・糖類の関与成分など機能性表示制度のガイドライン改定について「年度末をめどに準備を進めている」と本紙の取材で明言。ガイドライン改定に伴い、来年度初めにはWEB上での届け出フォームも修正を行う予定だとした。
 今春でスタートから3年を迎える同制度については、すでに約1200件が受理されトクホの件数を短期間で上回ったことを評価しつつも「一般消費者へのさらなる認知度拡大が今後の課題になる」との見解を示した。

アジアゴールデンスターアワード商品賞を受賞/ドクターセラム

2018.01.18

 一般社団法人アジア・日本優秀企業家連盟は12月14日、ホテル雅叙園東京で「アジア・ゴールデン・スター・アワード2017」を開催、ドクターセラム(東京都渋谷区)の「セラム-シルクフィブロイン」が、優れた品質で際立って革新性があると認められた商品に贈られる商品賞を受賞した。
同アワードは、日本国内の優れた人、商品、企業を評価、表彰することで企業価値を高めるというもの。これまで7年間で17カ国5000社以上の受賞実績があり、今回は日本で初めての開催となった。エントリーされた人、商品、企業の審査は、マーケティングや広告業界、ブランドビジネスの専門家が行う。当日はアジア各国の企業家などが約400名参加した。

国産素材の引き合い好調/ふる里食効研究所

2018.01.17

 ふる里食効研究所(東京都港区)では、国産の農産物由来原料を多数取り揃える。
 中でも「琉球野菜ミックス粉末」は特色ある16種類の琉球野菜を使用した、昨年の発売以来、青汁の差別化を目的とした引き合いが好調だ。
同商品はクワンソウ、サトウキビ、カンダバー(サツマイモの葉)を主原料に、ゴーヤ、月桃、ニガナなどの沖縄の伝統野菜を16種類採用し、配合量を微調整することで、そのまま青汁としても飲みやすい味に仕上げた。
機能面では食物繊維を100g中約50g含有し、便通改善効果が期待できる。ストーリー性があり、沖縄のイメージを持たせることが出来る差別化素材として提案を進めている。
また同社は10月から新素材「松崎桑粉末」の提供を開始した。原料には幕末から明治初期にかけて養蚕で栄えた静岡県松崎町で栽培されていた「きぬゆたか」という品種を採用。農薬や化学肥料を一切使用せず、かき殻や鶏糞など有機肥料で栽培した桑葉を400メッシュスルーに微粉末化した。色が鮮やかで現地ではそば、うどん、ソフトクリームなどの食品に加えて販売されている。
 2商品とも青汁やサプリメントとして引き合いが増加しており、今後さらに提案を強化する。 

「オレアビータ」、体重・体脂肪の低減を確認/ニュートリション・アクト

2018.01.16

 ニュートリション・アクト(東京都港区、☎03・5475・7313)ではオリーブ葉由来の機能性素材「オレアビータ」を供給している。同素材は細胞表面の受容体TGR5を刺激し、ミトコンドリアを増殖・活性させる働きを持つ。ダイエットやスポーツ、加齢による悩みに効果が期待できる。
 軽度肥満の日本人男性を対象に行った二重盲試験では、1日に50mgの摂取したところ、有意な体重減少が確認された。また、体脂肪は減少し、筋肉量は維持される、体質改善効果があった。
 脳機能については、マウスによる試験でメンタルヘルス、認知機能に対する効果が確認されており、認知症とロコモティブシンドロームといった、全身的な老年症予防・改善に効果が期待できる。

天然タウリンの提案を強化/メディエンス

2018.01.15

 メディエンス(東京都中央区)は山羊胆汁由来の天然タウリンを取り扱っている。日本国内の製造工場で抽出・精製をしており、含有量99・0%以上の高品質品である。需要は高く、年間供給量も増加傾向にある。供給能力は10トンで、大量発注も可能だ。
 タウリンはアミノ酸の一種で元々ヒトの体内にある成分であり、心肺機能を高めたり、疲労回復・滋養強壮、コレステロール減少、高血圧予防、インスリン分泌促進などの効果が期待できる。
 合成系のタウリンの場合、医薬成分のため、加工食品に用いることはできないが、同社のタウリンは天然由来であるため、食品添加物として、通常の食品やサプリメント、ドリンクなどで使用することができる。

手作り石けん」小ロット受注可/テクビューティーサプライ

2018.01.12

 テクノビューティーサプライ(埼玉県三郷市)は、昭和53年創業の高級化粧品の下請け製造会社で、工場は埼玉県三郷市内に構える(ISO9001取得済)。
 単に下請けというだけでなく、商品企画を行い、顧客が納得いくまで試作品を何でも作ることができる。
 基礎化粧品(ローション、クリーム、美容液、口紅、クレンジングなど)、石けん、ヘアケア(シャンプー、リンス、トリートメントなど)、ボディケア(ボディローション、ボディソープなど)、医薬部外品の製造を得意とする。
 石けんは「手作り石けん」として丁寧に作って小ロットから受けている。ほかにも肌に優しい弱酸性型石けんや新触感のクリームシャンプーなど独自開発品の提案を進めている。
 同社では天然由来の素材を用いた製品づくりを得意としている。その際の素材と素材の組み合わせの相性も熟知しているため、品質が高く、より肌に有効的な製品をつくることができる。

独自性の高い国産素材をラインアップ/ユニアル

2018.01.12

 ユニアル(東京都板橋区)は、豊富な食経験に裏打ちされた安全性と科学的エビデンスに基づいた機能性を両立する独自性の高い国産健康食品素材を原料供給・OEM供給している。
 昨年上市したシークヮーサー果皮抽出物「PMF90」は、排尿障害改善素材として既存の素材であるノコギリヤシと差別化できる新規性の高い素材として、提案を強化している。
 「PMF90」は、シークヮーサーの搾汁残渣から特許技術でノビレチンおよびタンゲレチンを高濃度で抽出した独自素材。ノビレチンおよびタンゲレチン90%以上(うちノビレチン50%以上)と高値のため推奨摂取量を抑えることができ、製剤上の負担にならないことが特徴だ。
 機能性については、男性の前立腺肥大に起因する排尿障害と女性の過活動膀胱による排尿障害の双方に対する有効性がマウスを用いた試験で示されており、頻尿や尿漏れなどの排尿障害を有する男女を対象としたヒト臨床試験でも排尿障害改善作用が確認されている。
 同試験では、被験者にシークヮーサー果皮抽出物を摂取させ、国際立腺症状スコアおよび過活動膀胱の指標スコアの変化を比較したところ、プラセボ群に比べて優位なスコアの改善を確認。夜間排尿の回数についても減少が確認された。
 愛知県および岐阜県産もみじエキスFDパウダーは、サプリメントとしては新規性が高く、なおかつ「和」素材としてのイメージも良いことから、既存のダイエット素材と差別化できる原料として提案を強化。
 有効成分としてアントシアニンを始めとするフィトケミカルを豊富に含有し、マウスを用いた試験で血糖値上昇抑制をはじめ、インスリン抵抗性改善、脂肪吸収抑制、体重上昇抑制、中性脂肪・コレステロール低下などの作用を確認した。
 そのほか、日本三大銘茶に数えられる埼玉県の狭山茶を使用した緑茶粉末「ヘルシーカテキン・イート茶」、抗ストレス・ブレインフードとしても注目される秋田県産ホップ粉末など個性豊かな国産新素材をラインアップしている。

黒ショウガの抗肥満作用に注目/丸善製薬

2018.01.11

 丸善製薬(東京都渋谷区)は健康食品向けとして黒ショウガ「ブラックジンジャー抽出物」の販売を行っている。通常の健康食品だけでなく、機能性表示食品として用途も増えている。年間供給量も増加傾向だ。
関与成分は「5・7‐ジメトキシフラボン」で、表示している機能は「筋肉をつくる力をサポート」「中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つことが報告されています」(抜粋)などとである。
マウスを用いた研究では筋重量の測定が行われ、腓腹筋量、ヒラメ筋量の増加傾向を確認。前肢筋力の増強、ぶら下がり時間延長作用傾向も確認された。
また、作用メカニズムについてもマウス筋芽細胞を用いたin vitro試験で、ブラックジンジャーは筋芽細胞を増殖し、筋肉の分化に関連する遺伝子の発現を亢進。また、ミトコンドリアの合成等に関与するPGC-1αの発現も亢進したことを認めた。
ヒト試験では脂肪燃焼量増加、体脂肪減少を確認するなど幅広い有効性がわかっている。
そのため、抗肥満なども期待されていて、今後さらに研究も進めていく。
現在、標準タイプ及び水溶性タイプを揃えている。
啓もう普及を目的としたユーチューブでの動画も行っており、100万回再生(5月〜9月)突破するなど、認知度向上に努めている。

紅茶の摂取がストレス軽減に効果/オルトメディコ

2018.01.11

 オルトメディコ(東京都文京区)では早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の高見沢菜穂子氏との研究で、紅茶がストレス低減効果を確認した。
 研究では日ごろストレスを感じている健常な成人日本人男性(男性10名、女性11名)を対象に、500mlの紅茶に相当する紅茶エキスカプセルを4粒ずつ朝・昼・晩の食前に摂取させ、自律神経機能と気分状態に対する影響を評価した。
 心拍測定による自律神経機能の評価では、自律神経機能のバランス評価の指標であるLF/HF比を低下させる傾向が確認され、気分プロフィール検査では、紅茶エキスカプセルの摂取により、緊張・不安といったネガティブな気分を有意に低下させることが確認された。

高齢者薬摂取対策で指針公表へ/厚労省

2018.01.10

 厚労省の「高齢者医薬品適正使用検討会」(座長=印南一路氏)が12月22日、行われた。高齢者の医薬品多量摂取で副作用のリスクも高いことから規制に向けた話し合いがなされてきた。今後、指針が発表される予定だが、高齢者の医薬品摂取量を減らすことで医療費削減に役立つと期待されている。
 医薬品摂取に頼らず、疾病予防対策の一つとして健康産業界では健康商材への活用の期待の声も多い。

プラズマローゲンの販促に注力/丸大食品

2018.01.09

 丸大食品(大阪府高槻市)は独自開発の健康食品向け原料、プラズマローゲン「鶏ムネ肉エキスDG」の販促について昨年以上に注力していくこととなった。
 鶏ムネ肉由来のプラズマローゲンとして平成28年秋に上市してから、着実に採用が決まっていて、その供給先は数十社レベルとなっている。 今年はさらに新規採用を増やすことを目指しつつ、生産体制についてもこれまで以上に大口にも対応できるように努めていく。
 プラズマローゲンは脳機能向けの天然素材として昨今、需要が高まっている人気素材である。
 現在、市場ではさまざまなプラズマローゲンがあるが、同社の鶏ムネ肉由来プラズマローゲンは10年以上の開発期間、そしていくつもの有効性研究を行ってきたことで機能面でも優れた素材と言える。長年の研究実績によって特許も複数揃えている。
 用途特許については「抗中枢神経系炎症剤」と「脳神経細胞申請剤」を取得済み。
マウスを用いた研究で脳の前頭野や海馬の脳内炎症の抑制作用、アルツハイマー病の発症原因としてアミロイドβたんぱくの蓄積抑制作用などを確認済みだ。
 さらに、昨年は「学習記憶能力増強剤」の用途特許を取得した。これは健常な哺乳動物が特定のプラズマローゲンを摂取することにより、健常な学習記憶能力が増強される点が認定された。
 ほかにも製造特許「鳥類ムネ肉から得られる機能性素材及びその製造方法」などがある。
昨年まで行われた有効性研究については健常人を対象としたヒト臨床試験結果を論文投稿した。健常な男女が「鶏ムネ肉エキスDG」配合カプセルを12週間連続で摂取することによる無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験で脳機能改善効果が期待できる結果となった。当然、副作用などはなく、安全面や品質の高さが確認されている。
 なお、販売に関しては代理店のIHM(東京都品川区)が行っている。
 丸大食品では1月31日〜2月2日に行われる健康博覧会(東京ビッグサイト)に出展する。プレゼンテーションセミナーとして「プラズマローゲンの認知機能改善効果について」(丸大食品・中央研究所担当者)と題して二度行う予定だ。日程は以下の通り。
。鰻遑械影(11時40分〜12時10分)
■卸遑夏(11時40分〜12時10分)

ヒハツエキスが3件目の特許取得/丸善製薬

2018.01.09

 丸善製薬(東京都渋谷区)は、独自素材のヒハツエキスについて「Tie2活性化剤、血管の成熟化剤、及び血管の安定化剤、並びにTie2活性化用飲食品」(特許番号:6246859)として12月12日に特許を取得したことを発表。同素材に関する特許は今回で3件目となった。
 Tie2の活性が低下すると毛細血管内の壁細胞と内皮細胞が剥がれ、隙間から栄養分や老廃物が漏れ出すことが分かっている。一方、植物にはTie2を活性化させる成長因子・アンジオポエチン-1と似た働きを持つ成分があり、摂取することで毛細血管の構造を安定化することが示唆されている。
 同社では「ヒハツエキスおよびすでに特許を取得済みのスターフルーツ葉エキス、コロソリン酸が持つTie2活性化作用と血管の構造安定化させる働きを通じ、健康な毛細血管の維持に役立つ商品開発の支援を積極的に進めていく」と意気込んでる。

「ヒトケミカル」が運動機能を向上/コサナ

2018.01.05

 コサナ(東京都中央区)は12月19日、「運動と栄養によるスポーツパフォーマンスの向上」をテーマに消費者向けセミナーを開催。同社の寺尾啓二社長はスポーツパフォーマンスの向上に必要な要素として々鎧晴臭▲┘優襯ー産生促進6變倭強の3点を挙げ、それぞれに対する機能性食品のエビデンスを紹介した。
 抗酸化作用については、マヌカハニーに含まれるシリング酸メチルは優れた抗酸化作用を持ち、実際に運動パフォーマンスを向上することが分かっている。さらに、α‐オリゴ糖と合わせたマヌカオリゴパウダー(MAP)とすることで、さらに抗酸化活性が向上するとの研究結果も報告した。
 生体内でのエネルギー産生については、CoQ10、R体α‐リポ酸、L‐カルニチンなどの成分が大きく関わっているが、どちらも安定性や吸収性が悪いことが難点であった。
しかし、γ‐オリゴ糖で包接することでR体α‐リポ酸の安定性を高めるとともに、CoQ10の水溶性を格段に高めることができ、ヒト臨床試験では持久力の向上や疲労回復などの機能性が確認されている。同社ではこれらの成分を「ヒトケミカル」と定義し、5大栄養素と食物繊維を合わせた「8大栄養素」として提唱している。
 筋力増強については、ウルソール酸の筋肉増加作用や、クルクミンの抗疲労作用・筋肉損傷抑制作用を紹介。どちらもγ‐オリゴ糖で包接することで吸収性が高まるため、より高い効果が期待できるとした。

AHCCが「鼻咽頭症状」を改善/アミノアップ化学

2017.12.26

 アミノアップ化学(札幌市清田区)は主力のAHCC(キノコ菌糸体由来の活性化糖類関連化合物)に関する新たな研究結果を9月に行われたヨーロッパ臨床栄養代謝学会で発表した。
 この研究は帝京平成大学と共同で行われたもので、二重盲検プラセボ対照比較試験として行われた。早期健康チェックで1項目でも該当した成人23人(20〜24才)を対象によるもので、 AHCC(3g/日)かプラセボを14日間摂取後にAHCC摂取群は鼻症状の改善が明らかになった。
また、副交感神経指標の心拍の高周波成分に抑制傾向が見られたため、鼻症状改善の機序として自律神経の関与が示唆された。さらにAHCCの摂取によって、粘膜免疫能の指標である唾液中の分泌型免疫グロブンA量に増加傾向がみられ、AHCCが免疫系に作用する可能性が示唆された。

差別化素材を用いたOEM提案を推進/シンギー

2017.12.25

 シンギー(東京都千代田区)は、オットセイ骨格筋加水分解物含有食品「大精軍〜夜の陣〜」を薬局などで販売するとともに、OEM提案に力を入れている。
 同品は、オットセイ骨格筋加水分解物をはじめ、鎖陽、ニクジュヨウなどの東洋ハーブを配合。体感が高いことや差別化しやすいことに加え、OEMではスピード感のある商品開発が支持され、引き合いが増えている。
 また、発売開始から20年を超える関節対応のロングセラー商品で、漫画家の里中満智子氏も長年愛用しているアリ加工食品「エイエヌティー」も、顧客からは“関節が元気になる”をキーワードに強壮商材としてのOEMの問い合わせも見られるという。
 同社では、現代人のニーズに合わせた漢方素材を用いたOEM提案を推進。差別化、スピード感などが支持されている。

新たな有機素材を続々上市/テルヴィス

2017.12.22

 多数の有機素材を取り揃えるテルヴィス(東京都中央区)は、新たにペルー産「オーガニックサチャインチナッツ」「オーガニックカカオニブ」の供給をスタートした。
サチャインチナッツは、オメガ3、9種すべてのアミノ酸、ビタミンE、食物繊維など豊富な栄養素を含むスーパーフード。同社が供給する差チャインチナッツは、ロースト品のため香ばしく、一般的なサチャインチナッツに比べて「くさみが無く食べやすい」と好評だ。グルテンフリーな点も好まれている。
カカオの胚芽部分であるカカオニブは、ポリフェノールのほか、ときめきホルモンとも呼ばれるフェニルエチルアミン(PEA)、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が含まれる。スムージーやヨーグルトなどに配合するなど用途は多彩である。
同社ではそのほかにも、整腸作用を持つ有機アガベイヌリンや低GIを特徴とする有機アガベシロップなどの原料供給・OEMとともに、有機JAS認定「とろりーのイタリアンスムージー」や「有機レモン果汁」といった人気製品も多数取り扱っている。

グルコサミンの機能性表示届け出の経緯などを報告/薬健研勉強会

2017.12.20

 薬業健康食品研究会の平成29年度機能性食品勉強会が大正製薬にて開催され、一般社団法人健康食品産業協議会小田嶋氏、甲陽ケミカル鶴田氏らが講演を行った。
 鶴田氏は「グルコサミンの現状と将来」と題し、機能性表示制度の最重要ポイントや自社製品グルコサミンの機能性表示食品の撤回、スポーツにおける骨・関節ケアの必要性について講演を行った。消費者庁へ機能性表示食品の届出申請を行った際「特定保健用食品(以下、トクホ)より厳格であってもよいが、トクホより緩和されるということがあってはならない」と消費者庁から話を受け、計4回の届出を経て登録公開に至った経緯から「安全性・研究レビュー・作用機序」が届出書類の最重要ポイントだと語った。
 自社取り扱い製品(グルコサミン〈A139〉・コーヨーグルコサミン〈A147〉)の届出撤回を事例に、機能性関与成分名称の注意点として、撤回理由は「機能性関与成分名称変更」であり、機能性表示届出制度では機能性表示関与成分名は「食品衛生法の名称ではなく、研究レビュー採用論文中の化学物質名で記載しなければならない」ためであったと説明を行った。なお、「関与表示成分名は変更届では行うことが出来ず、撤回をしなければならない」と語り、届出書類、登録公開、撤回に至るまでの過程を現場視点から発信した。

アミノ酸の健康効果に関する研究データを報告/第7回アミノ酸原料セミナー

2017.12.19

 味の素ヘルシーサプライ(東京都中央区)は12月4日、第7回アミノ酸原料セミナーを開催した。
 「健康に対する新規アミノ酸製剤の可能性」と題したセミナーでは、20種類のアミノ酸から数種類を組み合わせ、免疫向上、胃の運動機能改善、疲労感軽減、金タンパク質合成促進の4つの健康課題にアプローチできるアミノ酸製剤が紹介された。
 胃の運動機能改善ではアルギニンとグルタミン酸を組み合わせた「Amino A&G」が胃もたれや食欲不振、食べる量の正常化に有効であるとの研究データが報告されている。
このほか、「高齢者の食生活と健康への影響について」と題したセミナーでは消費者の食卓写真調査を行った結果が発表された。調査では食欲、体力のあるシニアは栄養過剰による肥満、生活習慣病が健康課題となり、食欲、体力が減退する75歳以上のシニアでは栄養不足、筋力不足、低骨密度が健康課題となることが明らかになった。高齢者のための適切な栄養摂取のポイントとして、セミナーでは肉や魚、卵、大豆など、十分なたんぱく質の摂取をあげ、乳製品やサプリメントの活用もロコモ予防に有効であることが紹介された。

肌・毛髪などアンチエイジング効果を紹介/第2回レスベラトロール研究会

2017.12.18

 レスベラトロールに関する研究の情報をまとめ正しい情報の拠点となり、研究についての交流・議論を深める場として昨年発足した「レスベラトロール研究会」の第2回目の研究会が11月11日都内で開催された。
 講演では、Y,sサイエンスクリニック広尾の日比野佐和子統括院長による「見た目のアンチエイジング〜美肌のためのレスベラトロール〜」、大阪大学大学院医学系研究科の森下竜一教授による「レスベラトロールとアンチエイジングライフ〜体の内側からのエイジングケア〜」が披露された。
 日比野氏は、レスベラトロールの3つの美容の働きとして、「『ハリ』アップ・『潤い』アップ・『シミ』減少」を挙げ、美肌の領域においては嬉しい素材であることを紹介。また、森下氏は、レスベラトロールの効果として、抗酸化力&カロリー制限、血管力を高める、代謝改善・脂肪蓄積抑制、脳(心)の健康維持を挙げ、体の内側からのアンチエイジングによる肌・毛髪・骨格・表情といった見た目の美しさにつながることを説明した。

MSM、美容用途でも拡販へ/CICフロンティア

2017.12.14

 CICフロンティア(東京都港区)は、世界トップシェアのMSM原料「Opti MSM」を日本市場で展開しており、ロコモ予防、関節対応素材として採用が増えている。このほど、同素材の製造元である米国バーグストロームニュートリション社が、MSMの経口投与や塗布によって、しわの減少や肌水分量が増加するといった美肌に関する臨床試験結果を公表。CIC社ではこうしたデータをもとに、MSMの美容分野での拡販にも努めていく。
MSMの経口投与による二重盲検プラセボ対照試験では、20人の被験者がMSM3g/日またはプラセボを16週間摂取。その後、専門家の目視によるグレード判定、機器分析、被験者の感じ方(自己評価質問票)で有効性を評価した。
専門家によるグレード判定では、MSMを摂取した被験者の100%で目尻のしわの減少、82%でしわ全般の減少がみられた。また、機器(カメラ撮影等)による分析では、MSM摂取の被験者全員で全しわ、しわの長さ、程度の減少がみられ、全しわの平均減少率が38%、深じわの減少率が67%、水分量においても平均23%の改善がみられた。被験者による自己評価質問票でも、被験者の91%が目尻のしわの治療を良いものと感じ、82%が小じわやしわについても良い印象を持たれた。
MSMの局所塗布による臨床試験では、43〜63歳の白人女性11人にMSMを15%配合したジェルを8週間にわたり塗布してもらい、その後、画像解析によるしわの解析、機器を用いての皮膚水分と肌荒れを測定した。
その結果、8週間で平均70・35%のしわが減少し、最大減少率は81・28%だった。肌荒れについても約30%軽減し、皮膚水分も37%増加した。また、安全性に関しても、皮膚刺激性または皮膚感作性を示さないことを確認している。

第2四半期売上76%増加の189・3億円/オイシックスドット大地

2017.12.13

 食事宅配サービスなどを運営するオイシックスドット大地(東京都品川区、☎03・6867・1149)は11月13日、平成30年3月期の第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比76・7%増加の189億3500万円、営業利益は12・3%減少の2億3700万円を記録した。
 主力の宅食事業「Oisix」では、定期宅配サービスの会員数が前年度末から1万8468人増加の15万5827人に到達するなど、計画を上回るペースで推移。同事業の売上高は114億7409万円、セグメント利益は13億9201万円となった。
 一方、今年3月末に子会社化した「大地を守る会」の宅食事業は、前年度末から会員数が2458人減少の4万3687人となり、売上高は54億8717万円、セグメント利益は9億366万円だった。

EC-12、エビデンス武器に販路拡大/コンビ

2017.12.12

 殺菌乳酸菌のトップブランド「EC-12」、殺菌ビフィズス菌「BR-108」を供給するコンビ(さいたま市桜区)は、腸内細菌叢の改善や免疫機構を介した整腸効果の作用メカニズムを解明するなど、多数のエビデンスを強みに販路を拡げている。
 「BR-108」は、母乳栄養児から発見されたビフィズス菌。EC-12で培った製造技術を活用して殺菌処理し1gあたり1000億個に調整した。
 インフルエンザウイルス感染症の症状緩和効果を検証した研究では、インフルエンザウイルスを経鼻摂取したマウスに1日2回サンプルを経口投与したところ、感染3日目後の肺及び気管支肺胞洗浄液のウイルス量が有意に減少した。NK細胞活性化や花粉症抑制効果、腸内細菌叢改善効果などに対しても研究データを持つ。
 「EC-12」は免疫活性に優れ、1日200咫紛歐遙横娃芦個)の摂取で腸内のビフィズス菌の占有率増加や便通改善効果が確認されている。

第21回トレハロースシンポジウムを開催/林原

2017.12.11

 でんぷん由来の多機能糖質・トレハロースを製造・販売する林原(岡山市北区)は11月16日、「第21回トレハロースシンポジウム」を東京・御茶ノ水で開催。今回は、トレハロースの研究・開発に関わる専門家による細胞防御機構や食品の品質保持機能などの講演に加え、特別企画としてトレハロースを使用している食品メーカーや洋菓子店の製品が紹介された。
 林原・糖質事業本部の池上庄治氏は、「トレハロースで食品の品質をコントロール!」と題して米飯やめんを中心に、でんぷんの老化抑制や麺の茹で時間短縮、たんぱく質の変性抑制、水分の保持、変色抑制など食品の品質保持・向上に関する機能を解説。「トレハロースはでんぷん以外にも様々な調理食品に採用されており、製品開発や研究に利用して欲しい」とした。
 その他の講演では、京理科大学薬学部の樋上賀一氏が「トレハロースの細胞防御機構」をテーマに、今年のノーベル賞受賞で注目されたオートファジーとトレハロースの関係を解説したほか、「豚精子の凍結保存におけるトレハロースの有効性」、「毛髪内タンパク質の変性・凝集を抑制するトレハロースの化粧品への応用」、「抗がん剤投与ラットにおけるトレハロースの口腔粘膜炎予防効果」など、最新の研究成果が報告された。
 講演の間に行われた特別企画では、フリーズドライフルーツや洋菓子、乾麺などのトレハロース採用品を紹介。フリーズドライフルーツなどを販売するケイ・エイム・ナチュラル(青森県田舎館村)の平俊隆社長は「果物をフリーズドライにする場合、栄養成分は残るが香りなど低分子の成分が飛んでしまうのが単店だった。一方、素材の前処理にトレハロースを使うと風味が残り、酸化による褐変を防ぐため酸化防止剤も不要になる」と有用性を訴えた。
同社の森下治社長は「トレハロースの製造キャパシティは年間5万トン弱まで達し、設備投資から次のステップへ進む時期に来た。今後も産業界と協力しながら皆様の生活に貢献したい」と抱負を述べた。

J‐オイル、健食事業撤退へ/「豊年 大豆レシチン」など来年6月メドに終売

2017.12.08

J‐オイルミルズ(東京都中央区、筍娃魁Γ毅隠苅検Γ沓隠娃魁砲錬隠鰻遑横影都内で、2018年3月期第2四半期(4月1日〜9月30日)決算説明会を開催した。
この中で、「油を究めて幸せを創る2020」をスローガンとする第五期中期経営計画の説明があり、オリーブオイル市場の拡大など油脂における高付加価値領域拡大に取り組むとともに、構造改革・経営基盤強化といった事業戦略の一つとして、健康食品事業からの撤退を発表。同社の八馬史尚社長は、長年の愛好者のいる商品もあるとした上で、2018年6月をメドに「豊年 大豆レシチン」も含め全商品を終売するとした。

【今月の紙面から】機能性表示食品届出受理件数トップはファイン

2017.12.07

2017年(1月1日〜12月1日現在)機能性表示食品受理件数の1位は、ファイン(大阪市東淀川区)で64件に達した。機能性関与成分、機能性表示も多彩で、サプリメント形状が30商品、その他の形状が34商品ある。
同社は一般のサプリメントや健康食品に加えて、「機能性表示食品シリーズ」「LOHASoup;カラダにやさしいスープシリーズ」「ファインスーパーフードシリーズ」の3ラインアップを強化しており、店頭を中心に展開している。その他の形状の機能性表示食品は、スープやスーパーフードを使ったスムージーなどだ。
同社は9月にも機能性表示食品7製品を新発売している。イチョウ葉エキス粒(記憶力の維持)、アイビタン(眼のピント調節と疲労感)、非変性コラーゲンUC-供覆劼挟慇瓩僚斉霎)、還元型コエンザイムQ10(疲労感の改善)、GABA(血圧の低下)、RW(血圧の低下)、メタコーヒー(血糖値上昇抑制)だ。
同社の佐々木社長は今年、新商品発表会で「ファインの商品は機能性表示食品に合致するものが多く、これらを機能性表示食品に切り替えていくのはメーカーとして自然な取り組みだ。今後さらに伸びていく機能性表示食品をお客様にどのようにアプローチできるかが重要だ」と挨拶している。
こうした戦略で機能性表示食品受理件数1位となっている同社は、機能性表示食品の製造・届出の豊富なノウハウを持っているため、OEM製造の依頼が増えているという。
「月刊H&Bリテイル」12月号紙面より)

「機能性表示食品・市場創造大賞」受賞商品発表/「月刊H&Bリテイル」

2017.12.06

ヘルスビジネスマガジン社は、機能性表示食品制度の認知向上と生活者への健康情報の啓発に寄与したヒット商品を表彰する『機能性表示食品・市場創造大賞2017』を実施し、「月刊H&Bリテイル」12月号紙上にて受賞商品を発表しました。
従来は生活者認知の低かった素材・成分の健康機能を広く啓発した商品に贈られる『価値創造賞』には江崎グリコ「BifiXヨーグルト」、カゴメ「カゴメ野菜ジュース」が、商品を通じた新たな健康習慣の提案を顕彰する「新習慣普及賞」にはSBIアラプロモ「アラプラス糖ダウン」、ビタリア製薬「歩コレシピ」が選ばれるなど、受賞商品一覧には2017年の市場を盛り上げた商品が顔を揃えました。
「月刊H&Bリテイル」12月号では、受賞商品の選評、各社授賞コメント、2017年年間売上ランキングをご覧いただけます。

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天然青色素「リナブルー」SNS映えで認知拡大/DICライフテック

2017.12.04

DICライフテック(東京都中央区、☎03-6733-5540)は、微細藻類・スピルリナから抽出した天然系青色素「リナブルー」の提案に力を入れている。今春からは、加工食品メーカーや外食産業などBtoBの販売に加え、自社製品【写真】の販売をスタート。同素材の青色を用いた料理がインスタグラムやフェイスブックなどのSNSに投稿されたことで認知度が急上昇し、好調な売り上げを見せているという。

MLM大手・フォーデイズが特商法違反/消費者庁

2017.12.01

 消費者庁は11月24日、核酸飲料「ナチュラルDNコラーゲン」などを販売するMLM大手・フォーデイズ(東京都中央区)に対し、特定商取引法違反で平成29年11月25日から30年5月23日まで6か月間の一部(新規勧誘、申込受付および契約締結)業務停止命令を行った。
 違反と認定された行為はヾ誘者が勧誘に先立って同社の名称や勧誘をする目的である旨、商品の種類を明らかにしなかった(氏名等不明示)、勧誘者が本件商品にそのような効能が無いにも関わらず「これを飲んだら目が治ります」、「ガンが治った人もいる」などと商品の効能について不実のことを告げた(不実告知)の2点。
 同時に、)楫鐓ι覆鮃愼した者に対し、病気の治療や予防などの効能はない旨を、平成29年12月25日までに通知し、その通知結果を消費者庁長官に報告すること∈2鵑琉稟森坩戮糧生原因を調査分析の上検証し、その結
果を消費者庁長官まで報告すること0稟森坩戮虜独防止策およびコンプライアンス体制について、取引を再開する1か月前までに、消費者庁長官まで文書にて報告すること(抜粋)の3点が同社に対して指示された。
 業務停止命令を受けたフォーデイズは、同社代表取締役社長の和田佳子氏名義で「一部業務停止命令等に関するお知らせとお詫び」と題した文書を同社ホームページで公開し、「弊社では今回の処分を真摯に受け止め、コンプライアンスの改善を徹底し、再発防止に努めて参りますので、今後ともよろしくお願いします(抜粋)」とコメントしている。

遺伝子組換え「不分別」存続へ/消費者庁

2017.11.30

 消費者庁は11月16日に第6回遺伝子組換え表示制度に関する検討会を開催し、「遺伝子組換え不分別」表示の扱いや、「遺伝子組換えでない」表示をするための要件などを議論した。
 遺伝子組換えの有無については、従来IPハンドリング(分別流通管理)の実施の有無で「遺伝子組換え」「遺伝子組換えでない」もしくは「遺伝子組換え不分別」の表示が行われているが、消費者からは「『遺伝子組換え不分別』の意味が分かりにくい」という意見が多く、消費者から事業者への問い合わせが多いことも消費者庁のヒアリング調査で明らかになった。
 消費者庁は対応策として 岼篥岨卅抜垢不分別」に代わる、より実態を反映した分かりやすい表示を行う◆嵒塋別」を廃止し、「遺伝子組換え」「遺伝子組換えでない」の2区分にする、の2案を提案。
 消費者側の委員からは「遺伝子組換えかどうか分からない、という表示はあり得ない」「分別管理をしていないものは『遺伝子組換え』に分類すべきでは」との意見も出たが、業界側の委員からは「完全に分類するのは現実的に難しい」「不分別の中には非遺伝子組換えのものも含まれるため、一概に遺伝子組換えと見なすのは、かえって消費者に誤認を与える」といった意見もあり、「現行の表示が分かりにくいのならば、『不分別』の意味を消費者に啓もうすべき」といった声も聞かれた。
 いずれにせよ、今後の落としどころとしては、より消費者に分かりやすい表示方法の模索が落としどころとなりそうだ。
 なお、次回の検討会は12月18日の14時を予定している。

「バイオブラン」の抗がん作用に関する包括的研究が論文発表

2017.11.29

 大和薬品(東京都世田谷区)は、免疫賦活・抗腫瘍に関してヒト臨床試験を含む数多くのエビデンスを有する米ぬかアラビノキシラン「バイオブラン」を販売している。
原料供給・OEMのほか、自社製品を医科向けルートなどで販売しており、世界50か国以上での販売実績を持つ。
「バイオブラン」は、米ぬか由来の水溶性食物繊維・ヘミセルロースBに、シイタケ菌糸体「DAIWA‐A95菌」由来の酵素で吸収性を向上させた独自素材。
これまでに研究論文を約60報、学会発表140件以上を積み重ねており、豊富なエビデンスと体感性の高さが高く評価されている。
最近では、オーストラリアの研究者が論文や文献30報および2件の学会発表概要を用いてバイオブラン(MGN‐3)の機能性に関するシステマティックリサーチを実施し、現地の学術誌に論文が掲載されている。
同論文では「MGN‐3ががんの従来療法を補完する効果的な免疫調整物質であることは、十分なエビデンスによって裏付けられている」と結論付けられており、「バイオブラン」の有用性に関して、第3社による包括的な論文が発表されたのは本件初めてとなる。
同社では、来年7月1日に「バイオブラン研究会 2018年国際大会」の開催を予定しており、今後もさらなる機能性の究明とその認知拡大に努めていく方針だ。

プロテオグリカンで膝関節への機能性を確認/日本薬品

2017.11.28

 日本薬品(東京都中央区)は、サケ由来プロテオグリカン素材を供給している。
規格はプロテオグリカン40%以上、非変性の況織灰蕁璽殴鵤苅亜鶲幣紂▲廛蹈謄グリカン複合体として80%以上。
千葉大学薬学部とともに開発した、細胞外マトリックスにおけるプロテオグリカン構造が壊れることのない抽出製法で製造されている。
プロテオグリカン複合体40mg摂取群30人とプラセボ摂取群30人に分けて12週間摂取させたヒト試験では、プロテオグリカン摂取群はJOAスコア、JKOMスコア、VASアンケートなどが有意に改善し、膝関節への効果が明らかになった。
また、今年イタリアで行われた国際プロテオグリカン学会では、サケ由来プロテオグリカンに関する新たな知見を発表している。

アリ加工食品で差別化OEMを推進/シンギー

2017.11.27

 シンギー(東京都千代田区)は、差別化できる関節対応商材として、アリ加工食品のOEM提案に力を入れるとともに、自社商品「エイエヌティー」を薬局薬店などで販売している。
 同品は、中国衛生部が食用として認可する「擬黒多刺蟻(ぎこくたしあり)」を使用。亜鉛、セレン、マグネシウムなどを豊富に含み、体感が高いことなどが支持され、発売開始から20年を超えるロングセラー商品となっている。また、漫画家の里中満智子氏も長年愛用している。
 擬黒多刺蟻は、一般的な蟻の10倍以上の力を持ち、自重の400倍の物を持ち上げ、1700倍の重量を引く足腰を持っている
 また、同社では毎日のウォーキングを楽しみたい人、軽やかな毎日を送りたい人などに向けて開発したナマコとアリを中心に13種類の素材を配合した「万歩軽(まんぽけい)」も販売しており、アリやナマコといった差別化素材を用いたOEMにも対応する。

ガン患者対象試験で論文発表/アイ・ティ・ビ・エス

2017.11.24

 オタネニンジン果実健康食品のパイオニア、アイ・ティ・ビ・エス(東京都荒川区)は「參壽惠(さんじゅけい)」シリーズの販売ならびにOEMを手がけている。
25種以上のジンセノサイド、サポニン配糖体、ビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素を含むオタネニンジンは中国で古くから強壮や不老長寿を目的に用いられてきた。特にその果実は根に比べて5倍以上のサポニンが含まれており、なかでも体の抵抗性を上げるサポニンReは根よりも20倍以上含まれることが明らかになっている。
 東邦大学医学部による研究では、ガン患者205例にオタネニンジンサポニンを3週間〜1年経口投与した。その結果、放射線照射による消化器系損傷での食欲不振改善、赤血球、白血球および血小板が正常値に戻り、完治が早くて3週間、長くて1年で終了。「朝鮮人参果実サポニン成分によるシスプラチン毒性に及ぼす抗酸化作用」として日本癌学会で発表された。
「參壽惠」シリーズはサプリメントやドリンク、アイスクリーム、石けん、化粧品など多数のラインアップを揃える。
 今年リニューアルしたドリンク「參壽惠プレミアムサンブロシア」は、オタネニンジン果実エキスにフィッシュコラーゲン、セラミド、エラスチンなど多彩な抗酸化美容成分を配合した。従来品と比べてカロリーは約半分、糖質は3分の2カットし、すっきりと飲みやすい。販路は通販や温泉施設など。引き合いは好調だ。
 「參壽惠 惠露ジェル」はサザンカオイルやアロエエキス、ヒアルロン酸といったこだわり原料を使用したオールインワンジェル。パラベン、鉱物油、シリコン、石油由来活性剤、着色料、合成香料不使用のため子どもや肌のトラブルを持つ人も安心して使用できる。
 OEMでは新たにチョコレートやハミガキ粉の処方も開発した。そのほかサプリ、化粧品、一般食品など顧客の要望に幅広く対応可能だ。
 「天然成分でここまで免疫力を高めるのはオタネニンジン果実しかない」(同社)として、今後も積極的に提案を進めていく。

β-クリプトキサンチンの機能性を紹介/日本みかん農協

2017.11.22

 日本みかん農協は10月26日、都内のレストランで「みかんプレスセミナー」を開催。みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンの健康効果の報告、みかんを用いたスイーツの試食会が行われた。
 講演では、アドバイザリーボード「フルーツ広場」コーディネーター補佐の矢野昌充氏(元農業研究機構果樹研究所研究員)が登壇。温州みかんなど柑橘類に特徴的に多く含まれるβ-クリプトキサンチンが、骨粗しょう症、糖尿病、肝機能異常症、動脈硬化症、脂質代謝異常症などの発症リスク低下に役立つことを紹介した。
また、三ヶ日みかんのような機能性表示みかんを、次世代型の「ヘルシーフルーツ」と称し、機能性表示食品で健康効果を宣伝することができるようになったことで、従来のビタミンCや食物繊維などとともに、温州みかんの健康効果に関する研究成果を、消費者の健康増進に役立てていきたいとした。
なお、スイーツは、東京・表参道のレストラン「エノテカ リヴァ・デリ・エトゥルスキ」オリジナルの「みかんのムース キャラメルのソースとみかんのジャム添え」がふるまわれた。

「サラ牛」開発経緯など語る/第10回サラシア属植物シンポ

2017.11.21

サラシア属植物普及協会主催「第10回サラシア属植物シンポジウム」が東京・信濃町の明治記念館で行われ、吉野家ホールディングスの梶原伸子氏が機能性表示の牛丼として話題になった「サラ牛」の開発経緯を語った。
 梶原氏は「日本人の外食・中食率50%近く、健康寿命の延伸に向けて健康にプラスとなるメニューの開発は外食産業において重要な課題である」とし、「牛丼は『高カロリーで栄養過剰につながるのでは』とのイメージもあるが、炭水化物・たんぱく質・脂質ともに一食分の3分の1以下であり、牛丼は白米単体で食べるよりも血糖値の上昇を抑制するとのデータもある。そこで、機能性関与成分を配合することで、さらに強力な食後血糖値上昇抑制作用を有する牛丼の具が開発できると考え、
サラシアエキスおよび難消化性デキストリン配合の牛丼の具で試験をおこなったところ、サラシア群では血糖値の有意な上昇抑制作用が確認されたため、『サラシア入り牛丼の具』の開発に至った」と経緯を説明。
 「サラシアエキス末は渋み・苦みがあるため、有効量を配合しながら100年愛されてきた吉野家の牛丼の味を壊さないよう調味液組成と配合タイミングを検討し、最終的に味・風味に違いの無い製品を完成させた」と語り、「これまでの冷凍牛丼より100円以上高い商品ではあるが、食事で血糖値対策ができるユニークな商品として喜ばれている。今後も食事による生活習慣病の予防に向け、商品力の強化と啓もうに努めていきたい」と意気込んだ。
 そのほか、シンポジウムでは吉川雅之会長(京都薬科大学名誉教授)が10周年記念講演として「大地のささやきを聴く‐サラシアの科学‐」とのテーマでサラシアに関する研究の歴史や有効成分の特定、安全性・機能性に関する研究を紹介したほか、特別講演として糖尿病治療を行う医師の池上博司氏(近畿大学医学部内分泌・代謝・糖尿病内科主任教授)が糖尿病治療の最前線や問題点を語り、血糖値上昇予防に関するデータを持つサラシア属植物に期待を寄せた。

第6回ヘルスアカデミーを開催/DSM

2017.11.20

DSM(東京都港区)は2日、健康食品メーカーなどを対象に最新の情報を提供する「第6回DSMヘルスアカデミー」を開催。「健康を科学する:テクノロジーとの融合」をテーマに行われた今回は、「パーソナライズド・ニュートリション」など最先端技術やビジネスモデルが普及し始める中、健康産業とテクノロジーの融合について、海外の事例を交えながら講演が行われた。
 講演では、DeNAライフケアサイエンスの石田幸子氏が「DeNAが目指すヘルスケアビジネス」とのテーマで日本初の自宅でできる遺伝子検査「マイコード」に関する取り組みを報告したほか、流通大手・イオンによるヘルスケアへの取組などが発表された。
 同社の中原雄司社長は「2050年には世界の人口が90億人に達すると言われる中、科学と技術、機能素材を通してどのように問題を解決していくかがこれからの課題」とし、「私達の技術を生かし、地球のサステナビリティ(持続的可能性)に貢献していきたい」と抱負を述べた。

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